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ページID:75901更新日:2016年11月15日

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中部横断自動車道(新清水JCT~六郷IC)の早期開通に関する要望活動

要望事項

中部横断自動車道は、静岡県から山梨県及び長野県までを広域で結ぶ新たな南北軸を形成する高規格幹線道路であり、交流圏域が拡大することにより、沿線地域の産業、経済、観光及び文化等の発展・振興に大きな活力を与えるとともに、切迫性が指摘されている南海トラフ巨大地震や富士山噴火等の大規模災害発生時には、沿岸部と内陸部を結び、避難や救援のために必要不可欠な「命の道」となる重要な道路であります。
これまで、沿線の自治体や民間企業、経済団体等は、公表されている平成29年度の全線開通を見据えて、清水港ポートマーケティングを精力的に行うほか、民間の投資や開発、また沿線の多様な資源の活用や交流拠点の確保など、開通後の中部横断自動車道を最大限に利活用するための新たな取り組みや体制づくりを進めてまいりました。
こうした中、本年8月、新清水JCTから六郷IC間については、想定以上に脆い地盤でのトンネル掘削や自然由来の重金属の発生等によって工事が難航しているため、開通時期(平成29年度)については検討が必要な状況であることが報告され、事業進捗について大変心配しているところであります。
沿線の住民を始め、自治体や民間企業、経済団体等、多くの人々が一日も早い開通を待ち望んでおり、工期短縮のため地元として可能な協力をしてまいる考えであります。
つきましては、次の事項について、特段の配慮がなされますよう強く要望いたします。

 

一、中部横断自動車道の新清水JCT~六郷IC間について、一日も早い全線の開通を図ること

一、上記開通時期について、早急に示すこと

一、新直轄区間の事業費について、早急に示すこと

一、中部横断自動車道の建設について、災害に強く、安全・安心な信頼性の高い道路を構築すること

要望書提出

 

要望活動1

要望活動2

知事囲み取材

記者

中部横断自動車道の六郷以南については、開通時期の検討が必要であるとの報告が8月にされてから、度々国に要望を行っていますが、このタイミングで要望を行ったこと、特にどこに力を入れて要望したのか、また、要望に対する森技監のリアクションはどのようなものだったのか教えてください。

知事

8月17日の国土交通省並びに中日本高速道路株式会社から再検討が必要とのお話を受けてから、今日で4回目の国土交通省への要望活動となります。山梨県においては、臨時議会を招集して中部横断自動車道の予算を含めた公共事業の補正予算を成立させていただきました。平成29年度予算編成に向けて12月までが大きな山となります。中部横断自動車道の南部区間の開通時期並びに事業費のできるだけ早い開示、更には全線の1日も早い開通について、改めて要望させていただきました。

森技監からは、中部横断自動車道ができることにより、日本全体の大きな骨格道路の形成に繋がること、また、沿線自治体についても、できるだけ早く、それを活かせるような形にできるように、国土交通省としても最大限対応するとのお話をいただきましたので、改めて意を強くしたところです。沿線市町村長の皆さんと協力をしながら、新たな街づくりや、経済、観光、農業の全ての分野において、山梨が大きく元気になる基盤が作れる道路であると確信をしておりますので、1日も早い開通に向けて、山梨県としても市町村長と協力をしながら、これからも最大限努力をしていきたいと考えています。

記者

今後の具体的な取り組み、アプローチはどのようにしていきたいとお考えでしょうか。

知事

今回、静岡県さん、静岡市さんと初めて合同での要望活動ができました。山梨県、山梨県内の関係市町村長だけではなく、新清水ジャンクションから六郷インターチェンジまでを一括で、できるだけ早く開通してほしいという要望活動を山梨県、静岡県が一体となってできました。両県の連携という従来と違った形での要望活動ができたことは大変うれしく思っています。

記者

今回の山梨県、静岡県合同での要望活動は、山梨県からの呼びかけで実現したのでしょうか。

知事

阿吽の呼吸です。静岡県さんも1日も早い南部区間の全線開通が必要であること、我が県においても、できるだけ早く南部区間の全線開通が必要であること、両県の阿吽の部分で今日の合同での要望活動が実ったと理解していただければと思います。

記者

開通時期が不明な状況の中で、地元の経済界や観光業などの方々から、何か要望が届いていますでしょうか。

知事

開通時期の目途については、脆弱な地盤という問題と、自然由来の重金属の処理の問題を含めて、もう1度点検をしたいというお話を8月17日に事業主体の国土交通省と中日本高速道路株式会社からお聞きしました。我々としては計画的に今まで準備をしてきましたし、全線開通することが沿線市町村にとって、経済、アクセス、観光なども含めて、山梨県にとって大きなプラスの変化があるということは沿線市町村の皆さんも同じ思いです。また、経済界の皆さんも同じお気持ちだと理解をしています。山梨県の代表として、今回は静岡県さんと合同で対応させていただきましたが、経済界や農業、観光業の皆様からも、ご理解をいただけると思っています。

記者

いつ頃、全線開通の時期を示せるというお話はありましたか。

知事

今、精査をしているとのお話をされています。できるだけ早く事業規模、開通時期を開示してほしいということは、今日の要望事項の大きな主眼でありますので、それを踏まえて、できるだけ早く開示をしていただけるものと確信をしております。

記者

具体的にはお示しいただけなかったということでしょうか。

知事

その前段として、今回、開通時期と事業規模の早期の明示をお願いしました。特に新直轄の部分ではその2つが大きな課題となります。今日の要望活動を踏まえて、できるだけ早く開示がされる、連絡がいただけると思っています。

 

以上

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