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こんにちは。知事の長崎です。

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更新日:2019年10月15日

台風19号災害に関する当面の対応について

本館2階特別会議室

16時00分から

発表事項

 台風19号災害に関する当面の対応について

知事

このたび山梨県を含め、東日本を縦断いたしました台風19号によって被災されました県民、国民の皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。

山梨県と致しましては、予め、大型台風の上陸等に伴い懸念される災害・被害について、上陸「前」の準備・点検、台風通過「中」の即応体制の確立、さらに通過「後」の復旧対策の各段階における対応について検討し、「防災タイムライン」という形で、本年7月から整備に着手してきたところです。

台風19号が日本列島に上陸する見通しが強まった段階から、このタイムラインに基づいて必要な行動を取ってきたところであり、併せて今回の台風の大きさに鑑み、上陸前の早い段階で災害対策本部を設置し、予め有事に即応できる体制を確保してきたところです。

しかしながら、東日本を中心に記録的な大雨と甚大な被害をもたらした本台風が本県に残した傷跡は大きく、県下では多くの道路や橋梁などが被害を受け、現在も交通が分断され、孤立した集落も発生するなど、県民の皆さんに深刻な影響を及ぼしております。

このたび、山梨県と致しましては、「最速・最短での災害復旧」を目指し、本日、「台風19号災害復旧対策本部」を設置し、本部長たる私を先頭に県庁一丸となって取り組んで参ります。

【孤立集落の解消】

具体的な取り組みでありますが、まず取り組むべき課題は、早川町奈良田地区及び雨畑地区の孤立解消であります。既に、仮設道路の設置、本復旧に向けた測量・設計などに着手したところでありますが、復旧には時間を要することから、緊急措置として富士川町平林地区と早川町奈良田地区を結ぶ県営丸山林道を、緊急車両及び住民車両などに限り通行可能といたします。

【国道20号、中央自動車道の復旧】

次に、被災による国道20号、中央自動車道の通行止めの解消に向けた取り組みであります。いずれも道路管理者である国、中日本高速道路株式会社の懸命な復旧作業が続いており、国道20号については、東京都八王子市から神奈川県相模原市間の10月18日開通を目指す旨、中央自動車道については、復旧作業に、今後1週間程度要する見込みが示されたところであります。

【JR中央線の復旧】

更に、道路とともに県民生活や県経済に大きく影響しているJR中央線の復旧についてです。JR東日本によりますと、大月市梁川での土砂流入に加え、高尾・相模湖駅間においても被災が確認されるなど、規模・状況の全容は把握できていないことから、復旧の見通しは立っておりません。そこで、県といたしましては、JR東日本が進める復旧作業が一刻も早く終了するよう要請するとともに、地元の山梨県建設業協会から、復旧工事でお手伝いできることがあれば、出来る限り協力させていただきたいとの申し出を受けたことを、本日、私から、直接JR東日本の副社長にお伝えしたところです。

【臨時バス運行】

復旧までの間、首都圏と本県を結ぶ交通手段として、東名高速と東富士五湖道路を利用した臨時バス運行が行われております。県といたしましては、この臨時措置を継続してくださるよう、本日、私からバス事業者に対し、要請を行ったところです。

【物流の状況】

次に、県内への物流についてですが、静岡県方面、長野県方面からの通行が可能であることから、このルートを利用した物流が確保されております。医薬品をはじめ、県民の皆様の日常生活に必要な食料品やガソリン、灯油などについては、当面、大きな支障なく県内に流通していることを確認しておりますので、ご安心いただきたいと思います。

【停電】

次に、停電についてです。現時点でも約30軒が停電していることから、一刻も早い電源の回復のため、東京電力パワーグリッド株式会社の復旧作業が迅速かつ円滑に進むよう、引き続き、道路交通の確保や倒木の撤去などに県としても支援して参ります。

【農産物や農業用施設の被害】

次に、農産物や農業用施設についてですが、被害が次第に明らかになってきており、被災農家への支援、生産施設の復旧への支援に取り組んで参ります。

このほか、被災地域の住民生活や経済活動が速やかに回復するよう、各分野において、全力で取り組んで参ります。県民の皆様におかれましては、県としてまだ把握しきれていない被災箇所や問題点などお気づきの点がございましたら、県ホームページからのお問合せなどにより、どうぞ県のほうへ遠慮なくお知らせを賜りますようお願い申し上げます。

【首都圏へ通学する生徒・学生に対する宿泊支援】

特に中央線の被災に関しまして、JRを利用して首都圏などに通学している生徒・学生の皆さんが大変多くいらっしゃいますが、道路・鉄道の分断により宿泊して通学することを余儀なくされる方が非常に多くなると見込まれることから、県として、お住まいの市町村と連携し、宿泊費に対する補助を創設することといたしました。

山梨県はこれから晩秋に向けまして観光シーズンを迎えます。県としては電力、道路を含めた生活インフラの復旧に「最短・最速で」臨みたいと思います。

また同時に、県外に対しては、被災後でも頑張っている「山梨県」、観光シーズンに不安なく足を延ばしてもらえる「山梨県」、味覚の秋に魅力あふれる「山梨県」、災害後でも前を向いて頑張る「山梨県民」の姿を強く訴えて参る所存です。

なお、復旧対策本部を立ち上げることで、災害対策本部については廃止いたします。災害対策本部にご参加いただいた、陸上自衛隊、甲府地方気象台、国土交通省、林野庁などの国の関係機関の皆さん、東京電力パワーグリッド株式会社の皆様には、台風接近前から24時間体制で対応に当たってくださりました。改めて感謝申し上げます。

以上、はなはだ簡略ではございますが、災害復旧に向けましての知事としての決意と姿勢を県民の皆様に謹んでご報告申し上げます。

記者

首都圏に通学する学生に対する宿泊支援について、具体的にどう補助するのか。

知事

詳細な制度設計はこれからですが、復旧までには週単位で時間が掛かりますので、その間のウイークリーマンション、ホテルなどの宿泊費に対して、市町村と一緒に一定額補助ができればと思っています。金額についてはこれから検討していきますが、1泊当たり市町村と合わせて5千円程度を考えています。

記者

いつ頃を目途に補助を開始しますか。

知事

今日からJRが復旧するまでで、事後申請になると思います。毎日のことになるので通学が一番困ると思います。臨時バスは運行していただいていますが時間がかかるので、泊まるしかなく家計の負担は相当なものになると思います。

記者

早川町の雨畑ダムについて、被害がでましたが、日軽金にどのように対応するつもりですか。

知事

応急措置には一定程度効果がありましたが、限界があると思いますので、抜本的な対策をとっていただきたいと思います。今回規模の台風はこれが最後ではないので、日軽金は社会的な責任として、人命、地域を守らなければならないので、抜本的な堆積土砂の撤去を求めていきます。

記者

県として、引き続き抜本的対策を求めていくということですか。

知事

求め方を強化していきます。

記者

国道20号の法雲寺橋について、通学路にもなっていて復旧が急がれると思われるのですが、どのような目処になっているでしょうか。

知事

まず1回水が完全に引いてから調査をしなければなりません。現時点でどのくらい時間がかかるのかは分かりませんが、最短・最速で行います。一昨日、現場に足を運び、現地の人と話しましたが、迂回路について市と地元の皆さんと相談をしながら、通学に支障がないように取り計らっているところです。とにかく早く復旧しないといけないのが共通した思いです。

記者

中央線や中央道が大月~高尾間で止まっていますが、大きく影響を受ける上野原市経済への支援や補助は何かお考えですか。

知事

現時点では物流に関して、差し支えがないと聞いていますが、今後、状況を注視し、地元から話を聞きながら、必要な支援はしていかなければいけないと思います。特に懸念されるのは、上野原市は製造業が多いので、出荷等の影響にどこまで及ぶのか、それに対するどのような支援があるのか、ケースバイケースで最適な方法を探っていきたいと思います。

記者

JR東日本の副社長とお話なさったとのことですが、代行や代替バスについての話や見込みはあるのでしょうか。

知事

その件については未確認のため、この場でお答えできないのですが、そのようなアイデアが浮かんでいるのは耳にしておりまして、その話は17日にJRに要請に行く予定ですので、その場で話をしてきたいと思います。

記者

自民党の二階幹事長が台風の被害について「まずまずに収まった」と発言されましたが、この発言についてどのようにお考えでしょうか。

知事

幹事長のお言葉について、私の立場では申し上げるべきではありませんので、差し控えたいと思います。

記者

山梨県の被害は死者が出なく、長野県に比べると被害が少なかったのですが、その点はどのようにお考えですか。

知事

富士吉田市でご婦人が1人お怪我をされましたが、その方に対してはお見舞い申し上げます。ほかに目立った人的被害がなかったのは、本当に幸運だったと思います。この状態に油断することなく、山梨に千曲川級の災害が訪れないという保証はないわけですから、そのことをしっかり念頭に入れて、防災対策については、注意深く、慎重に、きめ細かく行っていきたいと思います。

以上

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