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ページID：88379更新日：2019年1月5日

知事記者会見（平成31年1月4日金曜日）

本館2階特別会議室 11時30分から   知事コメント 平成31年の年頭にあたって 病児・病後児保育施設の利用登録システムの稼動について 発表事項以外の質疑応答 年始の過ごし方について 知事選挙に向けた心境について

 平成31年の年頭にあたって

知事

明けましておめでとうございます。

昨年は、県民の皆さんには、お仕事や地域活動などそれぞれの分野で山梨県発展のためにご尽力いただいたことに、この場をお借りして心からお礼申し上げます。

平成31年、2019年がスタートいたしました。昨日は、年明け早々、為替レートは円高に振れ、激動の予感を告げるような動きもありましたが、この三が日は、山梨県では、朝夕は厳しい冷え込みになったものの良い天気に恵まれ、それぞれの地域でゆったりとしたお正月を迎えられたことと、心からお喜び申し上げます。

また、今年は5月に皇位継承が行われ、天皇陛下がご退位され、そして皇太子殿下がご即位されるという大きな歴史的な出来事に私たちが立ち会うことになります。

昨年一年間、それぞれの分野や地域で皆さん方のご尽力で産業活動も活発になり、すべての部分とは言えないところもございますが、観光産業や農業、製造業の分野において、全国の中でもかなり良い成果を上げていることは、皆さんご理解いただいているとおりです。

そうした中で、本県は、昨年、「子どもの心のケア総合拠点」が全国知事会の人口減少対策分野で3年連続となる1位に選ばれました。一昨年1位に選ばれた「病児・病後児保育の広域化」につきましては、昨年9月3日からスマートフォン等で空き情報がリアルタイムに確認できるようになりましたが、さらなる利便性の向上を図るため、本日1月4日から、スマートフォン等で利用登録もできるようになりました。

私は、この1年は大きく動く年になると考えています。

私自身も就任して間もなく4年となります。今年も先ほどお話しした為替の大幅変動による貿易環境の変化や新しい元号に変わっていくということを踏まえ、躍動、感動、そして能動という3つのキーワードの「動」を通じて、県民の皆さんにさらに生き生きと活動していただき、私自身も努力して感動を皆さんに届けていく。さらに私は能動として自分自身の活動を高め、山梨県の発展、そして県民の暮らしの向上に尽力する1年でありたいと思っています。

安倍総理大臣も年頭の所感の中で「継続は力」とお話されているようであります。日本全体にいろいろな課題がある中で、それを解決する必要性を総理自身がおっしゃられ、この激動する今年に、受け身ではなく、攻めの姿勢で対応していくこと、それは即ち、継続する力が大切だという趣旨のご発言をされております。私自身も県民の皆さんとともにこの平成31年、2019年には昨年以上素晴らしい山梨県になっていけるように最大限努力することをお誓い申し上げるとともに、県民の皆さんのこの1年間のご健勝とご多幸を心から念じ上げて年頭のごあいさつにさせていただきます。この1年間お世話になりますが、どうぞよろしくお願いします。

記者

安倍総理の「継続は力なり」という言葉に言及されていましたが、その理由を教えてください。

知事

国政と県政の違いはあるものの、今の私の心情と共通したお言葉を総理がご発言されたということで言及させていただきました。

 

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 病児・病後児保育施設の利用登録システムの稼動について

知事

昨年9月3日から病児・病後児保育の広域化について、スマートフォンから施設の空き情報がリアルタイムで確認できるようになりました。今回は、さらなる利便性の向上を図るため、「やまなし子育てネット」を大幅に改修し、本日から、いわゆる電子申請で利用登録ができるようになりました。おそらく全国でも初めてのシステムだと思います。4月から10月の7か月間の数値を見ますと、市町村の区域を越える利用は、昨年度が12.6パーセントだったものが本年度は22パーセントまで上昇しました。広域利用の効果が表れていると考えています。

また、広域利用ということでは、今年の3月までに中部横断自動車道の六郷ICから下部早川ICまでの延伸と新清水ジャンクションから富沢ICまでの開通ということで、40年ぶりに県外と山梨県が高速ネットワークでつながるという大きな動きがあります。

こうしたことも踏まえ、広域利用の利用登録が関係する保護者の皆さんにご理解いただき、子育て環境がより充実し、「子育てするなら山梨県」という子育て環境日本一にできるよう、さらなる充実強化に努めてまいる所存です。

 

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＜発表事項以外の質疑応答＞

 年始の過ごし方について

記者

年始はどのようにお過ごしになっていたのですか。

知事

1月1日は、甲府中央郵便局の年賀状配達式を皮切りに、いろいろな集会、会合等に参加させていただきました。2日は、某高校サッカー部の初蹴りに参加させていただいた後、地域の会合等に出させていただきました。また、1月2日は必ず同級生の新年会があるので、それにも参加し、昨日は地域のペタンクの初投げ大会や剣道連盟の初稽古などに参加させていただきました。いろいろなイベントに参加させていただき充実した3日間でした。

 

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 知事選挙に向けた心境について

記者

知事選挙の投開票まであと3週間ちょっととなりましたが、今の心境はいかがでしょうか。

知事

自分なりにこの4年間活動してきたことを、県民の皆さんにしっかりと訴えていきたいと思います。私も政治活動を始めて今年の4月で25年目になります。今回で8回目の選挙ですから、告示までに、精神的な部分や体調的な部分をどう整えるかということは、自分なりに分かっているつもりです。応援してくれている皆さんを信頼し、県民の皆さんがしっかりそれを理解していただいていると確信しながら戦いをすることが何よりも肝要だと思っています。これまでの活動や私の山梨県に対する思いを県民の皆さんにしっかりご理解いただけるよう、最大限の努力をしていきたいと思っています。

 

以上

 

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