インタビュー

<<工房lm(ルーメン)代表(大月市)>>藤本二菜
Vol.54 【働く】「郡内レザー」で地域活性化に貢献したい!
今回のゲスト
<<工房lm(ルーメン)代表(大月市)>>藤本二菜さん

工房lm(ルーメン)をオープンしたきっかけ

 東京の雑貨店に勤務した後に、地元の大月に戻って来た。その際、地元でレザー等を作る会社が無かった。それならば自分で会社を作ればよい、チャレンジする機会だと思い、自分で起業し、工房lm(ルーメン)を立ち上げた。

動物の命 無駄にしない

「地元ならではの製品を作りたい」との思いがあり、「地元で駆除されたシカやイノシシの獣皮を使って何か作れるのでは」と考えた。
友人の紹介で猟友会とのつながりが出来た。私自身も狩猟免許を取得し、猟友会の方と一緒に猟をし、解体することもある。
lm(ルーメン)ではシカやイノシシの皮を使ったポーチやポシェットを販売している。製作する際、シンプルで使い勝手がよいをコンセプトにしており、長く使ってもらいたいと思っている。

これからのチャレンジ~郡内レザーを全国へ~

「郡内レザー」が地場産業となるよう、猟友会を始め地域の人達と連携し、全国へ発信していきたい。「郡内レザー」を通じて、郡内のことを知ってもらい、地元の地域活性化につながれば嬉しい。

これからチャレンジする女性へのメッセージ

「やりたい」と思ったら、チャレンジ精神を持ってすぐ行動に移すことが重要です。

バックナンバー

藤本さんのこれまで

東京の短大卒業後、カバン職人にあこがれ、東京の革製品作りの学校に通う。

東京のカバン製造メーカーに勤務、その後メンズショップの雑貨店に就職。

2年前に、故郷大月に工房lm(ルーメン)をオープン。地元猟友会にも入会、狩猟免許を取得し、レザーの原材料であるシカ、イノシシの猟に参加している。

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