ページID:63385更新日:2014年11月19日
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木材産業の振興と活性化を図ることを目的に、住宅、木材、建材、家具、建具等の加工に資する機械・刃物・工具・ソフト、関連資材等に関する総合見本市「2014TOKYO国際木工機械見本市」が、10 月16~18日の3日間、東京ビッグサイト西3ホールにて開催されました。第40回目を迎えた同見本市は、隔年ごとに東京で開催されており、名古屋において隔年で開催される日本木工機械展と並ぶ東日本最大規模の見本市です。木工機械メーカーなど53社、181小間の規模で出展されました。木材加工を支える木工技術の社会地位の周知・向上に公的な評価の確保を目指すため、今回、新たに「木工機械先端技術・新製品コンクール」が設けられ、木工関連業界で初となる国土交通大臣賞が創設されました。
同見本市にはパネル展示が比較的多いという印象を持っていましたが、実機の展示割合の高いことが今回の特徴でありました。これは運賃に対する助成制度が設けられ、出展者の負担軽減が図られたことが理由のようです。
木材利用の可能性は広がっており、それには新しい優れた木工機械が不可欠と考えられます。木工機械のレベルがさらに進歩していくことを期待しています。
(木材加工科 本多)