ページID:54708更新日:2023年1月20日

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知事記者会見(平成25年7月3日水曜日)

本館2階特別会議室

11時30分から

発表事項

  • なし

発表事項以外の質疑応答

 

発表事項以外の質疑応答

 第23回参議院議員通常選挙について

記者

いよいよ明日が、参議院議員通常選挙の公示日となりました。以前にも伺ったことがあるかと思いますが、改めてこの日を前に知事として県内からこれまで7人という最も多い人数が立候補されるようですけれども、どのような選挙になればいいとお考えかお聞かせいただけますか。

知事

どのような選挙になればいいのかというご質問ですけれども、これは建前でお答えするしかないです。争点についてそれぞれの候補者が出来るだけ分かりやすく自分の考え方を有権者に述べて、有権者が選択しやすいような選挙であってもらいたいということだろうと思います。

記者

争点について、いろいろ言われているものがあるのですけれども、知事としては何か関心を持って思っているものですとか、山梨県にとってこういうことを期待したいというものは何かありますか。

知事

争点は、景気問題、それから原発問題、後は社会保障、税の一体改革問題等があると思います。何といってもアベノミクスに対する評価が一番の争点になるだろうと思います。
山梨県の立場でということになりますと、注目いたしますのは2~3日前の日銀の短観を見ても分かりますように、大企業は非常に景気動向指数が良くなっているのに対して中小企業は少し改善はしていますけれども、依然として水面下であるということがあります。それから昨日の国税庁の路線価を見ても分かりますように、大都市は地価が上昇に向かっている地域が増えておりますが、地方の場合には、下落幅は落ちているものの依然として地価が下落している状況でありまして、大都市対地方、大企業対中小企業で見ると地方、中小企業は相対的に立ち後れている状況でありますので、そのようなものに対する各政党の考え方、具体的に地方と中小企業にどのような対策を打っていくのか、その辺について、どのような論戦が行われ、今回の選挙の中から何か新しいものが出てくることを期待しているところです。

記者

毎回国政選挙のたびにお伺いしておりますけれども、知事の各陣営へのスタンスを教えていただけますでしょうか。

知事

毎回選挙で申し上げていますように、不偏不党、公正公平という姿勢を貫きたいということであります。したがいまして、各陣営の出陣式とか総決起大会というものは遠慮させていただきたいと思っております。メッセージとか祝電のようなものを求められれば、それをお出しするということはしたいと思っております。

 富士山山開きについて

記者

1日に富士山の山開きがありまして、想定通りなのか例年よりかなり多くの方が富士山周辺を訪れたり、かなり多くの方が山頂を目指しました。改めてお伺いする形になりますけれども、1日を迎えての課題や、今後この辺りを改善しなければならないと知事の中でお考えになった部分はおありでしょうか。

知事

吉田口登山道の6合目にある安全指導センターの前で入山者の計算をしているわけですが、7月1日24時間の入山者というのは1,000人余りということで大体例年と同じ状況だと聞いております。しかしながら、その前の日の6月30日に例年になく大勢の人が富士山の5合目以上に入っているようでありまして、そういう方々は結局7月1日の朝の御来光を頂上で見たいという希望から6月30日に入られた方が多いということだろうと思いますから、結果として7月1日時点において、5合目より上にいた方々というのは、例年よりも相当多かっただろうと思います。特に頂上で御来光を見たいというニーズが非常に多いようでございますから、8合目、9合目、頂上付近の渋滞というのは、今回もあったようですが、これは非常に心配の種だと思っております。

ご案内のように安全指導員を例年よりも倍に増やして、要所要所に安全指導員を配置して、安全登山をしっかりと監視指導させるということをやっておりますけれども、同時にその指導員にはトランシーバーを持たせて常時渋滞の状況、その他問題があった時はもちろんのこと、情報を5合目にある総合管理センター、ここに本部を設けて、24時間体制で2人の人間が詰めていますから、ここに常時連絡をして情報をしっかりと把握する。そして来週末から警察官もここに2名24時間体制で配置しますので、警察それから富士吉田市等と連携を密にしながら、その時の状況、どんなことが起こるか分かりませんので、どんな状況が起こっても迅速、適切な対応が取れるように、そういう体制にしておきたいと思っています。

記者

7月1日に富士山に登って伺った意見の中には、現状を知事にも実際に見て欲しいという山小屋の人の声があったりしたのですが、これは見てどうにかなるかはともかくとして、知事ご自身として、混雑状況なり25日から始まる入山料の試行徴収も含めて、現場を視察しようというお考えがあるものかどうかお伺いしたいのですが。

知事

この2ヶ月の間(一定期間)に6合目の安全指導センターの横では、富士山保全協力金の呼びかけ等も行いますから、行ってみたいと思っております。上まで行くのは、私ちょっと足が余り強くないというか、かって若い頃は大変に山は強かったのですが、くるぶしをちょっと痛めているものですから無理かなと思っております。かといってブルドーザーで行くわけにはいきませんので、いずれにしても6合目位までは行けるだろうと思いますから、この間に行ってみたいと思っております。

記者

その際はぜひお願いですが、事前にご連絡いただければ、行くという日程が決まればお願いします。

知事

わかりました。

記者

改めてその際に、知事が注目して見てこようと思っている点をご説明いただけますか。それと、知事が今まで富士山で視察をされたご経験があるのかどうか、これも伺いたいのですが。

知事

まず、富士山にはもちろん登ったことがありますけれども、若い頃の事でありまして、知事になってから富士山の5合目より上に登って視察をしたということはございません。

それで、見たいことというのは、やはり6合目の総合安全管理センターの横で、富士山保全協力金の呼びかけをするわけでありますけれども、それに対する登山者の反応みたいなものを現場で、この目で行って見たいと思っております。それが第1です。合わせて5合目における本部の運営の状況、6合目における安全指導センターの運営の状況、そのようなものを見てきたいと思っております。

 

(以上)

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山梨県知事政策局広聴広報グループ 
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1336   ファクス番号:055(223)1525

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