ページID:101145更新日:2025年12月2日
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山梨県では、心のケアを必要とする子どもを支援するため、「山梨県子どものこころサポートプラザ」を中心に全県的なネットワークを構築し、医療、福祉、教育等を統合した、高度で先進的なサービスを提供していきます。

子どものこころサポートプラザパンフレット(PDF:3,198KB)
発達障害(神経発達症群)、不登校、児童虐待は、相互に関連する 病態生理を有しており、近年急増している現状が報告されてきています。このような社会背景のもと、心のケアを必要とする子どもや安心して子どもを育てられる環境づくりのため、医療・心理・福祉・教育を一括して提供でき、さらに全県的なネットワークを構築できる総合的な拠点として「山梨県子どものこころサポートプラザ」が2020年4月に開設して5年経過しました。当プラザは、医療、福祉、教育支援、生活指導の4分野の機関が一体で支援する仕組みが特徴で、児童精神・小児神経科医による専門診療と、心理師、福祉司、保健師、看護師、言語聴覚士による心理検査・カウンセリング・グループ指導、さらに特別支援教育が受けられます。
プラザにおける4施設は、こころの発達に関して個別指導や地域連携を行っている「山梨県立こころの発達総合支援センター」、子どもの福祉に関する相談や一時保護、措置入所等を担う「山梨県中央児童相談所」、治療的に配慮された日々の生活支援を基盤に、心理治療、家族支援、医療支援、教育現場との連携を通じて、学校や社会に適応するための総合環境療法を行う「山梨県立子ども心理治療センターうぐいすの杜」と、心理治療センターに入所、通所する子どもを教育面からサポートし、さらに地域の学校を訪問・研修支援する「山梨県立特別支援学校うぐいすの杜学園」で構成され、それぞれの施設がプラザ内連携と地域連携事業を展開しています。
プラザの理念は、発達障害(神経発達症群)児者、不登校児、被虐待児が各ライフステージにおいて一貫した支援が身近な地域で行われることであり、その理念のもと個別支援と地域支援効果があげられるように、積極的な取り組みを進めて参ります 。今年度は各施設の地域連携に関する概略図に加え、施設内連携の概略図を作成して紹介しておりますので併せて御覧下さい。
令和7年4月1日
山梨県総合県民支援局参事
子どものこころサポートプラザセンター長
山梨大学名誉教授 ![]()
山梨県子どものこころサポートプラザの理念(基本理念・基本方針)(PDF:347KB)
第2部
子ども心理治療センターうぐいすの杜(PDF:1,447KB)