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ページID:92323更新日:2019年11月12日
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本年秋に山梨県の県南部を中心に、コナラやアラカシの枯れが発見され、調査の結果、ナラ枯れの被害であることが明らかになりました。山梨県で初めてナラ枯れによる枯死木が発生したことになります。ナラ枯れを媒介するカシノナガキクイムシは2015年に発見されていましたが、これまでは被害はでていませんでした。被害を受け枯死した木を放置すると本害虫が大量に発生し被害が拡大するため、今回発生した被害については、県が殺虫処理を行います。
(大澤正嗣)
被害木遠景 8月~10月に枯死する。 被害木近景 幹に2mm程の穴が多数開く。
根元に細かい木くず(フラス)が溜まる。