トップ > 県政情報・統計 > 知事 > 開の国やまなし こんにちは。知事の長崎です。 > 知事記者会見 > 平成25年度知事会見 > 知事臨時記者会見(平成25年10月10日木曜日)
ページID:56616更新日:2023年1月20日
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本館2階特別会議室 10時10分から 発表事項
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知事
本日ヤマト運輸と包括連携協定を締結できましたことを大変嬉しく思っております。締結に向けましてご尽力いただきました中村主管支店長はじめ、関係者の皆さんに心からお礼申し上げたいと思います。この協定書の締結によりまして、山梨県の県づくりにヤマト運輸が包括的に協力をいただけるということで大変喜ばしいことだと思っております。
手始めとしまして、今回は富士山の世界遺産登録を機にいたしまして、富士山の世界文化遺産登録をPRする配送用の段ボール箱、おもてなし山梨をPRする伝票をお作り頂いて、これを山梨県から発送される荷物を通じて全国に行き渡るような手配を頂いているわけでございます。この段ボール箱と伝票を広く県民の皆さんが使用していただけることで、全国の皆さんに山梨の富士山、そしておもてなしの山梨ということがPRできるものと期待しているところでございます。
このほかにもどんな連携ができるか現在ご相談をさせていただいている最中でございますけれども、県産農産物のPRであるだとか、あるいは高齢者の見守り活動と、そんなところでお互いの連携ができるのではないかと今相談を行っているところでございます。
現在ヤマト運輸と包括連携協定を結んでいる県は山梨県が初めてだということでございまして、本県の産業の活性化や安全安心な地域づくりはじめ、多岐にわたって大きな力になっていただけるものと期待をしておりまして、このことを御礼申し上げご挨拶といたします。
ヤマト運輸株式会社山梨主管支店長
ヤマト運輸の中村でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
本日、山梨県と包括的連携協定を締結できましたこと、大変嬉しく思っております。この締結に向けましてご尽力いただきました横内知事、関係者の皆様方に厚く御礼申し上げます。ありがとうございます。この協定の締結を受けまして、私どもヤマトグループといたしましては、これまで以上に山梨県にご協力申し上げたいという風に考えております。まず2つの点についてご協力できればと考えておりますので、これから申し上げたいと思います。
1つ目でございますが、まずは山梨県の産業の発展についてご協力できればと考えております。観光産業や県産品の販売促進に私どもグループ各社が連携をとりながらご協力したいと考えております。
2つ目でございますが、県民の皆様方の生活の利便性の向上にご協力できればと考えております。
ヤマトグループのネットワーク、フットワークを最大限活用致しまして、高齢者の方々の見守り活動やお買い物支援などのサービスの提供ができればと考えております。最後になりますが、今後私どもヤマトグループが山梨県にとりましてお役に立てる企業の1つ、そして身近な企業の1つでありたいと思っておりますので、今後より一層の努力を重ねて参ります。よろしくお願い申し上げます。
記者
山梨県との協定が全国で初めてとお伺いしたのですが、協定に至った経緯と、どちらからどのように呼びかけたのか、山梨県で何故協定を結んだのかということをお聞かせください。
ヤマト運輸株式会社山梨主管支店長
包括連携協定というのは恐らく全国で初めてなのではないかという風に思っております。各県におきまして、観光協定などは締結しておりますが、包括としては初めてだと思います。
最初のきっかけでございますが、富士山の世界文化遺産登録を機に、弊社側から山梨県側にお声がけをさせていただきました。そこがきっかけとなりまして、本日の締結の場にこぎつけたものと思っております。
記者
120サイズという説明が段ボールの説明にあったが、縦横の大きさを伺いたいということと、包括連携協定は初めてということでしたが、段ボールに自治体のPRを入れるとか、伝票に入れるというのは他に例はあるのでしょうか。
ヤマト運輸株式会社山梨主管支店長
段ボールの方でございますが、縦32センチ、横46センチ、高さ29センチでございます。一般的に個人から個人に宅急便を送られるケースについては、一番利用頻度の高い120サイズのボックスになっております。
他県の状況でございますが、長野県や福井県の取組の中で、ボックスにプリントしているケース、伝票等々で使っているケースはございます。
記者
協定の第一弾として、今回箱と伝票の方をやられたという理解でよろしいのかということと、今後、先ほど高齢者の見守りというような話が出ましたが、具体的にどのようなことで連携していくのか教えて頂きたいのですが。
ヤマト運輸株式会社山梨主管支店長
まずは今回の世界遺産登録を機に、山梨県のPRということで、この富士山ボックスと富士山伝票を作成させて頂きました。
今後高齢者の方々の見守り支援につきましては、県、市と連携しながら、どこまで私どものネットワークを使ってできるかということをご協力したいと考えております。
記者
こちらの資料には書いてありますが、他にどのようなことを今後具体的に協定でやっていかれるのか。
ヤマト運輸株式会社山梨主管支店長
お買い物難民というのが最近話題になってございまして、過疎地の方々のお買い物の不便なところを私どものネットワークを使いながらご協力していきたいと、この辺は今すぐにでもできるような話ですので、取り組んでいきたいと考えております。
今後につきましては、県産品の日本における販売促進について、やはり私ども運送業として、そういったことについても協議しながらご協力していきたいという風に考えております。
記者
こちらの資料の中に災害対策に関することにも触れてありますけれども、具体的にはどのようなことをお考えでしょうか。
ヤマト運輸株式会社山梨主管支店長
私どもヤマトグループでは、東日本大震災の際に東北方面に関しまして多岐にわたりご協力できたことがございますので、そのような経験を踏まえて、これから県と協議しながら万が一の災害時の対応ということを進めていきたいという風に考えております。
記者
支援物資の輸送だとかそういうようなものを想定ということでよろしいでしょうか。
ヤマト運輸株式会社山梨主管支店長
はい、左様でございます。
(以上)