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資源利用科

資源利用科では、森林資源を効率的に利用するために、木材の材質特性の解明、木質燃料の品質に影響する要因の解明、ICTを活用した森林調査法などの研究を行っています。具体的には、以下をご覧下さい。

 木質燃料の品質等に関する課題の解決

木質バイオマスは、これまでも暖房用エネルギーとして薪などが利用されてきましたが、近年では木屑を造粒したペレットも徐々に使われるようになりました。しかし、品質に関しては未解明のところが多々あります。そこで本研究所では、薪やペレットの品質に関する検討を行い、安心・安全なバイオマスの普及を目指しています。

木質ペレット

写真 研究所で造粒したペレット

 山梨県産スギ平角材の強度性能評価

スギ素材は今後、平角材の木取りに適した中目材主体の供給が予想されます。梁桁など横架材としての利用を推進することを目的に、平角材の材質調査や強度試験を実施し、信頼性の高い等級区分の技術開発を行っています。

曲げ強度試験写真

写真 曲げ強度試験の様子

 山梨県産スギ材から製造したCLTラミナの材質特性の解明

EUでは、新しい木質材料CLT(直交集成板)が中層規模のホテルや共同住宅等の壁や床などに使用され普及しております。平成25年12月20日に「直交集成板の日本農林規格」が制定され、日本でも今後EUと同様のことが期待されます。そこで、山梨県産スギ材からどの程度の品質のCLTラミナが得られるか調査を行い、県産材のスギについてのCLTラミナの材質に関するデータを蓄積することを行っております。

CLT

写真 スギCLTラミナの縦振動法による動的ヤング係数の測定風景

 

 衛星画像、空中写真を用いた林相分布、森林資源の把握

山梨県は県土の78%を森林が占める全国有数の森林県です。広大な森林の管理を行うためには、森林の状態を把握し、現況にあった管理計画を策定することが求められます。森林の現況把握を効率的に進めるために、衛星画像、空中写真を利用し、林相分布、森林資源量などの推定を行っています。今後はUAVなど即応性の高い技術導入を行いながら、より高精度な推定を目指します。

GISによる抽出結果

図 要間伐森林抽出画像

 

 育林の低コスト化のための下刈り方法

下刈りは育林経費に大きな割合を占めていますが、下刈りの低コスト化に関する試験研究事例は多くありません。そこで、造林木の成長を大きく損なわず、低コストで実施可能な下刈りの省力指針を提供することを目的として研究を行っています。

下刈り関係写真

写真 群状伐採して植栽した箇所において、下刈りを実施した様子

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このページに関するお問い合わせ先

山梨県森林環境部森林総合研究所 
住所:〒400-0502 南巨摩郡富士川町最勝寺2290-1
電話番号:0556(22)8001   ファクス番号:0556(22)8002

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