ページID:108223更新日:2023年3月20日

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鯉料理

鯉料理海のない山梨県では、湖や川に生息する淡水魚をタンパク質源として古くから食されてきました。

鯉もその一つで、明治初期から養蚕の盛んな地域では製糸業も多くあり、蚕のさなぎを利用し飼料にした養鯉を行っていました。

現在も県内で養殖が行われています。

鯉は、精のつく魚でもあり、鯉の滝登りや、端午の節句の鯉のぼりなどと縁起の良い魚であるところから、多くの人に好まれて料理も様々
に工夫され食されてきました。

 

主な地域>

笛吹市春日居町、忍野村

レシピ

鯉こく

鯉こく

材料

  • 鯉(筒切り)400g
  • だし汁4カップ
  • 赤味噌大さじ2.5
  • 大さじ1.5
  • しょうが汁少々
  • あさつき12g

作り方

  1. 鯉は臭みを抜くために、サッと熱湯に通して冷水で洗う。ザルに切り身をのせて熱湯をかけても良い。
  2. 1.をだし汁でアクを取りながら中火で7~8分煮る。(★)骨まで食べる方法は下記★参照
  3. 2.に酒、しょうが汁を入れ、赤味噌を煮汁で溶かしながら加える。
  4. あさつきは、小口切りにする。
  5. 器に盛り付けて、あさつきを散らす。お好みで粉山椒や七味唐辛子をふるのも良い。

★骨まで食べる方法

  1. 大きめの鍋に筒切りの鯉を並べ、たっぷりの水を入れ火にかける。
  2. 沸騰したらすぐにとろ火にして、アク(白い泡)をこまめに取る。じっくりと時間をかけて水を少しずつ足しながら煮込む。
  3. 3時間⇒だいぶコクが出る
    6時間⇒こってりとコクが出て小骨まで食べられるくらいになる
    7時間⇒大きな骨まで柔らかくなる。

ポイント

苦玉以外の内臓やうろこは付けたまま煮込んで良いが、食べ慣れない人は除いて煮込んだ方が食べやすい。頭を入れて作ると出汁がよく出る。

 

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山梨県県民生活部県民生活安全課 
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1588   ファクス番号:055(223)1516

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