ページID:86189更新日:2018年6月26日

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知事臨時記者会見(平成30年6月25日月曜日)

本館2階特別会議室

11時30分から

 

発表事項

平成30年6月定例県議会追加提出案件について 

知事

平成30年6月定例県議会への追加提出案件につきまして、ご説明申し上げます。本日、6月定例県議会に予算案1件を提出することとしました。去る6月21日国際自転車競技連合の理事会におきまして、東京オリンピック競技大会の自転車競技ロードレースにつきまして、本県の道志村、山中湖村を通過するコースが承認されたところです。競技運営の準備などを速やかに進める必要があると判断し、6月定例県議会に補正予算を追加提出することといたしました。追加提出の補正予算の規模は、1千8百万円余でございます。詳細につきましては、後ほど財政課長から説明します。

記者

1千8百万円余りということで、どういう方向性でやっていくための予算なのかを伺います。

知事

今回、予算案を追加提案することといたしましたが、オリンピック・パラリンピックの全体の機運醸成に係る予算につきましては6月議会の冒頭ですでに提案させていただいております。自転車競技の機運醸成は、道志村、山中湖村、関係団体等との調整がありますから、協議するための場をできるだけ早く作りたいと考えています。それほど遠からず、組織委員会の方から正式にコースが公表されることとなると思いますが、運営の準備を進める体制を作っていく必要があります。そして、ロードレースの先進事例の情報も収集する必要があります。2年後の本大会に向けて、来年はテストイベントがありますから、時間がない中で対応しなければならず、その準備にできるだけ早く着手したいということで、今回の1千8百万円余の追加補正の提出という運びになりました。

記者

アドバイザーの設置やイベントの開催とありますが、現段階で決まっているイベントやアドバイザーはどういう立場の人がどういうアドバイスしてもらうのかをお聞きします。

知事

イベントの詳細は、これから関係する自治体や競技団体と相談して県民全体で盛り上げていきたいと思います。アドバイザーは国際大会でもご活躍され、本県に近い存在である今中大介さんにお願いしたいと思っています。本格的な準備は、追加提出した予算について議会のご承認をいただいてから進めていくことになりますので、ご理解をいただければと思います。

記者

現段階で具体的なコースの調整を含めて課題はありますか。

知事

コースの最終的な詳細と全体像は、今回の理事会での承認を踏まえて、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会において関係するメインの自治体であります東京都や国際自転車競技連合と相談、調整して公表するとお聞きしています。細かい部分はたくさんあるでしょうけど、受入れ自治体としては県内を通過することを通じて山梨県の魅力を海外の皆さんを含め、できるだけ多くの皆さんに発信したいと考えています。また、これを通じて2020年以降の地域の活性化につなげていきたいと考えています。関係する2村と競技団体、そして県、組織委員会等でいろいろな部分を調整したいと思います。そういう意味で準備をできる体制づくりを今回の予算で組み立てていきたいと考えています。今後、組織委員会が関係する自治体に対して、いろいろ事務的に連絡調整する場も出てくると認識しています。

 

以上

 

 

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