ページID:44085更新日:2023年1月20日

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知事臨時記者会見(平成24年4月25日水曜日)

本館2階特別会議室

13時30分から

発表事項

  • 「山梨県がん検診受診率向上プロジェクト」協定の締結について
    • 東京海上東京海上日動火災保険(株)、株式会社山梨中央銀行、山梨信用金庫、甲府信用金庫、都留信用組合および山梨県民信用組合との共同会見

配付資料「「山梨県がん検診受診率向上プロジェクト」協定の締結について」

「山梨県がん検診受診率向上プロジェクト」協定の締結について

知事

本日は、山梨県がん検診受診率向上プロジェクトにつきまして、協定書を締結することになりました。本県と県内の金融機関5社および東京海上日動火災保険株式会社の6社の金融機関との協定を締結し、がん検診受診率の向上を図っていこうというお約束をさせていただいたことは、大変に有意義なことと思っております。

各金融機関におかれましては、日頃金融を通じて本県の経済・産業の発展にご貢献いただいているわけでありますけれども、このたびがん検診・がん対策についてもご尽力を賜ることになりました。何といっても6つの金融機関の窓口は合計いたしまして500を超える窓口が県内にあり、多くの県民の皆さんが訪れる場所でございますので、そのようなところにおいて(がん)検診受診率向上のPRをしていただくのは大変に有意義なことと思っております。

皆さまご案内のように本県は、死亡原因の中では、がんは1番高いわけでございますけれども、がんの死亡率は全国的には低く、良い方でございまして、47都道府県を悪い方から挙げていきますと、男性の場合には35番目、女性の場合には47番目ということで、女性の場合には特に全国でもがんの死亡率が最も低い県でございます。しかしながら言うまでもなく死亡原因の第1位でありますから、県民の健康不安の最も大きいものでございまして、これのさらなる減少を図っていかなければならないということで、去る2月の県議会におきましては、県議会議員の皆さま一致結束して「山梨県がん対策推進条例」を制定していただいたわけであります。

この条例に基づいて、県としてはさらに一層のがん対策を充実していくことになりまして、例えば新しい(通院加療)がんセンターをつくるとか、あるいは肝臓がんについての検診の助成をするとか、いろいろな対策を講じてきているところでございます。

そのような中で、がんの減少を図っていくためには何といっても早期発見、そのためには(がん)検診の受診率を高めることが、1番効果があるわけであります。全国の目標としてがん検診受診率を50パーセント以上に上げようという目標がございます。本県の場合には、全国平均よりも受診率が高いわけでありますけれども、まだ依然として20パーセントから30パーセントでありまして、これを高めていくことが最も近道であり、また大きな課題になっているということでございます。そのような中で今回6社の金融機関と(がん検診)受診率向上のための協定を締結し、各社において(がん検診)受診率向上のためにさまざまな啓発活動をしていただくことは大変にありがたいことだと思っております。力を合わせてがんの一層の減少のために努力していきたいと思っております。

本日は誠にありがとうございました。

株式会社山梨中央銀行代表取締役頭取

進藤でございます。山梨県がん検診受診率向上プロジェクトの協定締結式にあたり、一言ご挨拶申し上げます。

今、横内知事からもお話がありましたように、今年の2月の定例議会で山梨県がん対策推進条例が制定されまして、この4月1日から施行されております。私どもも常日頃から、がんには関心を持っていたわけでありますけれども、この条例が制定されましてあらためてがん検診をしっかり受けなければいけないと認識を新たにしたところでございます。 

本日、今までの3金融機関から、甲府信用金庫、それから山梨県民信用組合、新たに2つの金融機関がこの締結に加わっていただきまして、より一層、本県のがん予防に対する広報と言いますか、皆さま方に知らしめる窓口を多くできるのかなと思っております。私ども山梨中央銀行では、平成21年11月、このプロジェクトがスタートしたときから、店頭にパンフレットを置いたり、あるいはポスターを掲示したり、それから甲府の駅頭でチラシを配布したりということで私どもにできる限りの広報活動と言いますか、行って参りましたが、ここで5つの金融機関がさらに力を合わせていけば、かなり多くの山梨県の県民の皆さんにがん検診の重要性、必要性というものを広報できるのではないかと考えております。 

本日の協定締結を機に、さらにこの活動に一所懸命、我々もまい進していきたいと思っております。本日の協定が先ほども申し上げましたけれども、山梨県民の皆さま方の健やかで安心した生活に少しでもつながるようにご期待を申し上げまして、簡単ではございますけれども、挨拶とさせていただきます。

本日はありがとうございました。

山梨信用金庫理事長

ただ今ご紹介いただきました山梨信用金庫の五味でございます。

今から4年前に、山梨県は山梨県がん対策推進計画を策定され、本年4月に山梨県がん対策推進条例が施行されました。山梨信用金庫を代表いたしまして、新たな決意で本日の協定締結式に臨んだ次第でございます。改めまして、横内県知事、福祉保健部、東京海上日動火災保険株式会社、関係各位の皆さまに対しまして、厚くお礼申し上げます。

平成21年11月の当プロジェクト協定から2年余り経過し、本日ここに、新たに甲府信用金庫、山梨県民信用組合をお迎えし、共に手を携えることができますこと、大変意義深く感じているところでございます。今日まで、微力ではありますが早期発見を合い言葉に官民一体となり、がん検診受診率の向上に取り組んで参りました。がん予防の要諦は、早期発見、早期治療に結びつく、がん検診受診勧奨への活動を粘り強く活動するということにあると思います。私どもといたしましても、従来以上の取り組みをして参りたいと考えております。

最後になりますが、県民の皆さまのご健康と、がんによる不幸のない社会の実現に向け、これまで以上にがん検診の受診率向上に積極的に取り組むことを決意申し上げまして、挨拶とさせていただきます。

本日は、ありがとうございました。

甲府信用金庫理事長

ただ今ご紹介をいただきました、甲府信用金庫の坂本でございます。

本日は、山梨県がん検診受診率向上プロジェクトに私ども甲府信用金庫を新たに加えていただき、協定の締結に名を連ねることができ、誠に光栄に思っております。

このたび、施行されました山梨県がん対策推進条例、この前文には制定の趣旨が示され、また、地域金融機関である当金庫が、がん対策関係者及び事業者として、山梨県と連携してどのように取り組むべきか、そういったことが責務、推進事項等において定められています。当金庫では、「郷土の金融機関として、全ての家庭の幸福のために奉仕する。」、これを基本方針の1つといたしまして、行動綱領では「社会と共に歩む『良き企業市民』として積極的に社会貢献活動に取り組んでいく。」ということを定めています。山梨県がん対策推進条例は、まさにこの私どもの理念と重なるものでございます。当金庫は、現在、山梨県の国中におきまして、25店舗、役職員数約400名で営業しております。本日のプロジェクト協定の締結を受けまして、県民のがん検診の受診率向上、ならびに当金庫役職員に対する環境整備に組織を挙げて取り組んで参る所存でございます。

本日、このような機会を与えていただきましたことに対しまして、感謝申し上げますとともに、今後のご指導をお願いいたしまして、私からの挨拶とさせていただきます。

本日はありがとうございました。

都留信用組合理事長

皆さまこんにちは。私、ただ今ご紹介いただきました、都留信用組合の細田でございます。

私どものがん検診への取り組みでございますけれど、実は、私は(平成)18年にがんを発症しまして手術をしました。父親も同じがんで亡くなっておりますので、常日頃から、山梨市内で診察を受けておりました。(平成)18年に生検をしましたらそこで1つのがんが発見されました。セカンドオピニオンの東大病院で手術をいたしました。その手術をしましてもう6年経ちましたが、日頃からがんの検査も受診もしておりましたので、私は助かったと思っております。その経験からがん検診は受けた方が良いと職員には日頃から口うるさく言っております。そのような折り、県とのがん検診向上プロジェクトがあるということを、東京海上日動火災保険株式会社の当時の支店長、志田支店長からお誘いを受けまして、山梨中央銀行、山梨信用金庫とともにその協定を結ばせていただきました。

その後、「山梨まんまクラブ」の支援等、いろいろな機会をみて私ども郡内のエリアで、がんの早期発見受診率向上のPRを行っております。健康というものがいかに大事なものかということをあらためて知ることができました。そういう中で、東京海上日動のお取り計らいで、山梨県のご協力をいただき、本日ここに山梨県に本店を置く金融機関がこぞって、県で受診率の向上をうたい応援・サポートができる体制ができましたことは、私どもは郡内のエリアでありますけれど、私ども金融業界といたしましても、非常にうれしく思っている次第でございます。今後もますます、山梨の安心・安全・健康のために微力ではございますが、組織を挙げて頑張っていきたいと思います。今後とも、県当局のご指導ご鞭撻をよろしくお願いしまして、本日のごあいさつにかえさせていただきます。

本日はおめでとうございます。

山梨県民信用組合理事長

皆さまこんにちは。ただ今ご紹介いただきました山梨県民信用組合の坂井でございます。

横内知事をはじめ、皆さまからお話がありましたが、私も同様に、本日の協定締結うれしく思っております。 

私ども山梨県民信用組合は、「けんみんのGoodPartner」を標榜しておりまして、また、そうありたいと思い、日々取り組んでいるところでございます。

今般の山梨県がん対策推進条例が施行されるに伴いまして、今般の協定につきまして、私どもにも参加のご案内をいただきまして、すぐに是非、お手伝いさせてくださいと即答させていただいたところであります。

県民の皆さまにおきましては、今般の協定締結がきっかけとなりまして、さらにがん検診の受診率が向上されればいいなと願っております。

実は、私ども山梨県民信用組合には、年金受給をされているお客様、お取引先、約4万人に上る年金友の会がございます。

これは、全国の信用組合においても2番目の数となります。早速、この年金友の会を通じて、PR活動、普及、啓蒙活動に努めたいと考えております。

今後ともさまざまな形で今般のプロジェクトに積極的に参加させていただきまして、また、微力ながら皆さまのサポートをさせていただければありがたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

本日はありがとうございました。

東京海上日動火災保険株式会社専務取締役

皆さまこんにちは。ただ今ご紹介いただきました東京海上日動の宮﨑でございます。

本日は、知事、進藤(山梨中央銀行代表取締役)頭取、五味(山梨信用金庫)理事長、坂本(甲府信用金庫)理事長、細田(都留信用組合)理事長、坂井(山梨県民信用組合)理事長からもお話しがありましたけれども、私どもとしても、今日の協定締結を大変うれしく思っております。

私どもの会社は従来よりCSR(企業の社会的責任)の一環といたしまして、がん撲滅をテーマとしたセミナーやピンクリボン運動を展開しております。併せて「お客様をがんからお守りする運動」、これを全国的にも展開中でございます。

先ほどからお話しがありますように、平成21年11月13日に山梨県、あとは山梨中央銀行、山梨信用金庫、都留信用組合の皆さまとがんの協定を締結させていただいた。それ以降、山梨県のがん対策を官民一体となって積極的に啓蒙活動を行って参りました。

今般、4月1日から山梨県が、がん対策推進条例を施行され、それから甲府信用金庫、山梨県民信用組合が新たにご参加いただけるということで、本当に心強く思っております。

今後は、さらなる啓蒙活動を展開することによって、県民の皆さまのがん検診の受診率を向上させるということと、早期発見、早期治療につながることを心から祈っております。

最後になりますが、私どもといたしましては、今後もさまざまな形で官民一体となった地域貢献につながるプロジェクトに積極的に参加させていただきたいと思っております。

本日はどうもありがとうございました。

 

以上

このページに関するお問い合わせ先

山梨県知事政策局広聴広報グループ 
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1336   ファクス番号:055(223)1525

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