トップ > 組織案内 > 林政部 > 山梨県森林総合研究所 > 研究所の業務の紹介 > 平成27年度富士・東部地域野生鳥獣被害対策連絡会議で講演しました
ページID:71272更新日:2016年2月29日
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ニホンジカ(以下、シカとします)による森林被害に対し、県では様々な対策を行っていますが、シカは行政界を超えて移動することから広域の連携や対策が重要です。広域連携の一環として、山梨県では管内の4地域ごとに行政や猟友会、市町村の鳥獣担当者などが一堂に会し、情報交換を行う連絡会議を行っています。平成28年2月26日に、富士・東部地域の連絡会議が富士・東部林務環境事務所で開催されました。
当所から研究員1名が参加し、富士・東部地域の現在のシカ密度や捕獲が十分でない箇所、誘因捕獲技術、数以外に考慮すべき要因(捕獲するシカの性別、性格)について講演しました。その後、各機関の取り組みを事務局がまとめて紹介し、市町村で先進的な取り組みをしている事例などを共有しました。今後も、シカによる森林への影響を低減するための研究を進めて参ります。
(森林保護科 飯島)