前進!やまなし

こんにちは。知事の長崎です。

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更新日:2015年5月14日

知事臨時記者会見(平成27年4月22日水曜日)

本館2階特別会議室

13時30分から

発表事項

  • 山梨県と日本獣医生命科学大学との包括的研究協力に関する覚書の締結について
    • 日本獣医生命科学大学との共同会見

配付資料

包括的研究教育協力に関する覚書(PDF:7KB)

 

山梨県と日本獣医生命科学大学との包括的研究協力に関する覚書の締結について

知事

今日は、日本獣医生命科学大学との包括的研究教育協力に関する覚書を締結できましたことを、本当にうれしく思います。

今回の締結に向けて御尽力いただきました、日本獣医生命科学大学の池本学長をはじめ、関係者の皆様に心からお礼申し上げます。

日本獣医生命科学大学は、明治14年に日本最初の私立獣医学校として、開設され平成23年には創立130余年と長い歴史と実績を誇る大学であります。

現在、全国の18の公的機関と民間企業との共同研究も行っており、新しい品種や新しい研究という形でこれから山梨県としても努力していく方針ですが、今回連携ができて課題解決に向けた取り組みが本格的に進むとうれしく思っています。

山梨県の畜産試験場の客員研究員として、今日ご出席いただいております西村先生をはじめ、色々な先生方に客員教授として山梨県の畜産の試験研究、助言と言ったことを今までも頂いております。

今回この協定をベースに、さらなる共同研究の実施、そしてわが県の試験研究の高度化ということに繋がっていくと思っています。効果的・効率的な技術開発や産業振興ということが私の掲げている100万人山梨への挑戦、そしてその中で雇用を産業の中で産むということに繋がっていくとうれしく思っております。牛肉・豚肉・鶏肉といった色々な部分で山梨らしさという品種改良を進めておりますが、今回の締結が県内のオリジナルブランド品種改良にさらなる大きな歩みを進めていただくとともに、有ってはいけないことですが、家畜というのはいろいろな病気にも罹ることがございます。その際に疾病が大きく発生した時には、併せて様々なご助言やご指導をいただける関係となったということは改めてうれしく思っております。

これから、日本獣医生命科学大学の益々の御発展、そしてこれから更に連携強化が県としても深まることで畜産業という産業が山梨のオリジナル品種の開発を含めて前を向いて前進できるように、心から池本学長を始め大学関係者の皆様に心からお礼を申し上げ、お礼の言葉といたします。

どうぞ、これからもよろしくお願いいたします。

日本獣医生命科学大学学長

今日は後藤知事をはじめ皆様にここにお出でいただいて、私どもの大学と連携が協定として結ばれたことを心から喜んでおります。同時に厚くお礼を申し上げます。

私の大学は後藤知事もおっしゃって頂きましたが、日本で最初に護国寺というお寺の中で21歳2か月という若い9人の動物の医者、明治14年・1881年ですから日清戦争の始まる前ですが、その当時は機動力が馬だったわけです。馬と伝承鳩を何とかやろうとしてできた小さな専門学校でした。

山梨もこう考えますと我々が大学になるちょっと前までは、山梨の高専には醸造というのがありまして、醸造ってどんな学科だろうかなと考えた記憶もありましたが、それが大きく発展をしまして、今は山梨と言えばブドウ、ブドウ酒と言えば山梨、世界のブランドになっていることは外国に行ってもありますので、よく承知をしております。

もう1つ、我々の大学が大変お世話になっている旧上九一色村に持っている私たちの牧場アニマルファームを持っておりまして、その時に市町村合併があるときで、聞いていると甲府市に入るらしいということで、えらいところに甲府市が進出するなと思っておりましたら、牧場の場所だけが富士河口湖町に分割されたということで皆で話し合った記憶がございます。

我々の大学は、ご案内のように出来立ては獣医ですけれども、農学を、または農業を俯瞰して、そして我々にできること、何ができるか、もちろん学問はできますが、同時に今問題である、地域の再生、地域の復活にどれくらい、我々は皆様方に供用できるかそれが大きなテーマになっております。従いましてその1つが、西村先生がこの畜産試験場等で仕事をしていただいていますので、今また太田さんが変わって仕事をしているということですので、どうかそういうことを含めて我々の大学が皆様方の期待にどう応えられるか、どういうアイデア、どういう先端的な地域の開発に提言ができるか、また申し入れを受けてどこまで協力をして成果を上げられるかを考えてみたいと思っております。どうか遠慮なくご指示をいただきたいと思っております。

場所は中央線で東京に出られるときに立川と三鷹の間に大学がありますので、ちょっと途中下車していただいてお寄りいただきたい。動物の医療センターは近代的で、皆様方はあまり動物の医療センターご覧いただけないと思いますが、MERやCT、霊安室、手術後のICUで動物の医療を開く時代になっております。

その他に畜産、食品化学、そして日本で初めて作りました動物看護学という講座ができていますのでどうかご活用願います。

どうかひとつ知事を始めよろしくお願いします。

<質疑応答>

知事

私からよろしいでしょうか。今学長からお話をいただいたように、武蔵境に大学があるということと、旧上九一色村、今の富士河口湖町に付属の牧場もあるという形で地理的な部分も非常に近いという形で、今回の締結を踏まえて試験研究のさらなる連携強化が図られるということと、山梨県の畜産獣医の県庁職員が研究場や本庁に居るわけですけれども今は16人、大学から卒業生を受け入れています。そういう意味では人材交流ということも含めて、獣医師はいまペットドクターに人気が高まっているが、家畜という形になると非常に専門性もあり、先だっても公表させていただいたように、色々な病気を家畜はそれぞれ罹る可能性があります。特に先日のPEDという部分では、それほど大きな問題にはならないのですが、やはり色々な災害や非常に備えるということで、獣医師となると鳥インフルエンザのような大きな病気になるとその確保が非常に難しくなる可能性もあります。今回の覚書締結をベースにしながら、また大きな家畜伝染病があった場合でも、大学の方に速やかにご協力、また獣医師の派遣も含めてお願いしながら、できるだけ早い病気の鎮圧ということも含めて視野に入れていきたいと思っています。

そういったことが我が県では非常に大きなプラスの面がありますので、今回大きな形で包括研究協力の覚書を結ばせていただきましたので、これをベースにしながら農政部だけでなく、福祉保健部もいろいろ関わりが当然ありますので、試験場という場だけでなく、大きく人材交流・人材育成という面でも私の方から学長や西村教授ほか色々な関係者の皆様方にもお願いしていきたいと考えております。

記者

人材交流と伝染病への対応と言う処を具体的におっしゃっていただいたのですが、今後の具体的な事業であるとか連携について詳しく教えていただきたい。

知事

今、鶏の機能性を有する美味しい鶏肉生産技術の開発を畜産試験場と大学の間で共同研究を進めています。それが少し加速をする部分と、当然のことながらそれぞれの学校が地域を超えて、できるだけ地域の山梨大学、県立大学、山梨学院大学も含めて我が県と協定を結んでいますけれども、それを超えた中で文科省の方でも出来るだけたくさんの大学の方で研究協力・協定の締結を促していることを伺っています。そういう部分に交換、そしてあらゆる角度からの助言、これは産業施策品種改良等々今の共同研究もそうなのですが、そして伝染病疾病が大きく発生した時の協力ということがあります。

今これをすぐにどうにかするということはありますか。

畜産課長

伝染病に関しては迅速な検査方法とか消毒方法とかそういったものの衛生管理等の助言をいただければと期待しております。

日本獣医生命科学大学学長

(共同研究は大学の)太田教授とやっているわけですが、美味しい、しかも堅強で病気にかからない鶏をどうやって作っていくかということにはいろいろなアプローチがあると思います。1つはどういう遺伝子を持っているかということをはっきりさせる。そしてその遺伝子を活用して新しい鶏を作っていくということがあろうとおもいます。

もう1つは、人間と動物が共通の病気が200を超えるのですが、共通感染症、例えば鶏のインフルエンザにどうやって勝っていくか、そういうものにかからない鶏をどう作るか。こういうことも大切なことだろうと思います。

続いては今も知事がおっしゃられましたように動物の病気、今後、富士山の方にいますと山梨県の領域の中にずいぶん酪農が盛んに行われていますけれども、そういう所でもわかるように共通の病気・共通感染症に対して我々の大学がどのようにそれを防ぐことができるか。

実は狂犬病という恐ろしい病気がありまして、罹ったら死んじゃう、その病気は日本では昭和34年くらいから日本ではないんですけれども、その病気を罹らないようにするワクチンを作ったのは日本獣医に梅野新吉さんという人がおられまして、その人が開発されまして、北里柴三郎の高弟ですけれども、学内にはある種の伝統がありますので、そういうことを我々の精神的な支柱にしながらやっていく。

もう1つは獣医というのは農業を俯瞰しておりますので、野菜つくりに関してはそうフローは多くないのですが、農業生産物の食品ということについても、食品学科ではアプローチを行っている。もちろん安心と安全と質のいい食品の供給は日本の命題です。今は本当世界の問題、世界には8人に1人位、食に不安を持っている人がおられると伺っておりますから、そういうことを少なくとも我々の大学の周辺ではこれを防いでいけないか。それには1つは医学が必要になってくる、これは皆さんあまりご存じないのですけれども、今から70年前に日本獣医生命科学大学と日本医科大学と一緒になっている。それで、諸般の事情で1法人2大学ですけれども、連携は十分にとれておりますし、現に1年生では日本獣医生命科学大学で医学部の1年生も勉強もしております。そういうわけで、医食同源という言葉がございますけれども、そういう大きな前提を背負いながらでもなんとか皆さん方の期待の3分の1でも応えられるような体制組織を作りたいと思っているのでどうかご指導をいただきたいと思っております。

 

(以上)

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