トップ > 県政情報・統計 > 知事 > 開の国やまなし こんにちは。知事の長崎です。 > 知事記者会見 > 知事臨時記者会見(平成21年10月19日月曜日)
ページID:27645更新日:2023年1月20日
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本館2階特別会議室 11時から 発表事項 配布資料「ビタミンやまなしキャンペーンにおけるADトレインの運行について」(PDF:8KB) 配布資料「ADトレイン「ビタミンやまなし号」」(PDF:246KB)
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知事
この10月1日から、やまなしブランドPRキャンペーンを東京で実施しております。「わたしの人生にビタミンやまなし」という言葉をキャッチフレーズにいたしまして、首都圏の30歳代、40歳代の女性をターゲットとしているわけであります。30歳代、40歳代の女性をターゲットとした理由というのは、ひとつにはこの年齢層の女性というのは、非常に購買意欲が高いということと、口コミによる情報発信力が非常に高いということがあります。それからもうひとつは、山梨の特産であります、「フルーツ」、「ワイン」、「ジュエリー」というものはいずれも女性の皆さんがお好みになるものであるという2点から、今回のキャンペーンでは30歳代、40歳代の女性をターゲットにいたしました。
そして女性が関心をお持ちになる「美」、「健康」、「癒し」というものをテーマといたしまして、本県の地域資源を、イベントとか雑誌やテレビ、ウェブによりましてPRしているところであります。
のキャンペーンの一環として、今日からADトレインというものを運行しております。運行期間は、今日10月19日から11月2日までの15日間でありまして、JR中央線の快速電車、東京~高尾駅間の1編成10両、これを全車両借り切って広告を行っているということであります。運行スケジュールは別紙にありますけれども、1日平均東京~高尾間を7往復するということでありまして、15日の間に広告をご覧になる方は、37万人くらいいるであろうということであります。
その内容でありますけれども、「ビタミンやまなし号」ということでありまして、10両の車両の外側には、PRするポスターをラッピング、貼り付けてありますし、それから車両の内側になりますと、網棚の上、ドアの周りにポスターが貼ってあります。液晶モニターがありますけれども、これも常時PRを放映しております。それから中吊りのポスターが2種類ありまして、1両目と、4両目、7両目、10両目の車両は林真理子さんのオリジナルエッセイを掲載しております。また2両目、3両目、5両目、6両目、8両目、9両目の車両には、美や健康、癒しに関係するアクア(水)、ジュエリー、ワインを集中して掲示しているということであります。
なお、このキャンペーンに使っておりますポスターとか、林真理子さんのエッセイにつきましては、県庁本館1階のエレベーターホール前と、県庁西別館1階のショーウィンドーに掲示をしておりますので、ご覧いただきたいと思います。
以上です。
記者
基本的なことを教えてください。ビタミンやまなしキャンペーンは10月1日からいつまでかということと、キャンペーン期間中に諸々のイベントがあるかと思うのですが、主だったものにはどんなものがあるのでしょうか。
観光企画・ブランド推進課長
キャンペーンの期間ですが、10月1日から3ヵ月、12月の末までということになります。
それから主だったイベントでございますが、まず10月1日にキックオフイベントということで、富士の国やまなし館で田原俊彦さんを招いて、県産ワインのPRなどをしながらキャンペーンを行いました。あと本日からADトレインが走り出すということであります。また11月に行われます「山梨ヌーボーまつり」とか、それから11月から12月にかけて行われます、「ジュエリーファクトリーセール」。こういうものともタイアップして発信していきたいと思っています。
発信の仕方ですが、有料のパブリシティを使ったり、あるいは無料のパブリシティに声をかけて載せて頂いたり、また10月1日からビタミンやまなしAtoZの公式ホームページというものを立ち上げておりまして、そういうものにおきましてAからZ、あるいは山梨県出身の著名な方々からのメッセージなどをいただきながらイメージアップを進めていきたいと考えております。
知事
「日経WOMAN」とか、いろいろなスポーツ新聞には(キャンペーン記事が)出ております。あとこれから積極的に女性雑誌など、「CREA」とか「Oggi」とかいろいろありますが、ああいうものにPRをしていくということです。
記者
ADトレインは今回初めての試みなのかということと、今回はどれくらいの費用がかかっているかということをお教え下さい。
知事
山梨県では初めての試みです。ADトレインだけで(約)2千万円です。やまなしブランドPRキャンペーン全体で(約)4千万円ということであります。
記者
経済効果ですが、(延べ)37万人の目に留まるということで、どういった結果を期待していらっしゃいますか。
知事
ADトレインは37万人ということでありますが、それ以外にいろいろな雑誌への掲載、新聞への掲載、それからウェブをご覧になる方などを合わせれば、いろいろな広告媒体にアクセスする人の数は約1,150万人と推計されております。予算額は4千万円でありますが、広告費に換算して、その広告効果は1億円程度ということですから、予算額の2.5倍程度と推計しております。
記者
通勤電車にPRするというのは、具体的に、知事のイメージとして、どういった効果というか、通勤客へのどういう心理的な効果を期待しているのか伺いたいと思います。
知事
確実に人の目に留まるということ、それから1編成の10両の車両を、これはトレインジャックと言うそうですけれども、全部山梨の広告で埋め尽くすわけでありますから、そのこと自体が、またいろいろなメディアの注目を浴びて報道されたりする可能性が大きいこともありまして、そのような波及的な広告効果もあるのではないかということでしたので、今回このようなやり方を採用したということです。
記者
今、映像で実際にADトレインの様子を御覧になられてのご感想を聞かせていただけますか。
知事
そうですね。非常に爽やかな山梨らしい緑を基調とした良い印象、感じを受けるのではないかと思いました。ADトレインは、例がいくつかありますけれども、林真理子さんは、30歳代、40歳代の女性に最も人気の高い女流作家と言っていいと思いますが、その方の一口エッセイも載せていることは、通勤時間帯の無聊(ぶりょう)を慰めるためにも、うまいやり方ではないかなと思います。
記者
ADトレインの資料でポスターで使っているのが、宝石とぶどうとミレーと高原の写真だと思うのですが、他に山梨ですと温泉もありますし、富士山もありますけれども、この4点を選んだ理由はどんなところにあるのでしょうか。
知事
やはりメインのものが、そのようなところなのですけれども、ビタミンですから全部でAからZまであるわけですね。
例えば、Aはアクア(Aqua)ですから水、Bは文化遺産(Bunkaisan)ということで、山梨のいろいろな歴史遺産ですね。Cはクリスタル(Crystal)で水晶、Dは太宰治(Dazai Osamu)とか、Eはエコツアー(Eco tour)、Fは富士山(Fujisan)、Gはブドウ(Grape)、Hは蛍(Hotaru)、Iはちょっと苦しくて想像力(Imagination)、Jはジュエリー(Jewelry)、Kはもみじ、紅葉(Koyo)ですね、Lは湖(Lake)、Mはマウンテン(Moutain)の山ですね、Nは日本酒(Nihonshu)、Oはこれも苦しいけれども酸素(O2)、Pはピーチ(Peach)でモモ、Qが静けさ(Quiet)、Rはリラックス(Relax)、Sはスパ(Spa)で温泉、Tは武田信玄(Takeda Shingen)、Uはちょっとこれはなかなか辛いのですが「う」のつく感情(U-feeling)、「う」のつく感情とはどのような意味なのでしょうか。(課長に向かって)
観光部観光企画・ブランド推進課長
「うれしい」とか「うまい」、「うつくしい」などの感情です。
知事
Vが渓谷(Valley)、Wがワイン(Wine)、Xがクリスマス(Xmas)、クリスマスはどこもありますが、Yが八ヶ岳(Yatsugatake)、Zは絶叫(Zekkyo)と書いてあります。中には、ちょっと苦しいものもありますけれども、AからZまで山梨の特産的なものを並べてあります。そのような中で、ジュエリーとブドウとミレー(「想像力」)のと八ヶ岳というのは、代表的なものだということで並べてあるのだと思います。もちろんアクア(水)とか、ジュエリーとかワインなどは中吊り広告に入れているということです。
(以上)