2015(平成27)年春のスギ花粉飛散量予測について
スギ林の雄花着花量調査結果から2015(平成27)年春のスギ花粉の飛散量を予測しました。
- スギ花粉の飛散量と気象条件の関係について
- 春のスギ花粉飛散量は、前年夏の気象条件から強く影響を受けます。
- 日照時間が長く、気温が高い年は、スギ雄花の形成が多くなり、翌年春の花粉飛散量が多くなります。また飛散の少なかった年の翌年春も、花粉の飛散量が増加する傾向にあります。
- 2014(平成26)年夏の気象条件と春の飛散量について
- 2014(平成26)年の夏は、スギの雄花形成が多くなる気象条件(日照時間が長く、気温が高い)でした。また春は、例年と比べてスギ花粉飛散量は少量でした。
- スギ花粉飛散予測について
- スギ林での雄花着花量調査からも、多くのスギ雄花が着花していました。2015(平成27)年春のスギ花粉の飛散量は、昨年の3倍以上になると予測されます。
- 花粉症の予防対策について
- 今後の予定
ヒノキ花粉の飛散量についても3月上旬頃に発表する予定です。
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スギ花粉が飛散する様子 |
スギの雄花 |
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スギの雄花(拡大) |
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