ページID:82643更新日:2017年10月26日

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知事記者会見(平成29年10月25日水曜日)

本館2階特別会議室

11時30分から

 

知事コメント

発表事項以外の質疑応答

知事会見写真

 富士の国やまなし国体に向けたPR活動について

知事

第73回の冬季国体が、明年1月28日から2月1日まで13年ぶりに我が県で開催されることになっておりますけれども、そろそろ(開幕まで)3ケ月(余り)ということで、先日20日にPRを積極的にしようということで、100日前イベントとして、朝、街頭に立ちながら関係者の皆さん方とキャンペーンを行ったところでございます。

全国から選手・監督が1000人余り来られることになっています。また、関係者を含めるとたくさんの皆さん方が、この大会に参加していただけるということで、ぜひ、山梨県民総意でおもてなしをしていきたいと思いますし、また、第73回の冬季国体が成功裏に終えることができますよう、県民の皆さん方のご支援をお願いしたいということが1点であります。

県でも関係部局が連携をしながら、開催市の甲府市や富士吉田市と、また競技団体の皆さんと実行委員会をつくりながら対応していますけれども、来月には実施本部を設置して、300人規模で(大会運営の)役割分担、そして大会の盛り上げということに尽力していきたいと思っています。

併せて1月22日から26日まで冬季インターハイも開催されることになっています。若干、参加人数が国体よりも少ないですが900人余りの選手・監督がおいでになる。それに連なる方も含めるともっと大きな盛り上がりになりますから、まず、インターハイの成功、そして、冬季国体の成功という二段構えで対応していきますので、庁内の体制を整えるのはもちろんのこと、県民の皆さん方のご理解とご協力をさらにお願いしたいと思います。

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発表事項以外の質疑応答

 第48回衆議院議員総選挙山梨選挙区の結果について

記者

今回の衆議院選山梨県選挙区の結果に対する受け止めについて改めてお伺いします。

知事

それぞれ1区、2区とも大激戦で、予断を許さないという関係者の皆さん方のお話を前からお伺いしていました。(投票日の22日は、)台風が接近していましたので投票率が非常に心配されましたけれども、前回3年前を1ポイントちょっと上回る結果となりました。いずれにしても比例区を含めて当選された方におかれましては、関係者の皆さん方のご尽力のおかげ、そして有権者の選択、負託を受けたということで国政の多くの課題がありますから、その解決に向けて、それぞれのお立場でさらなる努力をお願いしたい。併せて県選出の国会議員の皆さま方には県政の多くの重要課題がございます。国と県で連携をしながら対応しなければならないものはたくさんありますので、その部分でもご尽力を賜りたいと思います。

記者

国と県で連携しなければならない県の重要課題ということに言及されましたが、知事は具体的にどういうことをお考えでいらっしゃいますか。

知事

例えば社会資本の整備でも、国の整備の方向性と合致すれば、県道でも一定程度国に負担をしていただけるとか、そういう役割分担、さらには、これから少子化にもっと気をつけなければいけませんが、消費税増税分の使途の変更にからめて、教育・子育てに重点を置くという話も今回の選挙の議論の中でありました。そういうものを見据えた中で県費の負担、県だけの財政では賄えない分も、国の方向性と合致すればより加速するという趣旨でお話をしました。

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 憲法改正について

記者

これから国政の場では憲法改正が大きなテーマになってきますが、知事の憲法観とか改正の問題に対する基本的な考え方をお伺いしたいと思います。

知事

憲法は、当然、法律、政令よりも上位にある基本的な我が国そして国民の権利義務を含めた一番基本的なものだという認識は当然あります。そういう意味において、何度か会見の中でもお尋ねをいただいておりますが、まず、発議の主体は国会であるということ。したがって、衆参での憲法審査会、ここはあらゆる政党が代表者を送り、今までも議論をしてきたと思っていますし、これからも新たな体制の中で議論が進んでいくと思います。まずは、そこを見守るということが一番大切だと思います。そのうえで発議条件が整えば、国民投票に移行するわけですから、その後においては、今回の衆議院議員選挙と同様に国民の皆さま方がそれぞれ自分自身でお考えになって、これからの日本国(のあり方)そして、国民の皆さま方が暮らしていくベースをどう作っていくのかというところに委ねていくことが一番大切だと思っています。そのうえで言えば、憲法だけではなく、社会保障の中で少子高齢化が進んでいくことを前提とした国保改革も、来年度から市町村の合議体から県が運営主体となります。また、関東知事会が18日にあったのですが、地方創生については、この何年かで少しトーンダウンしてきたよねと(いう話がありました)。そういう意味では新たに地方が地方として元気をもっともっと付けていかなければ、バランスの良い国づくりにつながりません。地方創生の問題、そして消費税の使途を変更するという話も今回の総選挙でありましたから、その内容がどうなっていくのか。その配分の仕方。そして国と地方の財源の負担を含めていろいろな議論が年末までにたくさん出てくると思いますから、そういうものを見守りながらスピード感をもって私たちは地方を預かる人間として地方創生、地方の元気をもっともっと高めていくということに連動して、それぞれの政党の皆さま方、また議員の皆さま方にご努力をお願いし、私たちも一緒にそれに向けて地方という部分では国のお力ももちろん借りることもありますけれども、山梨県全体として市町村、産業界を含めて力を合わせて元気にしていきたいと思います。

記者

9条についてのお考えをお聞きしたいのですが、自民党は自衛隊を9条の中に明記するということを選挙中も言っていることですし、そういう流れの議論になっていると思いますが、たとえば北朝鮮の弾道ミサイルとか核実験の脅威が増している中で、この9条改正についての知事のお考えをお願いします。

知事

憲法改正というものは、国会の発議条件が整うかということが前提となりますが、北朝鮮問題は、それ以前に今対処しなければいけない喫緊の安全保障の課題だと思っています。したがって、先日の17日には県内で初めて、全国では19番目、メディアの皆さま方にも参加いただきましたけれども、国・県・山梨市、また関係団体の皆さん方にも参加をいただく中で約1200人が参加した住民避難訓練が行われました。さらに住民避難訓練は一部の地域に限定されたものですから、エムネットも含めて県内27市町村の受信確認、そして富士吉田市、富士河口湖町での情報の住民への伝達共有化。3層の部分で訓練を行いました。その部分においてすぐに対応しなければならない北朝鮮問題、これは外交上、安全保障上、非常に重要で喫緊の課題だと思っていますから、それはイコールになるかどうかは、新しいメンバーでの衆参での憲法審査会の議論をまず進めていただくということの中の大きな1つの課題だと認識しています。

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 総合球技場の検討委員会について

記者

総合球技場の検討委員会の設置スケジュールなど、少し具体化していれば状況をお聞かせいただきたい。検討委員会の委員の人選なども含めて、今の状況と見通しを教えて下さい。

知事

すごく前のようですが、10月5日に9月定例県議会が終わって、基本計画の策定の経費と有識者の議論をする場の設置経費を議会でもお認めいただきました。まだ2週間ちょっと前の話ですので、今まさに人選を進めているところであります。また、基本計画の策定にあたっても、詳細な議論をする前提となる素材を提供していただく段階ですから、それに相応しい委員の選定と、あわせて業務を補助して貰う方の選定について、並行的に庁内で検討しております。議論がまとまったら、段取り、いつから何を始めるということをご説明していきたいと考えています。

記者

スケジュール感が出るのはどのくらいでしょうか。

知事

予算が通ったばかりですし、議会での議論を踏まえての対応ですから、もう少しお待ち下さい。

 

以上

 

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山梨県知事政策局広聴広報グループ 
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