トップ > 県政情報・統計 > 知事 > 開の国やまなし こんにちは。知事の長崎です。 > 知事記者会見 > 知事臨時記者会見(令和2年4月24日金曜日)
ページID:94634更新日:2020年4月27日
ここから本文です。
防災新館401,402会議室 16時30分から
発表事項 発表事項以外の質疑応答 なし |
知事
新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けまして、緊急事態宣言の対象区域が、ご承知のように、本県も含めて全国に拡大されたことを受け、20日に緊急事態措置を開始したところであります。
県民の皆様には、大変なご不便、ご負担をおかけすることになりましたが、県民一丸となっての取り組みをお願いしたところ、多くの方に、外出の自粛や休業要請など、人の移動を最小化する取り組みにご理解ご協力をいただいているところであります。まずは、県民の皆様に心からの感謝を申し上げます。
これに対しまして、パチンコ店で構成されます山梨県遊技業協同組合は、4月23日から5月6日まで、全国初となると思いますが、全店舗の休業を決定し、一刻も早く安心して営業できるよう、県に対しては、医療の充実と感染拡大防止対策の強化を展開するため、休業補償を求めないことを決定されたと伺いましたので、この場をお借り致しましてご紹介させていただきます。
また、山梨県旅館ホテル衛生協同組合さんにおかれましても、県旅連として、ゴールデンウイーク中の新規の予約を受けないように、また、行楽のお客様には、予約のお断りのお願いをしていただくよう会員の旅館、ホテルに対して要請をされたとのことであります。
また、こちらにおかれましても、国が施行する持続化給付金のことだと思いますが、「可能な限り早く皆様の手に届くように、全力を尽くすと県が言っておりますので頑張っていきましょう」とコメントもいただいているところであります。このように深いご理解を示していただいたことに改めまして感謝を申し上げます。
さて、措置発出から1週間が経過しまして、いよいよゴールデンウイークが間近に迫って参りました。ここがいよいよ正念場、踏ん張りどころであると思います。
これまでも、本県におきましては先手対応、事前主義を基本姿勢としてきたところでありますが、県の相談窓口には、県民の皆様から寄せられる声や、また、昨日実施した富士北麓の7市町村長とのテレビ会議で合意した内容、さらには、国の専門家会議の提言を踏まえるとともに、ゴールデンウイーク期間中に、人の移動が多くなることを避けるため、この時点で緊急事態措置の内容を強化することが必要であるとの認識に至ったところであります。
このため、本日、山梨県新型コロナウイルス感染症関係総合対策本部を開催致しまして、具体的に強化する内容を指示し、決定したところであります。
追加の内容として、次の2点でございます。
1点目と致しましては、県外にお住まいの方へのお願いとなりますが、不要不急の帰省や旅行など、県外から本県へお越しになることを自粛していただくよう要請を致します。
さらに、県外の方が山梨県内に滞在する間は、既に県民の皆様にお願いしたのと同様に、食料や生活必需品の買い出しなど、生活の維持に必要な場合を除いては、原則として外出しないことをお願い致します。
なお、県民の皆様におかれましては、引き続き、食料品など生活必需品の買い出しなど生活の維持に必要な場合を除いては、外出しないことに加え、買い出しなどを行う場合には人数を必要最小限に絞るとともに、混雑時を避ける、あるいは人と人との距離を適切に取るといった工夫を講じるようにお願い致します。
2点目と致しましては、事業者の皆様へのお願いとなります。適切な感染防止対策の徹底を要請する施設に温泉施設、ゴルフ場、観光施設及びこれに付随する物産販売店を加えることと致しました。
加えて、感染防止対策として、特に要請を行う内容として、生活必需物資販売施設につきましては、対面接客時の距離の確保など、また、屋外の運動施設につきましては、屋内部分の使用停止などの感染防止対策の徹底を、また、観光施設等につきましては、行列を作らないための工夫などを新たに追加したところであります。
このようなお願いをする背景を申し上げます。昨日、富士北麓7市町村長の皆様とテレビ会議の際、富士五湖をはじめとした観光地や観光施設、ゴルフ場等に県外ナンバーの自動車が数多く見受けられ、地域住民の方が感染拡大に大変な不安を感じているとの意見が続出したところであります。
ゴールデンウイーク期間中には、さらに多くの山梨県内外からの観光客が、本県の最大の観光地である富士北麓地域のみならず、県内各地に点在する観光地を訪れることが予想されます。このため、今回新たに県外の方向けの要請や観光施設などでの感染防止を強化する対策も加えさせていただいた次第であります。
山梨県は世界に誇る富士山をはじめ、豊かな自然、高品質な農産物、様々な地域資源を誇ります。観光を主要産業とする本県と致しましては、まことに苦渋の極みとなりますが、この時期に一刻も早く感染の拡大に終止符を打つことこそが、県内経済や県民生活に活気を取り戻すための最短の道であると私は信じております。
繰り返しになりますが、県民の皆様におかれましては、通院や食料品などの買い出し、通勤といった生活の維持に必要な場合を除いた外出、並びに都道府県をまたぎました移動の自粛を徹底していただきますよう、重ねてお願いを申し上げます。
事業者の皆様には、既にお願いしている休業要請への協力、適切な感染防止対策や人との接触機会の削減のための工夫を、なお一層強化していただくようお願い申し上げます。
もう1点皆様にお願いがございます。
医療従事者の皆様には、県民の皆様の命を守るために、まさにコロナウイルスと対峙する最前線で昼夜を問わず、奮闘をしていただいております。
しかし、大変残念なことに、医療に従事する方々への偏見や差別が県内においても生じているとの声が聞こえて参りました。
このような行為は、大変恥ずかしいことでもあり、決して許されるべきことでもありません。繰り返し申し上げておりますが、感染症は、誰でもかかり得るものであります。感染症にかかることは、決して罪でも悪でもありません。
ほとんどの県民の方々は、本県内で医療に携わる医師や看護師、その他の医療従事者の皆さんの奮闘を励ます強い気持ちを持っておられ、これは明らかなことであろうかと思いますが、ぜひ、今一度我々の命を守ってくださる方々への感謝と敬意を県民全体で共有していただきたくお願いを申し上げます。
県におきましては、本日から5月6日までの間、県庁舎別館を、医療に携わり、我が身の危険を顧みず、県民の皆様のために、新型コロナウイルスと戦ってくださる医療従事者の皆様への敬意と感謝の気持ちを表すために青色でライトアップすることと致しました。
なお、今回の事態に対しまして、知事としてさらなる覚悟を持って対処するため、5月1日から1ヶ月間、知事給与を1円とし、我慢の先頭に立って参る所存であります。
この難局を県民の皆様、事業者の皆様、現場で医療に従事する皆様などと一丸となって乗り切っていきたい。そして、終息後には、山梨を今までよりも、もっともっと先へ跳躍させていきたい私の思いの表明であります。
最後に、県民の皆様に改めて申し上げます。山梨における感染拡大の防止は、まさに今が最大の山場、正念場です。ここを踏ん張りきれるかどうかで、大きな違いが生じます。一刻も早く感染拡大を抑え込むことこそが最大の経済対策であり、最大の地域活性化策であります。私をはじめ県庁職員一丸となって、その先頭に立って、この取り組みに邁進していくことはもちろんでありますが、今こそ山梨県全体で「ふんばろう!やまなし」の合言葉のもとに、コロナウイルスの克服をしようではありませんか。
県民の皆様のご理解とお力添えをこれからもお願い申し上げまして、私の本日のコメントとさせていただきます。どうぞよろしくお願い致します。
記者
県外の方への来訪自粛の呼びかけについてですが、いかに本気度合いを示すかということに他県も苦労されていると伺っています。例えば、県境で検温を行うようなアピールの仕方をされているところもあるようですが、山梨県として県外の方への自粛の呼びかけについてどのような取り組みを行う予定でしょうか。
知事
まず、本日、旅行に関する全国団体をはじめ、旅行関係の代理店などに、私どもの意思をしっかりとお伝えしたところであります。また、そのような呼びかけをしっかりとしていきたいという思いで、今回この記者会見の場にも臨ませていただいておりますので、その点はぜひ、本日お越しのメディアの皆様のお力をお借りしないといけないところでありますので、山梨県は本来であれば来ていただきたいのですが、コロナウイルスを乗り越えるまでは、本県へのご来訪は何卒ご遠慮いただきたいと思います。終息したら今まで以上に、しっかりとおもてなしをして、お越しいただける皆様に素晴らしい時間を過ごしていただきたいと思いますが、コロナウイルスと戦っているこの瞬間だけは勘弁していただきたいことを、ぜひ皆様にお伝えいただければ幸いに思います。
記者
来県の自粛に関連して伺いますが、スバルラインの通行止めが、修繕と調査という名目で本日発表されました。ちょっと言葉が悪いですが、別件逮捕のような感じがします。新型インフルエンザ等対策特別措置法に欠陥があるというように思われていますか。
知事
知恵を出したと私どもは思っておりますが、おっしゃるように、可能であれば、やはり特別措置法において、この感染拡大を防止するために、既存法令の解釈あるいは運用をくみ上げてこの感染抑止をしているわけですので、そういう場面においては、これを一つの解釈指針となるような法体系であっていただけたら、より効果的であろうかと思います。そのような意味で、今回、この法律に限界というものを感じたところであります。
記者
来県自粛でお伺いしたいのですが、例えば、県外の方が観光に来る際は、各観光協会であるとか、自治体の観光のホームページを見たりすると思うのですが、そのようなものへの掲載であるとか、SNSを使った発信であるとか具体的に決まっているもの、イメージしているものがあれば教えてください。
知事
富士の国やまなし観光ネットという大変魅力的なホームページがありますが、そこをご覧いただいた際に、来県をお控えくださいというメッセージが伝わるようになっております。その他忸怩たるものではありますが、観光客の皆様に本県の魅力を感じていただけるような、観光関係の情報提供はすべてストップをしております。加えまして、地元の意思として、来県はお控えくださいという意思表明をSNSはもちろんのこと、様々な媒体で発信をしていきたいと思いますし、旅行関係の業者の皆様には、その旨協力依頼を出しているところであります。また、山梨県におきましてスバルラインがその象徴ではありますが、様々な観光施設へのアクセス、例えば駐車場や道の駅も基本的にはできる限りのクローズを関係部署に要請をしているところでありますし、今来ていただいても、山梨県の魅力を感じられるところは、ほぼアクセスができない状態にあるということを行っていますので、これを伝えていきたいと思っております。
記者
今おっしゃったことが実効性を持たせるための水際対策であるというようなやり方でしょうか。例えば、他県では警察に協力を仰いだり、山形県のように、県境での検温を行ったり、声かけをしたりという、かなり印象としては強力なことを行っているところもあるのですが、そのような形での協力であるとか、実効性を持たせるものというのは、そこまで強いものはお考えではないということですか。
知事
いわゆる物理的な実力行使が果たして我々に許されているのかという点に大いに疑問を感じているところであります。県内の観光客の皆様をお迎えする体制は、ほぼゼロになっておりますので、まずそのようなことを知っていただければ、このタイミングでわざわざ山梨県に行こうと思われる方は相当程度減るのではないかと思います。旅館も新規の予約を受け付けないということで組織的な意思決定もしてくださっているようでありますし、また、それぞれの観光施設も、駐車場ですとか車でのアクセスというのはできないような形になっているわけですので、そういう状況が伝われば、あえてこの時期に山梨に来ようと思われる方がいなくなるのではないかと考えています。山梨の魅力を感じてくださっている県外の方の良識というものに信をおきたいと思っております。
記者
徳島県などでは県外ナンバーに嫌がらせが起きているということで、市長が非常に遺憾だというメッセージを発したりしています。県内でもやはり、県外ナンバーを見ると非常に嫌悪感を感じたりであるとか、個人のSNSで「やめろ」と声を出したりする人がいます。啓発というのは難しいと思うのですが、そのような方に、呼びかけであるとかメッセージは知事としてあるでしょうか。
知事
本県は、観光立県という基本路線は変わらないわけでありまして、現在は特例的な逆対応を取っているわけですけれども、これはあくまでも臨時異例の措置です。本来であれば、私たちは観光客の皆さんに多くいらしていただきたいと思います。そのために、これまで永々と県の魅力づくりをして、それをお伝えする努力をしてきましたので、県外から来られた方に敵意をむき出しにするようなことはぜひ控えていただきたいと思います。
このような場を通じまして、県も先頭に立って、県外から山梨に行ってみようかなと思っている方に「ご遠慮ください」ということはしっかり伝えていこうと思いますし、お気持ちはよく分かりますが、そこは節度を持っていただけると、これから先のことを考えたときに際立ってくると思います。また、別荘に来られている方を念頭に置いていますが、例えば買い出しに行って、スーパーマーケットに県外ナンバーばかりが並んでいるとトラブルなどが起こりがちだという話も承っておりますが、そのようなことを解消するために、例えば別荘の管理会社に、別荘の住民の皆さん用の買い出しのサービスなんかできないだろうかというようなことも投げかけておりまして、いくつかの会社は「ぜひやってみよう」というお話もいただいておりますので、そうすることで、そもそも人との接触を避けましょうということでもあるのですが、県外から来られた方と、県内の方の接触も最小限にするような知恵を引き続き出していきたいと思いますし、協力も呼びかけていきたいと思います。
記者
知事の給与を5月1日から1ヶ月間、ほぼ全額返上するとのお話について、知事としてさらなる覚悟を持って対処するためということでしたが、どのようなお気持ちで決断をされたのでしょうか。また、1ヶ月間を1円とする考え方についてもご説明いただけますでしょうか。
知事
今回この緊急事態措置を受けまして、一部業種の事業者の皆様に対しては、営業の自粛をお願いをしています。また、それ以外にも多くの県民の皆様に、コロナウイルス感染拡大防止のための諸般の自粛のお願いをしているところです。多くの皆さんの我慢の上に、この感染対策は成り立っているので、その先頭に立とうじゃないかということです。手段の善し悪しは分かりませんが、私としては、そういう意気込みを、我慢の先頭に立ってやりますということを、何らかの形でお示ししたいということで、今回表明させていただいた次第です。
1円というのは、本来全額というのがいいのですが、公職選挙法上の様々な問題がありまして、選挙を通じて公職にある人間は、当該選挙区に対しては寄付ができないということになっておりますので、0円ということにすると、私は働けなくなってしまいます。働いたサービスを県に対して寄付したことになってしまう可能性があるということなので、そこは1円の金額を残したということです。
記者
足りないと言っているわけではありませんが、1ヶ月間とした考え方を教えてください。
知事
私にも家族の生活がありますし借金もあります。強いて言えば、まだ妻にも相談してない中での発表になってしまって、これから帰ってどうしようかなという問題もあります。家庭内リスクも背負いながら、現時点では最大限のことということで、ぜひご理解いただきたいと思います。
記者
愛知県などで県立学校の休校の延長等をしており、山梨大学でも小中学校が24日まで休校延長になっていますが、休校の延長を検討されてるかどうか教えていただけないでしょうか。
知事
教育委員会において検討していただいております。
記者
昨日、若神楼さんを受入施設として公表されましたが、他の民間宿泊施設の確保の進捗状況を教えていただけますでしょうか。
知事
ステップバイステップでやっておりますので、まずは若神楼が立ち上がって実際稼働することになりました。その次の下準備をもうすでに始めています。現状24名の方が、実際に入院をしておられて、うち重症者は0人です。若神楼が稼動すると、相当程度病床の負荷が減って参りますので、少し時間があると思います。このいただいた時間的余裕の中で、丁寧に話を進めていきたいと思っております。
記者
埼玉県で、自宅療養している方が2人亡くなられたということがありましたが、山梨県としては基本的には宿泊施設に入れるということで、自宅療養は基本的にはしないという方針でよろしいでしょうか。
知事
山梨県におきましては、病院と宿泊療養施設で十分余力を確保できておりますので、自宅療養をしていただきたくないということです。原則として、病院もしくは療養施設にお入りいただきたいと思います。
記者
今朝の対策本部で、県内の感染状況について、これまで1日平均2人発生していましたものが、今は1人になっているという状況が報告されました。知事は今の県内の感染状況について、どのように認識、評価されていますでしょうか。
知事
県民の皆様のご理解をいただく中で、ぎりぎり抑えられていると思っております。ただこれから気候も良くなりますし、自粛期間も長くなって参りますので、ここで緩んでしまうと、大変多くの発症者が何日か後に出てしまう結果になりますので、再度、大型連休前に感染拡大防止に皆さんの方の意識を集中する必要があると思っております。
記者
医療従事者の方への差別というお話がありましたが、実際に県内からどのような状況が報告されているのでしょうか。
知事
個別の事案につきましては、担当に取材をしていただければと思います。ただ、医療従事者の方は大変気を使いながら診察、あるいは診療行為にあたってくださっており、診療にあたってご家族にも会えない方が相当程度いらっしゃいます。そのまま家に帰ると自分の家族に感染させてしまう恐れの中で、歯を食いしばって治療にあたってくださっております。感謝の気持ちこそあれ、そういう方々に対して、それ以外の気持ちをぶつけるというのは、社会的なフラストレーションが溜まっているのはよく分かりますが、それはあってはならないことだろうと、改めて強調させていただきたいと思います。
記者
今回の追加の措置で、ゴルフ場等運動施設の屋内部分について、使用停止等の感染防止対策の徹底を要請するとされていますが、ロッカールームやクラブハウスといったものを想定されているのでしょうか。
知事
おっしゃるとおりです。
記者
スバルラインについて、道路の工事で止めるということですが、本来であれば、新型インフルエンザ等対策特別措置法で止められればというお話でしたが、今後、国に対してどういうことを求めていきたいかといったところを伺います。
知事
今回、スバルラインは元々、落石対策や防災対策に関する調査を予定をしていました。本来であれば、ゴールデンウイーク中にそのような作業ができないわけですが、元々やる必要があった防災対策をこのタイミングでやろうというのが、今回のスバルラインの運行休止の姿であります。先ほど、私が感染症対策として特別措置法でやればもっと分かりやすいと申したのは、今回は元々予定をしていたわけですが、今後、感染症が2度も3度も、あるいは別の形に変えてやってくる可能性がありますので、感染症問題で道路を閉鎖する必要がある場合は閉鎖できるように、感染症の法律で規定されているとやりやすいということであります。今回は、タイミングがあったということであります。
記者
今回はたまたまタイミング良く工事などの必要性が出てきたから行うという認識でよろしいでしょうか。
知事
はい。
記者
知事給与の来月分の1円の関係ですが、こちらは来週の28日の臨時県議会に条例改正案を提出する予定ということでよろしいでしょうか。
知事
その通りです。
記者
国民1人当たり一律10万円給付という話があり、閣僚の皆さんは受け取らないっていう話がありますが、知事の考えがあればお聞かせください。
知事
私の場合、山梨県内に寄附はできません。山梨県外に対して、受け取ったうえで寄附するかどうかはまた考えたいと思いますし、これからいろいろ考えていくべきことだと思っています。一般論として、この10万円という額をどのように使うというのは、もらった方々がお考えいただければいいと思います。私としては、受け取ったらぜひ県内で使っていただいて、県内では本当に様々なご商売が厳しい状態にありますので、そういうところで応援の意味も込めて、使っていただけるとありがたいと思っています。
記者
一旦10万円は受け取るという考えでよろしいですか。
知事
まだ考えていません。
以上