知事臨時記者会見（平成21年5月31日日曜日）

本日、午後6時30分、山梨県内におきまして新型インフルエンザの感染が確認されました。

概要は、次のとおりであります。

患者は、山梨県笛吹市の20歳の女性であります。

経緯でありますが、患者はニューヨーク在住の方で、5月29日にニューヨ－ク発全日空9便、成田着15時10分の飛行機で一時帰国しまして、成田からは自家用車で笛吹市の自宅に帰宅をしました。

5月30日は、家族で甲府市内の回転寿司で夕食、食料品の買い物をし帰宅をしましたが、家族以外濃厚接触者に当たらないと確認をしております。

5月31日未明から発熱、37.8℃の熱があり、咳、咽頭痛等の症状を発症しましたので、本日午前8時15分、峡東保健所発熱相談センターに相談し、午後1時に発熱外来を受診しました。

簡易検査キットでA型（-）B型（-）でしたが、病院が念のため遺伝子検査を依頼し、午後6時30分、衛生公害研究所が遺伝子検査の結果、新型インフルエンザ（A/H1N1）陽性であることを確認しました。

患者の状況ですが、現在、感染症指定医療機関に入院中でして、医療機関から処方された抗インフルエンザウイルス薬(タミフル)を服薬し、発熱は37℃に下がり容体は安定しております。

患者周辺の状況ですが、家族と4人暮らしで、家族に症状のある人はない現状であります。

以上です。