ページID:13721更新日:2019年2月1日

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知事記者会見(平成17年9月22日)

詳細内容

記者会見の様子(JPG:54KB)知事臨時記者会見
平成17年9月22日(木曜日)11時00分から
本館2階特別会議室

<発表事項>
○「平成17年9月定例県議会提出予定案件について」

(知事)平成17年9月定例県議会提出予定案件について発表致します。
9月定例県議会は、9月29日に招集することとし、本日、招集告示を行ったところであります。
提出案件は、条例案11件、予算案1件、その他の議決案件47件、認定案件1件、承認案件1件、報告事項12件の予定であります。
このうち条例案につきましては、市町村の国民健康保険財政の安定化を図るために導入された都道府県調整交付金について、基本的な事項を定める
「山梨県国民健康保険調整交付金条例制定の件」、翌年度以降にわたり、物品を借り入れ又は役務の提供を受ける契約の対象範囲を定める「山梨県長期継続契約を締結することができる契約を定める条例制定の件」、明年3月に期限が到来する大規模法人等を対象とした法人県民税の超過課税を延長するための「山梨県県税条例中改正の件」などを提出することとしました。
また、平成17年度9月補正予算の規模は、一般会計で2億3,226万7千円であります。
今回の補正予算は、新たな補正要因で緊急を要するもの、懸案事項とされていた事業で、その取り扱い方針が決定されたもの、国庫補助金等の特定財源が決定したものなどを計上することとしたものであります。
内容としましては、子育て環境の充実を図るための児童福祉施設、医療水準の向上や災害時における医療の確保のための医療施設設備等の整備に要する経費、県立大学における看護教育の充実を図るための実習施設の整備に要する経費、地域社会全体で学校の安全管理に取り組む体制の整備や地域住民の自主的な防犯活動に対する支援など安全・安心なまちづくりの推進に要する経費などであります。
以上であります。
なお、詳細については財政課長から説明いたさせます。

<質疑応答>
○「明野廃棄物最終処分場について」

(記者)9月議会でも話題になると思いますが、明野廃棄物最終処分場についてお伺いします。
先日の峡北地区最終処分場整備検討委員会では、候補地の絞り込みが見送りになりましたが、それについてどのようにお考えになりますか。

(知事)北杜市明野町の皆さんに対して、地区ごとに説明会を行って参りました。先日の浅尾地区(浅尾上・下地区)の説明会では、反対派の方が説明会を拒否したということで、説明をする環境が整わず、やむなく説明会が開催できなかったと聞いています。
しかし、「説明をして欲しい。説明を聞きたい」という意見もあったと聞いています。本来は説明を聞いて頂いてということですから、説明を聞く前に拒絶するというのもいかがなものかと思います。
したがって、再度説明をすべきだという要請もありますので、そうしたことを踏まえて、浅尾(浅尾上・下地区)の皆さん方に旧明野村役場の庁舎で9月26日に実施していくと聞いています。

(記者)今回、浅尾地区への説明会を最後にやるということですが、反対派の住民の方々は「町全体で、全員を集めて説明会をやって欲しい」と言っていますが、それについてはいかがですか。

(知事)既に他の地区の説明会は済んでいます。浅尾地区(浅尾上・下地区)の説明会が先日拒否されましたので、そこについては再度行うということです。
それは、「説明を聞くべきではないか」という住民の方もいらっしゃったわけですから、そうした方に対しても説明をしていく義務があるのではないかと理解しています。

(記者)明野町全体としての説明会の実施というのは、考えていないということですか。

(知事)既に他の地区で説明会をやっていますので、もし、(明野町の)他の地区の方でも聞きたいという方がいらっしゃれば、9月26日に行う説明会に出席して頂ければ結構ではないかと思います。

(記者)浅尾地区の一部の住民の方が、「県がもう一度別の場所で説明会をやったとしても、参加しない」と言っていますが、もう一度説明会を開催すれば、「説明会はやった」ということで良いのでしょうか。

(知事)それは、聞きたくない方はやむを得ないのではないでしょうか。こちらは、説明会をしますので、説明を聞いた上でいろいろと判断して頂ければ一番良いことなのですが、聞く耳を持たないで、賛成とか反対とかいうこともいかがなものかと思います。

(記者)そもそも反対派の主張が、「浅尾が候補地として入っていることがおかしい」、「浅尾以外で候補地を探すということで歩み寄った」ということなのですが、いかがでしょうか。

(知事)それは違います。明野地内で設置していくということは、旧明野村の時代に話があって、峡北地区最終処分場整備検討委員会でも確認をされています。そして、明野の中の候補地を更に3箇所選び、加えて今まで進めてきた浅尾の現計画地も入った中で、何処が良いかということを専門家を含めて整備検討委員会で検討するのですから、そこを外すなどということは一度も出たことはありません。

(記者)そうしますと、これまでの4箇所から一つを選ぶということですね。

(知事)そうです。それに基づいて峡北地区最終処分場整備検討委員会で決めて頂けると聞いています。

(記者)先日の峡北地区最終処分場整備検討委員会で絞り込みが行われなくて、見送りになったということについての率直な感想をお願いします。

(知事)先日の説明会を真摯に聞いて欲しかったと思います。その説明会が流れてしまったので再度説明会を行って、それを以て、次の峡北地区最終処分場整備検討委員会に進むということですから、私どもとすればその責任を果たすべく26日に再度説明会を行っていくということです。

(記者)26日に開く説明会に例えば10人とか、少しの人しか来なかった場合に、その次の整備検討委員会で候補地の絞り込みが出来るとお考えですか。

(知事)4箇所の候補地のデータは既に出ていますので、そのデータに基づいて専門家を含めた整備検討委員会の中で判断がなされると理解しています。

(記者)前回は説明会が出来ない地区があったからということで、候補地を絞り込むのを見送ったわけですが、26日の説明会に例え少しの人しか来なかったとしても、説明会をやったということで、整備検討委員会では絞り込みを行うのでしょうか。

(知事)再度、説明会を行うわけですから、関心を持って頂いている方は、説明会に出席してくれるものと思っています。
説明会に出席しないという方は、一任したという解釈も出来るのではないかと思います。

(以上)

リリース日:2005年9月26日

知事政策局広聴広報課

甲府市丸の内1-6-1本館2F
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FAX:055(223)1525

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