ページID:76175更新日:2016年11月30日

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知事臨時記者会見(平成28年11月24日木曜日)

古名屋ホテル2階「ホアヒン」

13時15分から

発表事項

配付資料

 山梨県・ジョグジャカルタ特別州との友好協力に係る覚書締結式について

知事

ただ今、ジャグジャカルタ特別州ハメンク・ブウォノ10世知事と両県州の友好協力に係る覚書の締結をさせていただきました。

ジョグジャカルタ特別州は、インドネシア独立戦争時に、時のスルタン閣下が独立に協力したため、共和国成立後も特別州としての地位を与えられ、特別州知事はスルタンとして、現在でも州民から広く尊敬を集めています。

また、ジョグジャカルタとは「平和の町」という意味を有しており、古都としてジャワ島の伝統文化を強く残す著名な地域でもあり、本日、同州と覚書を締結いたしましたことは、本県にとって誠に光栄であります。

この覚書の締結により、両県州が文化、農業、教育、観光の分野において協力を図るための第一歩が踏み出せたことを、本当に嬉しく思います。

今後、各分野における具体的な取組内容について、両県州間で検討して参りますが、本覚書を契機に双方にとってよりメリットを得られるよう協力関係を深めていきたいと考えております。

本県とジョグジャカルタ特別州は、富士山やボロブドゥール仏教遺跡などの世界遺産を有し、世界中から多くの観光客が訪れているという共通点を有しています。

今後の両県州の友好協力が深まることにより、更なる交流人口の拡大も期待されるところであります。

ハメンク・ブウォノ10世知事はじめ関係者の皆様方におかれましては、今後とも両県州の発展、ひいては日本とインドネシアの一層の交流の促進に御尽力いただきますようお願い申し上げ、私からの挨拶とさせていただきます。

ジョグジャカルタ特別州知事

まず、後藤知事ならびにご列席の皆さまに御礼申し上げます。そして、ここ2年の両州県の努力が実り、覚書の締結に至りましたことを感謝いたします。州議会の皆さまも山梨県との協力関係を築く上での施策について協力いただいたことについて感謝します。

後藤知事とも話をした中で出てきた話ですが、両州県とも山が多いという共通点があります。今回の覚書の締結により一歩前進することとなりますが、私どもの方からは農業のチームだけでなく、漁業のチームも派遣することとしています。両地域の所得向上、特にメラピ山周辺住民の所得向上に努めていきたいと考えています。

山梨県との関係はとても重要であり、この関係は日本・インドネシア間との友好関係にも貢献できるものと考えています。これまで日本からは経済もしくは福祉に関する多くの援助がなされました。

先ほど州議会議長からも言及がありましたが、今後、後藤知事ならびに議会の皆さま、実務者のチームのジョグジャカルタ訪問を心待ちにしております。双方の実務者同士での話し合いを通じ、交流プログラム作成をしていきたいと考えています。

最後に、このような協力関係を築けることになったことについてあらためて感謝したいと思います。

質疑応答

記者

山梨県として、覚書の締結によってどのような効果を期待しているのでしょうか。

知事

今回は大きく4つの分野に限定して協定を締結しました。州知事閣下からのご指摘にもあったとおり、覚書を締結するまで2年あまりと非常に短い期間だったのですが、両県民・州民の皆さまがお互いの地域を知り、訪れることで交流が深まるものと考えます。

特に、ジョグジャカルタ特別州は人口約350万人を抱える古都であります。お互いの良いところを認め合い、交流人口が増加していくことが相互にプラスになると確信しております。

そうした意味で今日が第一歩ですから、それぞれの分野において合同部会で実務的に具体的な事業の整理を行い、職員の相互交流等をしていくこととなると思います。

そうしたことを通じて、県民の皆さまにもジョグジャカルタ特別州との友好交流に係る覚書の締結について認知が進めば、ジョグジャカルタ特別州の良さあるいは両県州交流の大切さを知る大きなきっかけとなると考えます。

お互いを認め合うこと、交流が深まることを通じて、観光や農業を含めた各分野で相互補完をしながら両州県の協力関係が促進されることを期待しています。

 

(以上)

このページに関するお問い合わせ先

山梨県知事政策局広聴広報グループ 
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1336   ファクス番号:055(223)1525

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