県有林でのFSC®森林管理認証年次監査が行われました

山梨県有林は、平成15年4月に、国際的な森林認証制度である「FSC森林管理認証」を取得しました。この認証を取得したことは、環境、社会、経済の各分野における国際的な基準からみて、県有林が適切に管理されていることを意味します。認証を取得後、どのような管理が行われているかを確認するために毎年の監査が義務づけられており、当所ではこの監査に毎年同行しています。

今年度は、9月7～9日にかけて、書類及び現地での審査が行われました。「どのくらいの量の材木が収穫されたのか」「どのような考えでこの林を伐採したのか」「ニホンジカの被害管理にはどのような方法を用いているか」など、多岐にわたる項目について質問されました。今後も当所では、県有林においてより高いレベルの持続可能な森林管理を実現するための試験研究や情報収集を進めていきます。（FSC®C012256）

（環境保全科　長池）