ページID:97234更新日:2020年11月6日

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知事臨時記者会見(令和2年11月5日木曜日)

防災新館401,402会議室

10時30分から

 

発表事項

発表事項以外の質問事項

tijikaiken1105

 知事から県民へのメッセージ ~新型コロナウイルス感染防止対策の徹底について~

知事

本日、新型コロナウイルス感染症対策に関する本部会議を開催いたしましたが、この場におきまして、ここ2週間で連続して新規感染者が発生し、警戒が必要な状況であることをお伝えするとともに、例年インフルエンザが流行する冬に突入する前に、県民の皆様や、事業者の皆様に改めて感染防止対策の徹底をお願いしたいという趣旨で、開催したものであります。

県民の皆様におかれましては、引き続き、3密のある場所への外出をできるだけ避けていただくとともに、ソーシャルディスタンスの確保、マスクの着用、そして手洗いなどの基本的な感染防止対策が十分にできているか、御家族や、御友人、職場の同僚の皆様でお互いチェックし合っていただき、改めて徹底していただくようお願い申し上げます。

また、ガイドラインに基づきます休業要請の個別解除施設や、グリーン・ゾーン認証施設に関しましては、多くの皆様の御理解のもとに着実に増加をいたしておりまして、本県は、超感染症社会への前進を続けておりますが、各施設におかれましては、感染防止対策が徹底されますよう、改めてお願い申し上げます。

これから年末年始にかけまして、様々なイベントの機会が増えますが、主催者の皆様には、感染防止対策について、県への事前相談を確実に行っていただきますよう、改めてお願い申し上げます。私どもはしっかりと丁寧に対応をして参りますことをお約束申し上げます。

また、初詣など、年末年始の短期間に不特定多数の人が集まる行事が、感染の拡大に繋がることがないように、今後、初詣の実行委員会等に対しまして、感染対策のガイドラインに沿って必要な対策を講じるように要請するとともに、消毒液の設置など、対策の実施に必要な費用に関しましては、グリーン・ゾーン認証施設と同様の支援を行っていきたいと思います。

記者

不特定多数が集まる行事に対して、必要な対策費用は、グリーン・ゾーンの認証施設と同様の支援を行っていくとのことですが、現行の制度で対応できるということで、別に新たに事業をつくるわけではないという理解でよろしいですか。

知事

検討中です。現在、中小規模の事業者の皆さんに、30万円を上限として、感染防止対策に必要な機器の購入費用を補助しておりますが、これと並びで、例えば、神社仏閣の初詣の実行委員会に対しまして、補助を行うべく今検討を進めているところです。

記者

国から、主催者がいない初日の出などについて、雑踏の警備を検討するとともに、難しい場合は自粛の呼び掛けも検討されたいとの通知が出ていると思いますが、その点について考えていることがあれば教えていただけますか。

局長

本日の総合対策本部会議を受けまして、各市町村、各関係団体等に国の事務連絡の趣旨を周知徹底いたします。特に、主催者が伴わないようなイベントについては、身近な市町村が一番状況を把握していると思いますので、注意喚起を促していただいて、必要に応じて県にも御相談をしていただきながら、対応を図りたいと考えております。

記者

この1、2週間、連日新たな感染者が出ている状況について、知事はどのように評価、分析しているか教えてください。

知事

先ほど開催した総合対策本部会議の中で、藤井先生からお話をしていただきましたが、ここにきて増えているうちの大きな部分が、御家族、職場の同僚、お友達など、かなり身近な人の間での感染ということであります。こういう身近な方々を含めて、これから年末年始に向けて、集う機会が大変増えてこようかと思いますので、多くの皆さんに重々気をつけていただいて、マスク、手洗い、それから体調が悪いときは、残念でありますが、そういう場に出ること自体を検討していただくということが必要な状況だと思っています。

記者

秋の時点で、第二波が来ているという判断を示されましたが、それが一旦収まって、またぶり返しているという状況でしょうか。

知事

8月の第二波の状況に比べれば、まだ感染の広がりはそこまでには至っておりませんが、ただそこに至るリスクは同等以上にありますので、今のうちから、しっかりと再度感染防止対策に関しては気を引き締めていただいて、各種イベントに臨んでいただきたいと思います。

 

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発表事項以外の質問事項

 河野行政改革担当大臣のツイートについて

記者

河野太郎行政改革担当大臣のツイートに対して反応されていましたが、改めて御感想を伺いたいのと、河野大臣、平井大臣ともに、昨日の記者会見で釈明をされていましたが、そのことへの評価をお願いします。

知事

一般論として、政治を行っていく上で、惻隠の情は必要であろうと思います。色々改革を進めていくに当たって、どうしてもしわ寄せがくる方々がいます。こういう方々に対して寄り添う気持ちは、政治を行っていく上で極めて重要な心構えであろうと思います。

実際に出来るかどうかは別として、誰一人取り残さないように努力していく心構えも重要であると思います。これがあって初めて、改革というものが、多くの皆様の理解の下に進められていくのであろうと思います。

印章関係者は、デジタル化の大きな流れの中で、一番に血を流す関係者であることは間違いありません。ただ、私も関係者の皆様と意見交換をしますが、多くの皆さんは、それでもこのデジタル化を受け入れていこうと覚悟を固めた上で、生きる道を模索しているのが現状であろうと思います。こういう思いを持った方々に対して、茶化すようなことをするのはいかがなものかと思います。それは、惻隠の情に照らしても、誰一人取り残さないという覚悟に照らしても、首肯されるスタンスなのだろうかと、私は大いに疑問に思います。ですので、それに対して大変強く反応させていただきました。

また、明日には、改めて国のハンコ議連の皆さんと、自民党本部にその旨を申し上げに行くことを予定しています。

両大臣に悪気があったとは決して思いませんが、ただ、誤解を受けやすい表現、対応はなるべく控えていただけないかということは、前から申し上げてきたことであります。平井大臣とはお目に掛かって、意思疎通ができました。平井大臣は、決してハンコを目の敵にしているわけではなく、我々が申し上げている電子的なデバイスの開発に対しても、応援するという言葉をいただいています。残念ながら河野大臣とは会う時間を与えていただけない中で、ハンコ文化の継承に役立ちそうな提案をされているということです。それはSNSでも発信されているということですが、SNSで発信するだけではなく、具体的な政策として、ぜひ実行していただきたいと思います。SNSでの発信など、口では誰でも言えるわけであって、具体的な対策として、はんこ関係者が先々に希望を持てるような施策を打ち出していただくことを強く要望いたします。

記者

河野大臣との会談が実現していないのですが、例えば、(産地の)六郷に来ていただくようなことは考えているのでしょうか。

知事

そのような御意向をいただけるのであれば、大歓迎します。ぜひ、実際に現場の皆さんと意見交換をしていただきたいですし、そのプロセスの中で、はんこ関係者の皆さんがデジタル化に反対しているわけではない、デジタル化を前提に模索していくというスタンスであるとか、思いを感じていただけると思いますので、大歓迎いたします。

記者

明日、ハンコ議連を伺うということですが、先日のように総会に出るということでしょうか。

知事

明日は全国の印章関係の組合の方々が、ハンコ議連の皆さんと自民党本部に行かれるということで、私にもお声がけをいただきましたので、同行いたします。

記者

具体的にどなたにお会いしてどのようなお話をされるのでしょうか。

知事

ハンコ議連の会長代行の城内先生からは、二階幹事長のところに行かれると承っています。

 

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 県立八ヶ岳スケートセンターについて

記者

北杜市のスケートセンターの件ですが、先日北杜市長が、知事の発言を受けて、市営化も含めた提案をされたと思いますが、県としての受けとめと今後の対応を教えてください。

知事

北杜市長さんからいただく提案は、具体的なものはまだ拝見はしておりませんが、方向性としては大変良い方向だろうと思います。具体的な解決策としてどういう御提案をいただくかにかかわらず、存続を求める地元の市から、その周辺地域の開発、あり方も含めて、しっかりとプランを練っていきたいというお話をいただいたことは高く評価いたします。これを基にしっかりとした前向きな議論を、北杜市と県で実行していくスタートになればいいなと期待しております。

 

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 北杜市における太陽光発電施設の建設について

記者

先月、太陽光発電の施設をめぐって地元住民が知事に面会されて、指導への支援などの話をされていて、知事は規制を厳格化する方向も検討したいと話をされていましたが、現状どのような状況か教えてください。

知事

昨日、北杜市大泉の太陽光発電施設が予定される現場に行って参りました。その場には、地元選出の浅川県議会議員と北杜市の渡辺市長にも御同行をいただいた次第であります。

現場には、本当に大変美しい森があり、下には栗が落ちていたりして、そもそも再生エネルギーの普及は、環境とエネルギーの両立のためにやるものだと理解しておりますが、こういう所の木を切り倒してつくる太陽光発電は、ちょっと矛盾しないかという思いは強くしたところであります。

現在、部内で太陽光発電と環境の調和、あるいは地元の住民の皆さんの想いとの調和を実現するべく、条例化の検討を鋭意進めているところでありまして、これから有識者の皆さんの会議や御意見ですとか、様々な論点について議論を深めて、議会でも勉強会をされておりますので、その議会の考えもしっかりといただく中で、多くの皆さんと力を合わせて条例化に向けた取り組みを進めていきたいと思います。

記者

条例化の話ですが、提案や成立の時期はどのくらいを目処に目指していますか。

知事

営業の自由など、色々規制する条例になるので、しっかりとした議論が不可欠だと思いますので、なるべく急いでやりたいとは思いますが、いつまでにと現状では言える段階ではありません。

 

 

以上

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