ページID:34517更新日:2023年1月20日

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知事臨時記者会見(平成22年11月26日金曜日) 

本館3階第一応接室

10時40分から
                   

発表事項

  • 小瀬スポーツ公園陸上競技場のネーミングライツ(施設命名権)に関する契約の締結について

※株式会社山梨中央銀行との共同記者会見

配付資料「小瀬スポーツ公園陸上競技場のネーミングライツに関する契約の締結について」

小瀬スポーツ公園陸上競技場のネーミングライツ(施設命名権)に関する契約の締結について

知事

本日、山梨中央銀行と「小瀬スポーツ公園陸上競技場の施設命名権に関する契約書」を締結することができましたことを大変にうれしく思っております。

いうまでもなく山梨中央銀行は、本県全域に多くの店舗を持つ県内トップの金融機関でございまして、県民からは、地域に根ざした信頼ある銀行として認知されている銀行でございます。

更に、スポーツの振興、環境保全活動、地域の貢献に対しても非常に高い意識を持って取り組んでいただいておりまして、本県のネーミングライツスポンサーとして、これ以上ない企業と考えております。

この度の契約の締結に向けまして、ご尽力いただきました芦澤頭取をはじめとして関係の皆様に心から感謝申し上げます

先日、この陸上競技場をホームスタジアムとするヴァンフォーレ甲府が見事J1リーグへの再昇格を果たしたわけでございます。従って、来年度からは、「山梨中銀スタジアム」において、迫力あるJ1サッカーを観戦することができることになりまして、本県にとっては二重の喜びでございます。

県といたしましても、この「山梨中銀スタジアム」という愛称が広く県民の皆様あるいは国民の皆様に親しまれ、定着するように努めていきたいと考えております。

本日はどうもありがとうございました。

芦澤頭取

山梨中央銀行の芦澤でございます。

小瀬スポーツ公園陸上競技場の施設命名権に関する契約書の締結にあたりまして、一言ご挨拶を申し上げます。

今般、山梨県の公募によります小瀬スポーツ公園陸上競技場のネーミングライツに応募いたしましたところ、当行を命名権者として選定いただき、本日、ここに契約書の調印に至ることができました。

横内知事様をはじめ、関係の皆様方に、厚く御礼を申し上げます。ありがとうございます。

さて、小瀬スポーツ公園陸上競技場は、さまざまな競技会が開催される県内スポーツのメッカとして、また、ヴァンフォーレ甲府のホームグラウンドとして、県民の皆様にとって身近でなじみの深い施設でございます。

このような施設の運営に対する協力を通じまして、県内スポーツの振興、あるいはヴァンフォーレ甲府のさらなる発展、ひいては地域社会の活性化に貢献できますことは、当行にとりまして、誠に大きな喜びであり名誉であります。

また、「山梨中銀スタジアム」の名称が県民の皆様に広く親しんでいただけますよう念願するとともに、当行も、命名権者としてふさわしい企業であり続けるために、役職員一丸となって努力する所存でございます。

さて、当行は、本年4月からスタートしました中期経営計画において、地域社会への貢献を経営の3本の柱のひとつにしております。ネーミングライツへの応募は、こうした取組みの一環でもあります。

今後とも、事業活動を通じて地域経済の発展に尽くすことはもとより、企業の社会的側面、環境的側面を強く認識し、CSR(企業の社会的責任)への積極的な取組みを通して、活力ある地域社会の実現に貢献して参りたいと考えております。

最後に、県内スポーツの益々の発展と、来シーズン、ヴァンフォーレ甲府のJ1での健闘を祈念いたしまして、私の挨拶といたします。大変ありがとうございました。

質疑応答

記者

契約を合意された段階では、まだヴァンフォーレはJ1への昇格は決まっていなかったかと思うのですが、その中で5年間の契約を結んだということで、ある程度、J1昇格を見越しての決断だったのかどうかということと、あと今後J1に上がることによる中銀の効果をどのように考えているのかということを頭取にお願いします。

芦澤頭取

もともと私どもは県のスポーツ施設の運営に対してご協力して、それが県のスポーツの振興、あるいはスポーツの振興を介在して情操教育の一助になればということで考えておりました。そのあとヴァンフォーレのJ1昇格ということで、当然ですけれどもJ1昇格ということは、私どもの山梨中銀スタジアムという名前が、全国で認知していただくきっかけともなりますので、大変喜ばしいこと、ありがたいことだと思っています。

ただ、くどいようですが、もともとは県のスポーツ施設への協力ということがございます。それから当然ですけれどもヴァンフォーレ甲府がJ1昇格になるということは、地域活性化の起爆剤になると大いに期待していますので、その点からも喜ばしいことだと思っております。

記者

J1に上がったことで全国に山梨中銀という名前が広まると思うのですが、そういう意味でネーミングライツされた企業として期待する効果というのはどういったことなのでしょうか。

芦澤頭取

地方銀行は基盤になるのはその地域・県であります。そういう意味ではまだまだ山梨中央銀行は、全国的に認知されているかどうかというところは疑問があります。ヴァンフォーレ甲府がJ1昇格して、あそこをお使いになるたびに、山梨中銀スタジアムという名前が全国に行き渡りますので、そういう点では、私どもが今以上に全国的に名前を知っていただけるという効果はあると期待しています。

記者

略称というのは決められているのでしょうか。「山スタ」とか、「梨スタ」とか「中スタ」とか。

芦澤頭取

ヴァンフォーレ甲府がお使いになる、全国的には名前を短くしなければなりませんから、「中銀スタ」ということで登録させていただきたいと思っています。これも県と相談の上、決定したいと思っています。

記者

今回小瀬競技場は契約になりますが、もうひとつ県民文化ホールの方は、あらためて契約条件、少し値段を下げて再募集するということですけれども、そのねらいというか、下げたことによる効果をどのようにお考えかお願いします

知事

 ネーミングライツ料というのは、全国的に見ると下がる傾向にありまして、ご承知のように、県民文化ホールについても公募を1回行っているのですが、応募者がいなかったということで、これを下げてやっていくという方針でおります。良い企業が出てくればいいと思っております。

私のチャレンジ山梨行動計画で、平成22年度中にネーミングライツを実現すると目標に掲げているものですから、できれば県民文化ホールについてもスポンサーが現れてくることが望ましいと考えているところです。 

記者

ひとつだけ確認をさせていただきますが、山梨中銀スタジアムというのは愛称でいらっしゃいますが、「中銀スタ」は略称ですか。

芦澤頭取

これは全国的にJ1登録の時には4文字と字数が決まっていると承知しております。そのようなことがありまして略称「中銀スタ」といたします。登録するのが「中銀スタ」ということで、4文字だとそうせざるを得ないのかと私どもは考えておりますので、また県の方とも相談する中で決定したいと思っています。

記者

登録というのはJ1に登録になるのでしょうか。

芦澤頭取

Jリーグの登録でございます。4文字と決まっているそうです。

記者

愛称を決めるときに他のネーミングライツなんかだと商品名とか、企業名だけではなく、いろいろユニークなものもあると思うのですが、他にどのような案が出たかということと、最終的に山梨中銀に決めたというのは。

芦澤頭取

当然いろいろ議論はしましたけれど、私どもの銀行の名前もありますし、それからあたまに山梨をつけることで、小瀬スポーツ陸上競技場が山梨にあるということがわかるということ。私どもの銀行は県内の方には中銀という愛称で呼ばれておりますけれども、中銀ですとわかりませんし、やはり山梨にあるスポーツ施設ということで山梨中銀スタジアムということに決定しました。

記者

他に全国でも地銀でこのようなネーミングライツを把握されている例がありますか。

芦澤頭取

実際ありますが、そんなに多くはないです。一番今回のケースと似ているのは大分の大分銀行が、大分銀行ドーム。サッカーでいいますと大分トリニータのホームグラウンドだと承知しています。その他にも1~2ありますけれどもそんなに多くはございません。

 

以上

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山梨県知事政策局広聴広報グループ 
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
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