ページID:75784更新日:2016年11月8日

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平成28年11月臨時県議会知事説明要旨

平成28年11月臨時県議会の開会に当たり、提出致しました案件につきまして、その概要を御説明申し上げます。

三笠宮崇仁親王殿下の御訃報に接し、悲しみの念に堪えません。

殿下には、妃殿下とともに、昭和45年夏の全国レクリエーション大会、61年秋のかいじ国体の際に御臨場を仰ぎ、県内各地において県民と親しく接していただきました。

謹んで心から哀悼の意を表します。

次に、予算案につきまして申し上げます。

国においては、先月11日に、未来への投資を実現する経済対策を盛り込んだ、総額3兆2,868億円余の補正予算が成立致しました。

このうち、公共事業の予算については、過日、本県への内示額が明らかになったところであります。

社会資本の整備は、県民生活の向上や地域経済の発展に直結するとの基本認識のもと、事業効果を早期に発現できるよう、今回、臨時県議会を招集し、御審議をいただくこととした次第であります。

補正予算においては、先ず、21世紀型のインフラ整備として、50億円余を計上致しております。

具体的には、間伐や、早期開通が可能な林内路網、畑地や樹園地などの整備により、農林水産業の競争力強化を図るほか、新山梨環状道路東部区間など、県内の道路ネットワークを形成する基幹的な道路の整備により、地域の競争力強化や成長の基盤となる社会資本の形成を加速化して参ります。

また、安全・安心、防災対応の強化を図るための事業として、49億円余を計上致しております。

具体的には、トンネルや公園施設の老朽化対策、橋梁や下水道施設の耐震化、河川の護岸整備による治水対策を進めるほか、台風などに起因した山地災害発生箇所の復旧整備などを実施することとしており、このうち、急傾斜地崩壊対策事業や復旧治山事業などの一部が、今回の整備により完了するなど、自然災害に強い、強靭な県土づくりを着実に進めて参ります。

以上の内容をもって編成しました結果、一般会計の補正額は、108億円余、既定予算と合わせますと4,864億円余となっております。

この財源と致しましては、国庫支出金54億円余、県債47億円余などとなっており、県債には、国の有利な交付税措置が講じられることとなっております。

特別会計は、恩賜県有財産ほか一会計で7億円余であり、これらを合わせ、会計間の重複額を控除した補正予算の総額は111億円余となっております。

なにとぞ、よろしく御審議の上、御議決あらんことをお願い申し上げます。

 

 

平成28年11月7日

 

 

 

山梨県知事

 

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