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ページID:96996更新日:2020年10月23日

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「ビジネスカジュアル」に関する要望に対する知事コメント

ビジネスカジュアルは、イコール、ノーネクタイではありません。新聞の報道から誤解を生じさせてしまっているかもしれませんが、県では職員に対してネクタイをやめてくださいという話はしておりません。

ビジネスカジュアルの目的は、働きやすさであるとか自由な職場文化を醸成しようということです。おしゃれを楽しむ、おしゃれを意識することによって、ファッションに対する感性を高めていこうという運動の一環であると認識しています。

ビジネスカジュアルであったとしても、ネクタイをするスタイルは当然あり、むしろ幅広いファッションの中で、様々なお気に入りのネクタイを着けるという機会を創出するという側面もあります。また、TPOに応じてフォーマルでということであれば、これはネクタイ必須になりますので、両方やろうということです。

山梨県は、テキスタイルはもちろんのこと、ジュエリー、美食あるいは美酒といった、多くの皆さんが憧れるおしゃれな、美しい、素敵な、感性の高い産業をしっかり伸ばしていこうと取り組んでおります。織物産業も、未来に向けたイメージをもって、時流や新たな領域をしっかりと取り込みつつ、再び力強く成長を作り出していこうと活動していますし、これからも皆様の取り組みに対して、これまで以上にかかわりあっていきたいと思います。熱心に取り組んでいる事業者の皆様を支援する体制はできていますので、御理解を賜りますようお願いいたします。

ネクタイだけではなく、スカーフ、傘、インテリア、ジャケット、スーツといったテキスタイルに対しても、新しい取り組みをしっかり広げ、頑張る皆様と歩みを合わせ、かつ、後押しをしていきたいと思います。

全ての県民の皆様が、ファッションに対する感性を高めていくことが、産地として重要であると考えています。その先駆けとして、県庁において、ファッションを楽しみ、感性を高め、より良い産地振興ができるようなる、その第一歩としてビジネスカジュアルを導入しました。目指すところは、県庁全体がおしゃれになっていこうということですので、こういった形で産地振興にチャレンジさせていただきたいと思います。

これから、「おしゃれ県庁プロジェクト」といった取り組みを進めていきたいと思います。

今、印章の皆様が何を訴えているかというと、電子化の波にはんこも乗らせてほしいということです。電子デバイスを使って印章を取り込む、あるいは海外に向けて打って出たいというのが我々の訴えであり、産地の皆様と頑張っているところです。

織物業界が大変厳しいということは重々承知しており、業界の皆様が苦しみから一日でも早く抜け出せるように全力を尽くしていきたいと思っています。今回の取り組みは決して産地を切り捨てるものではありませんが、我々の趣旨が十分徹底できていなかったということで、不安な思いをさせ、御心配をお掛けしたことに関しましては、お詫び申し上げたうえで、県全体のファッションに対する感性を高め、ネクタイ産地にプラスになるような拡大路線で取り組ませていただければありがたいと思います。

お越しいただいた皆様とは、産地の振興を目指すということでは寸分の違いもありませんので、県の織物業をかつて以上の輝きを取り戻すように、知恵を絞っていきたいと思います。


(以上)

 

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