ほうとう(のし入れ、のし込み)
「うまいもんだよカボチャのほうとう」とも言われる、誰もが知る山梨県の代表的な郷土料理。武田信玄が考案した陣中食であったとも言われていますが、文献上は江戸時代以降に多く登場します。小麦粉をのして麺をつくりそのまま鍋で煮ることから、峡南地域では「のし入れ」「のし込み」とも呼ばれています。また、敬称をつけて「おほうとう」と呼ぶ地域も多くあります。
<地域>
レシピ
ほうとう/アレンジレシピ
ほうとう
材料(5人分)
- 小麦粉400g
- ぬるま湯150~200cc
- じゃがいも100g
- かぼちゃ75g
- だいこん60g
- にんじん25g
- はくさい100g
- しいたけ5枚
- 長ねぎ35g
- 油揚げ25g
- 煮干し75g
- 水2.5リットル
- みそ180~200g
作り方
- 鍋に煮干しと水を入れ、だし汁を作っておく。
- 小麦粉にぬるま湯を少しずつ加えながらこね、耳たぶよりもややかためのもち状にまとめる。ぬれた布巾をかけて、30分くらいねかす。
- じゃがいもとかぼちゃは乱切りにする。
- にんじんとだいこんはいちょう切りにし、しいたけは太い千切りにする。はくさいはざく切りにする。
- 油揚げは短冊に切り、長ねぎは薄い斜め切りにする。
- 1にかたい野菜から入れ、柔らかくなるまで煮込む。
- 2に打ち粉をしながら薄くのばし、うどんより幅広く(1cmくらい)切ってほうとうめんをつくる。
- 油揚げとみそ半分の量と7を入れて煮込む。ほうとうめんが透き通ってきたら、残りのみそを加えて、味を調え、煮立ったらねぎを入れて火を止め、ふたをして2~3分蒸らす。
アレンジレシピ
「やまなしの食」新レシピコンテスト入賞のアレンジレシピもあります。
令和4年度「繋いでいこう郷土食」料理教室で紹介されたアレンジレシピもあります。
ページの先頭へ戻る
食べられる・買えるお店
ほうとうを食べられる・買えるお店(リンク)を紹介しています。
ページの先頭へ戻る
食の伝承マイスター
- 南アルプス特産品企業組合ほたるみ館(令和2年度認証)
- 小淵沢町食と健康を考える会(令和3年度認証)
- 江戸屋商店「踊る♪ほうとう学校」(令和4年度認証)
食の伝承マイスターとは、「やまなしの食」について、優れた技術や知識の継承に取り組む個人や団体のことです。
ページの先頭へ戻る
前のページ(やまなしの食データベース_郷土食)に戻る