ページID:88837更新日:2019年2月20日

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知事記者会見(平成31年2月19日火曜日)

本館2階特別会議室

11時30分から

 

発表事項

発表事項以外の質疑応答

知事記者会見写真

 平成31年2月定例県議会提出予定案件について

知事

平成31年2月定例県議会提出予定案件につきましてご説明いたします。2月定例県議会は、2月26日に招集することといたしまして、本日、招集告示を行ったところであります。

提出案件は、平成31年度当初分、平成30年度2月分を合わせて、条例案26件、予算案26件などを予定しております。

次に、平成31年度当初予算につきましてご説明いたします。当初予算につきましては、知事選挙が行われたことから、骨格予算として編成しております。一般会計の予算の規模は、4,348億円余であります。

予算編成の基本的な考え方についてでありますが、義務的経費については、年間所要額を計上しております。公共事業費等につきましては、対前年度当初比で公共事業費80パーセント、県単独公共事業費70パーセントを計上しております。新規施策的経費については、今後、検討を加えた上で、6月以降の補正予算に計上いたします。

次に、平成30年度2月補正予算につきましてご説明いたします。

国の補正予算に係る経費等を計上することとし、主な内容としては、防災・減災対策等を推進するための公共事業費などであります。

以上が、主な提出予定案件であります。詳細につきましては、後ほど財政課長からご説明申し上げます。

記者

まず、骨格予算ということで、新規事業は国の制度であるとか、それに沿ったものということで、その中には、東京圏からの移住とか、企業への就業を促進する「わくわく地方生活実現事業費」があります。4月から始まる国の制度で、金額も大きいですし、中身もまさに人口減少対策であることから、人口減に悩む山梨県にとってみると、全国的に一斉にスタートする国の事業でありますが、それなりに意義のあるものなのかと思います。その辺の知事の所感をお伺いします。もう1点、新規事業の長崎知事色というものについては、6月の補正で(6月補正予算の規模は過去の状況からすると)200億円くらいが水準になるのかなと考えられます。6月補正に今の段階で、知事としてこれはぜひ目玉にしたいなとか、あるいは、6月補正でなんとかやりたいなとか、そういう思いのあるような政策があれば教えていただきたいと思います。

知事

まず、「わくわく地方生活実現事業費」128,793千円でありますが、山梨県の人口対策に役立てていきたいと思っております。6月の補正(予算)に関しましては、これから各部局としっかり議論してカラーを出していきたいと思っておりますので、そこまでお待ちいただければと思います。

記者

1つくらい何かお願いします。

知事

昨日知事に着任し、残念ながらまだ相談できているわけではありませんから、これからしっかり議論をしていきたいと考えています。公約集に書いてあることをできれば全部やりたいぐらいですが、もちろん順序や段階、あるいは制約があります。県政を円滑に進めながら、なおかつ、私が有権者の皆さまにお約束したことを盛り込み、前進感があるものにしていきたいと思いますが、これから皆さんと議論していくのでご容赦いただきたいと思います。

記者

今回予算にあまりタッチしていないということで申し訳ありませんが、今回いくつか新規(事業)とか臨時の事業の中で、知事が気になったことであるとか、事業があれば少し教えていただけませんか。

知事

基本的に骨格予算のこれまでの考え方に基づいてやっておりますので、新規施策はこれからであります。骨格予算は、県議会へ提出させていただきますが、中身についてはしっかりしたものであると思います。

記者

今回、当初予算案を見た段階で知事がもう少し抑えてほしいとか見直しや注文を付けた予算があるかと、当初予算としては4.6パーセントほど少なくなっていますが、知事色を表わす6月補正予算の段階でどれくらいの予算規模を想定しているかお伺いします。

知事

まず、骨格予算に関しては、繰り返しになりますが、県政を円滑に執行するという観点から、義務的経費や新規施策経費であったとしても全国一斉に実施するもの、空白を生じてはならないもの、県民の安全確保などの経費を計上しております。これについては、私が全部確認した上で計上しました。執行する過程で、何らか工夫する必要があるものについては、その段階で執行の仕方や補正予算の段階で考えるかもしれません。6月補正の予算規模に関しては、必要な事業を積み上げての規模になりますので、今、いくらということは申し上げられません。

記者

議会を前に、知事も県財政をもう一度確認されたと思いますが、知事として山梨県の財政状況を見た所感と、(県政運営を)どうしていかなければいけないかを教えていただきたい。

知事

正直、山梨の財政状況は厳しいです。このため、県の歳出・歳入両面からいろいろな工夫や努力をしないといけないと思います。当たり前の話ですが、なるべく歳入を増やして歳出を効率化するという取り組みは進めていかなければいけません。私が掲げた目標は、県民の皆さんの生活を豊かにすることですので、その実現に向けて、必要なものは歳出していくべきだと思いますし、それを賄うために必要な歳入のあり方として、国の資金の活用や独自財源の創出、税収を伸ばすための努力など、今後、より一層努力を積み重ねていかなければならないという感想を持ちました。

記者

知事の政策予算は、簡単に計算すると(6月補正予算の規模は過去の状況からすると)年200億円くらいで、4年間で800億円くらいになると思います。その額で、(知事は公約や政策提言を)どれくらい実現できると想定していますか。

知事

200億円になるかどうかも含めて、先ほど申し上げたように積み上げてみないと分かりませんが、そんなに大きな(予算)規模ではない中での工夫が必要です。私の掲げた公約や政策提言を実現するために、既存の予算においてもより工夫の仕方があるのではないかとか、あらゆることを相談しながら取り組んで成果をあげていきたいと考えています。少ないお金でより高い効果をあげることが、ある意味では腕の見せ所なのかもしれません。その心意気で取り組んでいきたいと思います。

記者

自民党籍を持って知事に就任されましたが、県議会には野党系の議員の方もいらっしゃいます。知事は、どのようなスタンスで県議会に臨まれるのか教えてください。

知事

昨日も各会派の先生方へご挨拶に伺いましたが、山梨をより良くするという思いは、各議員の先生方と一致しています。虚心坦懐にいろいろなご提言をいただき、しっかりと議論していきたいと思いますし、良いものであれば、どんどん県政運営に反映させていきたいと思っています。繰り返しになりますが、党籍があるからと言って、自民党以外の意見を聞かないということは考えておりません。選挙中、私が申し上げてきたことは県内全体の大同団結であり、山梨県を良くしていくという目標は皆一致しているので、ご提言やご批判も含めて正面から受け止めて、取り入れるものは取り入れ、反省すべきものは反省するというスタンスで臨んでいきたいと思います。

 

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発表事項以外の質疑応答

 ソフト事業について

記者

昨日の記者会見では、後藤前知事が続けてきたソフト事業で2、3気になるところがあるということについて具体的に教えていただけなかったのですが、どの分野かを教えていただきたい。

知事

分野も含めて、気になっているということでこの記者会見の場で無責任なことを言えないので、しっかりと議論して改めるときは6月補正予算までに言えればと思います。

 

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 ミネラルウォーター税の導入について

記者

県議会で県の執行部に対してミネラルウォーター税の導入を提言する議論が進んでいて、この会見に先立って、今日、政策提言の作成に向けての委員会が開かれ、次回の会合で委員長が提言をまとめる考えを示されています。そうなれば、今回の議会中に議決されて、県に提言が来ることが確実な情勢です。県として、知事としてミネラルウォーター税の導入の提言を受けた場合の対応について現時点でどうお考えになっていらっしゃいますか。

知事

現時点で提言をいただいておりませんので、確たることを申し上げることはできません。中身をしっかり把握した上でさまざまな観点から県としても議論する必要があると思います。財政上のインパクト、ミネラルウォーターを製造している企業に対するインパクト、あるいは経済全般に対するインパクト、諸々のことをチェックする必要があると個人的には思っています。いずれにしてもいただいてから検討するべき話だと思います。

 

以上

 

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山梨県知事政策局広聴広報グループ 
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