生産科
生産科では、森林から得られる資源の利用、森林病虫害の回避法に関する研究など、森林の持つ機能を発揮させるため研究を行っています。具体的には、以下をご覧下さい。
- 現在実施中の研究課題
- 希少植物等の生息域外保全研究(H31-R8)
- 高齢級人工林の適切な管理技術に関する研究(成長戦略課題、R2-R5)
- 森林空間を利用した山菜等の栽培方法に関する研究(成長戦略課題、R3-R5)
- トリュフ栽培に適した森林環境に関する研究(成長戦略課題、R3-R5)
- ヒノキ花粉症対策品種の円滑な生産事業(R3-R6)
- 山梨県産キノコの抽出成分に関する研究(成長戦略課題、R4-R6)
- 再造林の低コスト化に関する研究(R4-R7)
- カシノナガキクイムシの被害拡大に及ぼす因子に関する研究(R4-R5)
- 松くい虫発生予察事業(S61-)
- カシノナガキクイムシ発生予察(R3-)
- カシノナガキクイムシ生息状況モニタリング(H24-)
- 病虫害発生速報
- 種苗林木育種事業:産地系統が明らかで優良な造林用種苗を安定的に供給するため、優良な採取源の整備、品種の改良・育種、種子の生産、種苗の需給調整指導を行っています。当研究所においては、採取園の管理、改良、精英樹クローンの管理、次代検定林の調査、松くい虫抵抗性マツ品種苗の育成、花粉の少ないスギ・ヒノキ品種苗の育成等に取り組んでいます。
- これまでの成果によるパンフレット等
希少植物等の生息域外保全研究
本県に固有な希少植物種、観光資源として有用な種等について、バイテク技術を用いて、効率的なクローン個体等の増殖・保存技術の開発を行っています。

写真 試験管中で保存中のミヤマハナシノブ