ページID:126736更新日:2026年7月2日

ここから本文です。

薬剤耐性(AMR)対策

薬剤耐性(AMR)とは

薬剤耐性(AMR:Antimicrobial Resistance)とは、感染症に対して抗菌薬(抗生物質)が効かなくなる問題です。

このまま対策を行わないと、2050年には薬剤耐性(AMR)は、がんよりも大きな問題になると言われています。


【薬剤耐性(AMR)に起因する死亡者数の推定(オニールレポート)】

2050年

  • 何も対策を取らない場合(耐性率が2013年時点のペースで増加した場合)、2050年には1,000万人の死亡が想定される(2013年時点のがんによる死亡者数を超える)
  • 欧米での死亡者数は70万人にとどまり、大半の死亡者はアフリカとアジアで発生すると推測される
(Antimicrobial Resistance in G7 Countries and Beyond, G7 OECD report,Sept.2015)

[出典]厚生労働省作成資料「厚生労働省におけるAMRの取組」から引用

 

薬剤耐性を防ぐために、今私たちができること


抗菌薬(抗生物質)は風邪などを治す万能薬ではありません。必要のない抗菌薬(抗生物質)を飲まない・希望しないようにしましょう。
また、医師は患者の体に合わせた抗菌薬(抗生物質)を処方しています。処方された抗菌薬(抗生物質)は、医師の指示どおりに飲むことが重要です。

【薬剤耐性を防ぐために大切なこと】

  1. 抗菌薬(抗生物質)は医師の指示どおり飲みましょう
  2. 抗菌薬(抗生物質)は余らせたりとっておかない
  3. 自ら抗菌薬(抗生物質)を希望しない
  4. 抗菌薬(抗生物質)をあげたりもらったりしない


【抗菌薬(抗生物質)や薬剤耐性に対する認識の現状】

 

薬剤耐性(AMR)対策推進月間

国は、薬剤耐性(AMR)に係る全国的な普及啓発活動を推進するため、毎年11月を「薬剤耐性(AMR)対策推進月間」に設定しています。

「薬剤耐性(AMR)対策推進月間」では、政府機関だけではなく民間の様々な団体が一体となって、普及啓発に係る取組を重点的に実施していくとともに、同月間を通じて国民一人ひとりの主体的な取組を促していくことを目的としています。

  • 政府広報、TV、新聞等のメディアを通じた国民全般に対する普及啓発
  • 医療機関、薬局、高齢者施設、家畜診療施設等における専門職等に対する普及啓発
  • 上記専門職等を通じた国民に対する普及啓発

 

医療機関における抗菌薬の適正使用

全世界的に深刻な問題となっている薬剤耐性(AMR)への対策を前に進めるため、抗微生物薬を使用する医療機関におかれましては、厚生労働省が作成する最新の手引きをご活用ください。

 

薬剤耐性(AMR)対策の目標

「薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン」(令和5年4月7日国際的に脅威となる感染症対策の強化のための国際連携等関係閣僚会議)に基づく取組の目標

分野 目標
普及啓発・教育 国民の薬剤耐性に関する知識や理解を深め、専門職等への教育・研修を推進する
動向調査・監視 薬剤耐性及び抗微生物剤の使用量を継続的に監視し、薬剤耐性の変化や拡大の予兆を適確に把握する
感染予防・管理 適切な感染予防・管理の実践により、薬剤耐性微生物の拡大を阻止する
抗微生物剤の適正使用  医療、畜水産等の分野における抗微生物剤の適正な使用を推進する
研究開発・創薬 薬剤耐性の研究や、薬剤耐性微生物に対する予防・診断・治療手段を確保するための研究開発等を推進する
国際協力 国際的視野で多分野と協働し、薬剤耐性対策を推進する

 

薬剤耐性(AMR)対策について、もっと知りたい方へ

(薬剤耐性対策のために特別に設けられた組織による解説)

(関係省庁による取組)

(専門機関による疾病解説)

このページに関するお問い合わせ先

山梨県福祉保健部感染症対策センター 
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1505   ファクス番号:055(223)1649

同じカテゴリから探す

このページを見た人はこんなページも見ています

県の取り組み

pagetop