ページID:98322更新日:2021年2月12日

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知事臨時記者会見(令和3年2月10日水曜日)

防災新館401,402会議室

20時00分から

 

発表事項

発表事項以外の質問事項

  • なし
知事会見0210

 新型コロナウイルス感染症変異株に感染したと疑われる事案の発生について

知事

本日、県内におきまして、新型コロナウイルスの変異株と強く疑われる事例が、1例認められましたので、御報告申し上げます。

県立中央病院におきます検査で判明したものですが、変異株かどうか国立感染症研究所に検体を送付し、確認を依頼しているところであります。現時点では、結果が確定しているものではなく、また疑われる患者さんの行動歴に関しましても、調査をしているところであります。変異株と確定の判断がなされれば、御本人の同意が得られ次第、必要な情報をお伝え致します。

変異株に関しましては、基本的な感染防止対策はこれまでと変わらないと専門家からお話をいただいております。県民の皆様におかれましては、基本的な感染防止対策の徹底を改めてお願い申し上げます。

記者

県内の調査というのはどのような調査が行われて、どういう理由で疑われる事案ということになったのでしょうか。

知事

県立中央病院でゲノム検査をしたところ、どうも変異株に近いのではないかということです。最終的に国立感染症研究所で判断していただくというのが全国統一のフローチャートなので、今そこに向けてお願いをしているところです。また、この患者さんの行動歴その他につきましては、今調べている最中です。

記者

ゲノム検査は、どういう理由ですることになったのですか。

課長

ゲノム解析をかけた理由は、はっきりと承知しておりませんが、そういう設備が病院内にあるので検査をしたところ、極めて疑わしいという結果が出たということです。

記者

病院が自主的にやったっていうことですか。

課長

そういう認識です。

記者

イギリスタイプとかいろいろなタイプがあると思うのですけど、どっちのタイプか分かっていたりするのですか。

課長

そこも含めて今聞き取りを進めております。

知事

いずれ、確認をしてから御報告したいと思います。

記者

症状について、今どういった状況なのか、現在県立中央病院に入院されているのか、その点についてはどうですか。

課長

症状についても、まだ御本人の同意を得られていませんので、詳しくお答えできませんが、今県内の医療機関には入院をしているという状態です。

記者

今回見つかった方は、これまでに感染したという発表がなされている方でしょうか。それともまだされてない方でしょうか。

課長

すでに県内の発生事例として御報告をしている方になります。

記者

もう症例として出ている方ですか。

課長

そうです。

記者

ゲノム検査というのは、例えば衛生環境研究所のPCR検査とは別にやったということですか。そこで感染が判明したということでしょうか。

課長

経緯としては、県立中央病院で受診をされて、検査をされた方だと聞いています。通常の衛生環境研究所で行うPCR検査とは別の検査になると聞いています。

記者

やはり遺伝子を増幅して調べるようなタイプの検査でしょうか。

課長

詳細までは存じ上げていませんが、通常のPCR検査は遺伝子の増幅をさせて、そのウイルスの遺伝子があるかどうかを判断するものですが、ゲノム解析については、その中身を見ていくものだと承知しています。

記者

県立中央病院が独自に検査をして感染が判明し、さらにゲノム解析を行ったということでしょうか。

課長

はい。おっしゃるとおりだと思います。

記者

感染の判明はいつでしょうか。

課長

そこもまだこの患者の方のウイルスが変異株と確定しているわけではありませんし、同意が取れているものでもございませんので、それは確定次第、先ほど知事から申し上げたとおり、御本人の同意を取った上で公表させていただきたいと思います。

知事

病院から連絡があったのは6時ぐらいです。

課長

はい。今日の夕方ですので、入ったばかりの情報であることは確かです。

記者

症状も本人の同意が必要ということですが、変位型となるとみんな気になると思います。ある程度丸めた情報みたいなものはありますでしょうか。

知事

それも、調査してわかり次第お伝えします。

記者

その方の個人情報は置いておいたとして、実際クラスターといった広がりがあった事例なのでしょうか。

課長

今のところ感染の拡大は確認されていません。その後、本人から広がっているケースはないという状況です。

知事

念のために、その接触者も含めて幅広い検査をかけるように指示をしているところです。

記者

検体はもう送ったのでしょうか。

知事

はい。

記者

今日検体を送ったのですね。

知事

はい。

記者

国立感染症研究所の結果が判明するのはいつ頃ですか。

知事

急いで最優先で検査するよう言っております。

課長

具体的な日にちを問い合わせていますが、明確にお答えいただいていません。ただ、疑わしいケースだということで、急ピッチで国でも対応していただくということを約束いただいています。

記者

確認されたらまた公表するのでしょうか。

知事

はい。もちろんです。

記者

今回、変異株の疑いがあるという状況ですが、変異株というと広がりが非常に懸念されます。今日、知事が臨時会見を開いたことの意義、訴えたいことを改めてお聞かせ願えますか。

知事

変異株が大変強く疑われるわけではありますが、まだ確定はしておりません。

ただ、仮に変異株であったとしても、基本的な感染防止対策は一緒だということですので、県民の皆様には、警戒感を維持しながら、感染防止対策をしっかりと怠りなくやっていただきたいと思います。

4月に立ち上げます山梨版CDCのアドバイザリーボードに打診をしております、昭和大学の二木先生にも確認をしておりますが、変異株であったとしても、基本的な感染防止対策はこれまでと変わらないので、改めて感染防止対策の徹底を呼びかけてくださいというお話であります。ですので、せっかく感染状況がステージ2の段階まで下がってきていますので、ぜひ、油断することなく、この状況を維持、そしてさらに改善をするべく、基本的な感染防止対策、3密を避ける、マスクをする、手洗い、うがいを徹底していただきたいと思います。

記者

変異株の感染について、厚労省が毎日全国で何人出たと発表をされていると思います。その発表がされるのは、国立感染症研究所の結果が出て確定になった段階でしょうか。

知事

そういう認識をしています。

 

以上

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