トップ > 組織案内 > 林政部 > 山梨県森林総合研究所 > 研究所の業務の紹介 > 広河原インフォメーションセンターでニホンジカに関する展示を行っています
ページID:67075更新日:2015年6月29日
ここから本文です。
南アルプスの標高の高いところまでニホンジカが進出するようになり、高山植物への摂食や踏み付けが見られるようになっています。当所では、三井物産環境基金から研究助成を受け、その影響把握と対策を考える研究を行っています。その一環として、北岳周辺の登山者にアンケートをとったところ、南アルプスにニホンジカの影響があることを知っている登山者は少ないことがわかりました。このような背景から、環境省南アルプス自然保護官事務所と共同で、ニホンジカの影響がどこでどのくらいあるのか、どのような対策を行っているのか等に関する展示を行っています。
今年の登山シーズン中、広河原インフォメーションセンターの2階に展示していますので、登山前の予備知識として、また登山後に体を休める際にでも、どうぞご覧下さい。
(環境保全科 長池)