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本館2階特別会議室 10時30分から 発表事項
※アフラック(アメリカンファミリー生命保険会社)との共同会見 |
知事
外池(とのいけ)社長には、遠路のところ、山梨へおいでくださいまして、本当にありがとうございました。本日、アフラックと「がん啓発・がん検診の受診率向上に向けた包括的連携協定」を結ぶことができましたことは、大変にうれしく思っているところであります。社長をはじめ、関係の皆様に深くお礼を申し上げたいと思います。
また、ただ今はチャリティコンサートをお開きになって、その会場の皆様から募金をしていただいた浄財を今回ご寄付いただいたということでありまして、この貴重な浄財を本県のがん対策に有効に活用させていただきたいと思っておりまして、重ねてお礼を申し上げます。
さらに明日14日から15日の2日間、小瀬スポーツ公園で県民の日の記念行事が行われるわけでありますけれども、その一環として、健康フェア「がん予防展」を開きますが、アフラックさんにおかれましては、いろいろな啓発のための資材だとか材料を提供していただいたということでございまして、このことにつきましてもお礼を申し上げる次第でございます。
がんは、国民の2人にひとりが一生の間に罹ると、3人にひとりがそれによって死亡するというまさに国民病でありますけれども、しかし、かつての不治の病といわれた時代から大いに異なりまして、早期発見すれば、そして早期治療すれば十分に治る病気でございます。
そのような意味で、県内にも多くの代理店を有するアフラックさんとの提携によりまして、アフラックさんの窓口において、がん検診の必要性をPRしていただくことは大変に意義深いことであり、我々としましてもありがたいことだと思っております。
この協定締結を機に、アフラックとの連携を図りながら、本県におけるがん対策の取り組みをさらに強化していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
今日は、どうもありがとうございました。
アフラック社長
まずはじめに、この度の協定書の締結にあたりまして、ご尽力いただきました横内知事様並びに関係者の皆様に心より厚くお礼を申し上げます。
官民の垣根を越えて山梨県と私どもアフラックとが、この協定の締結に至ったことは大変意義深いことでございまして、弊社といたしましても大変光栄に存じております。
今日は11月13日で、たまたま明後日15日は、私どもアフラックの35回目の創立記念日にあたります。35年前のこの日に、日本で初めてがん保険を発売して、業務を開始して以来35年間にわたり、弊社はがんと闘う方々と、またそのご家族の皆様のお役に立ちたいという思いを持ちまして、がんに関する啓発運動と、またがん保険による経済的あるいは精神的なサポートを差し上げることに努めて参りました。
この山梨県におきましても、現在約8万件の契約をお預かりしておりまして、今までに累計で210億円余りの給付金をお支払いしておりまして、県民の皆様にお役立てをいただいております。私どもが業務を始めた35年前と比べましても、がんに罹る方の数は増えておりますし、亡くなる方も増えておりますけれども、また一方で、医療の進歩によりまして、当時と違いまして早期発見あるいは早期治療ということで治すことができる病気にもなっております。その意味では検診による早期発見が、ますます大事だということでございますので、この今回の締結を機に、がん検診に関する県民の皆様の意識が高まり、がんの予防、早期発見ということにつながっていきますよう、私どもも弊社代理店共々、努力して参る所存でございます。
今回の協定締結によりまして、山梨県におけるがん対策がより一層強化され、山梨県民の皆様が健康で豊かな毎日を送られますよう祈念申し上げて、私のご挨拶とさせていただきます。
本日は、どうもありがとうございます。
記者
外池社長にお伺いしますけれども、今回の山梨県との締結によって、さらに取り組みとして一歩踏み込める部分はどのようなところにありますか。
アフラック社長
一歩踏み込むということは、どのようなこと(を示している)か(不明)なのですけれども、私ども、先ほど申し上げたように、ずっとがん保険というビジネスと並行して、がんに対する啓蒙・啓発運動というものを日本各地でいろいろ展開してきております。その中には、がんに対するセミナーですとか、今回行いましたチャリティーコンサート、いろいろな形をとっているのですけれども、この山梨県におきましても明後日に「がん予防展」というものを開催を考えています。それは今までの延長線上の話なのですけれども、これからまた新しいことを考え、またこの県内でも、この締結を機に代理店と協同して啓発のための、例えばちらしを皆様に配布をするであるとか、あるいはいろいろな掲示を行うとか、これは順次考えていきたいと思っております。
以上