ページID:81896更新日:2017年9月7日

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知事記者会見(平成29年9月6日水曜日)

本館2階特別会議室

11時30分から

 

知事コメント

発表事項以外の質疑応答

知事会見写真

 韓国への渡航について

知事

私の方から冒頭2件、動向についてご報告させていただきます。

1点目は、先だって8月28日から30日にかけて、2泊3日で(訪韓し)、李始鍾(イ・シジョン)知事のもと、関係各位のたくさんのご参加の中で(行われた)忠清北道との姉妹締結25周年を記念する式典に出席しました。併せて今、韓国からのお客様が非常に日本に増えているということもあって、本県の魅力を改めて忠清北道の皆さん、また、韓国の皆さん方にPRするそんなキーパーソンとの交流も深めて参りました。お手元に細かい資料があると思いますけれども、25周年を記念する式典の中で、今までの友情と信頼に基づいたこれからの相互の発展という趣旨を含めて、友好協力合意書を私と李始鍾(イ・シジョン)知事でサインをさせてもらいました。内容につきましては、これからも双方の未来志向的な発展のために持続的に交流し、協力関係を強化するということを中心にしながら、この合意書の締結を契機とし、今後は、さらに観光や経済分野においても交流の強化を図っていくという内容であります。お手元に細かなそれぞれの日程等の資料が配付されておりますので、後ほど、もし質問があればお受けしたいと思います。

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 北朝鮮による核実験実施に対する県の対応について

知事

2点目は、北朝鮮による核実験の実施に対する県の対応についてであります。北朝鮮による核実験の実施につきましては、世界的な核実験禁止の流れに逆行するものであり、極めて遺憾であると認識しております。核実験の実施、さらには今後想定される事態に対して、本日の庁議におきまして、改めて私の方から各部局に県民の皆さん方の安全・安心の確保に向けて緊張感を持って、そして、万全の備えをするように指示したところでございます。特に防災局に対しましては、国からの情報収集、市町村への情報共有の徹底、さらには庁内関係課との情報共有の徹底。さらには平日の昼間ということだけではありませんから、夜間、休日等における連絡体制の確保ということについても指示しました。不測の事態に備えて万全を期するように改めて徹底を指示したところであります。なお、ご案内のとおり、森林環境部におきましては、3日から原子力規制庁からの要請もあり、通常、1~3カ月に1回行っておりました環境放射能のモニタリング調査を毎日実施しており、9月3日から昨日の5日まで採取した(大気)浮遊じん等からは放射性物質は検出されておりません。

引き続き、国をはじめ、市町村や警察、消防等の防災関係機関との連絡体制を強化し、県民の皆さん方の安全・安心を確保して参る所存であります。

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発表事項以外の質疑応答

 東京オリンピック・パラリンピック自転車ロードレースに関する要望のねらいについて

記者

2点お伺いしたいのですが、先日、知事が東京五輪自転車ロードレースに関して大会組織委員会に、ご要望されていると思いますけれども、改めて今、要望されるねらい、目的を教えていただけますでしょうか。

知事

以前から正式には、要請等行っていませんということをこの会見等でも話しておりました。改めて国際自転車競技連合の皆さん方の思いや県内の自転車競技団体、さらには、県民の皆さま方の強い思いを踏まえるとできるだけ早くコースの決定を、そしてコース決定後、速やかに準備に入りたいという思いがあります。特に東京オリンピック・パラリンピックは、通常の種目、特にロードレース等は、従来のケースで言えば、プレ大会というものが前年に開催をされる、即ち2019年ということでありますから、2年を切ったということになります。そういう意味において、できるだけ早くコースの決定を組織委員会等へお願いし、さらにはそれを踏まえて県内の関係する市町村と連携しながら、その準備に入りたいという思いを強く持ったからであります。

記者

今の質問に関連ですけれども、具体的に早期にコースが決まらないとどのような準備に影響が出るのかということを伺いたいのですけれども。例えば、道路の改修工事とか、警備体制の検討とかさまざまなことが考えられると思うのですがその辺りについては、どのような準備が必要なのでしょうか。

知事

今、お話があったような、今までも当然いろいろなことを想定し、関係する方々と思いを共有しながら、検討は当然しています。今、詳細に何がということはこの場ではもう少し時間をいただいた方がよろしいかと思うので、すべてはお話ししませんが、ご指摘いただいたことも含めて、さまざまな準備すべき事項があるということで是非ご理解いただきたいと思います。

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 総合球技場について

記者

総合球技場の関連の話ですが、まず、有識者会議を設置して収支とか運営コストの精査をこれからしていくわけですが、そこから最終的な整備計画を策定するまでの手順あるいはタイムスケジュールといったことで、その後、知事の方で固まったことがあれば教えていただきたい。

知事

近々、9月の議会日程については、ご報告させていただくことになると思います。いずれにしましても、前々回もお話をさせていただいたように有識者、専門家の皆さま方からコストと規模、いろいろな要素を踏まえて今、課題になっていることも含めて、どういう整備の仕方が県民負担の最小化と利用の最大化に資するかということをご議論いただけるわけですから、まだ正式な予算等の概要や有識者のメンバーは、この場でご報告できるまでの熟度はありません。また改めてご報告したいと思っております。

記者

整備計画は、できれば年度内に策定しようとか、その時期も明確にはまだなっていなかったと思います。現状でもそうなのかもしれませんが、知事の思いとしては、どのくらいのタイムスケジュールで切りたいと思っていらっしゃいますか。

知事

課題をどう整理するかによっても、まとまる時期は当然変わってくると思います。そういう意味では、最終的には県民の皆さま方の納得を得られる形で、ということを以前お話させていただきました。そういう部分で今、スケジュール感をこの場で言うほどの熟度に達していないということでご理解いただきたい。

記者

県議会は、自民党会派、民進党会派を含めて建設そのものに反対論が根強いという現状があると思いますが、この反対論を知事としてどうやって納得させていくおつもりか、その辺をお聞かせください。

知事

そこも今まで場所の決定にあたっては、昨年度からリニア駅のそばと小瀬の周辺という2つを検討委員会のご提言を踏まえて、精査させていただいたところです。その際にも、いろいろな地域の方へのご説明という機会を持ってきましたけれども、7月末の県議会全員協議会のことだと思いますが、その後、私どもは、これからどういう形で具体的なものを詰めていくのか、というところに今、鋭意取り組んでおります。その部分を含めて、これから県議会の皆さま方、県民の皆さま方にはきちっとご理解いただける形での準備をしていかなければならないと思います。どういう形でということは、今この場でまだお答えできるまでにはなっておりません。

記者

前回も質問しましたが、再来年、知事選の争点になるという指摘も取材するとあるのですが、知事としては、これは政策の中の総合球技場の設置という方針を決めているわけですから、この政策を掲げて知事選に出て行くというお考えなのか、それとも将来的に、たとえば来年とかに、その方針変更・転換、たとえば白紙撤回とか軌道修正とか、その方針が変わる可能性があるのか、いかがでしょうか。

知事

来年のことをすべて私が今、想定はできませんので、その時期になったら、お話をさせていただく機会があると思います。

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 豪雨災害対策について

記者

防災の関連で1点伺いたいのですが、明日で大月市で記録的大雨を観測した豪雨災害から1ヵ月となります。今回のことを踏まえて、改めて県として豪雨災害にどのように取り組んでいくべきだとお考えですか。

知事

大月市の場合は、記録的な豪雨により700メートルにわたる土石流が発生し、大きな被害が発生しました。その意味で、改めて色々な点検もしておりますし、やはり土石流等の災害から住民の皆さん方の生命・財産をどう守るかというハード対策と、ハードだけでは対応できない部分がありますから、災害からどう逃げるのかというソフト(対策も必要です。)。ハード(面での対策)を計画的に着実に実施するというのは当然のことですが、情報をどう伝えて、住民の皆さん方にどう備えて貰うのか、県だけではできないものもたくさんありますから、国や市町村等関係機関とも情報を共有しながら、住民の皆さん方への発信を速やかにするという体制づくりについては、今年から土石流等の土砂災害警戒情報につきましては、ホットラインという形で直接市町村長にお伝えする仕組みも作りました。やはりハードとソフトが一体となって、総合的にハードの部分、ソフトの部分を進めていく、これに尽きると考えています。

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 文田健一郎選手の世界選手権優勝を受けた県の対応について

記者

スポーツの関係でお伺いしたいのですが、先日韮崎工業高校出身の文田選手がレスリングの世界一に輝きました。県として何か表彰等考えていることはございますか。

知事

世界選手権での金メダルは日本にとっても34年振りの快挙でありますから、山梨県で生まれ育った文田選手が金メダルに輝いたことは誇りに思います。県には、いろいろな表彰の仕組がありますので、また皆さま方からの提案も含めて、まだ何かの賞をということは今すぐにはお答えできませんが、何らかの顕彰はしていきたいと思っています。

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 民進党代表選に対する所感について

記者

前回の定例記者会見でもお伺いした国政の話題ですが、民進党の代表選が行われて、前原さんが新代表になられました。旧民主党出身の後藤知事として、前原体制誕生に対する所感と、新執行部に対して期待することがあれば一言いただけますでしょうか。

知事

県民党という立場で答えませんと言ったら失礼になりますので、そのお断りをしながら、以前もお話をさせていただいたように、公党でありますから、その党の関係者が前原さんにと皆で決めたことだと思います。公党である以上、これから日本の行く末、社会保障や農業や税や、諸々の課題というものが当然山積しております。やはり政治というのは緊張感を持ちながらも国民・国家のために、鋭意発展に尽くすというのは、私もそうでありますし、多くの政治の場に立っている皆さん方、そして一般の皆さん方もそういう思いだと思っています。そして、皆で決めたことは皆で実行していこうということは必要だなということは、私の自戒の念も含めて考えています。以上です。

 

以上

 

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山梨県知事政策局広聴広報グループ 
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