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ページID:66981更新日:2015年6月29日
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森林は、木材生産機能、水源涵養機能など多くの機能を有しています。その中でも、保健休養機能は、いわゆる「森林の癒し効果」とも言われるもので、森林から気持ちよさや心地よさを得ることで心身の緊張をほぐす効果のことです。その効果をより発揮するために、歩行や運動などの方法によって、心身の快適性を向上させるものが森林セラピーです。山梨県内には、県立武田の杜保健休養林および西沢渓谷が森林セラピー基地として認定され、森林セラピーの体験も行われています。
当所では森林公園における保健休養機能の向上のための森林整備に関する研究を今年度から開始し、その一環として武田の杜での森林セラピー体験に参加しました。森林セラピストの指導により、「考える」よりも「感じる」ことに重きをおき、五感によって森林を感じることで、初夏の森林を楽しみリラックスすることができました。今後は「森林の癒し効果」がより発揮できる森林についての研究を進めていきたいと考えています。
武田の杜における森林セラピー体験についてはこちらのリンク先をご覧下さい。
(環境保全科 長池)