前進!やまなし

こんにちは。知事の長崎です。

ここから本文です。

更新日:2017年1月27日

知事記者会見(平成29年1月26日木曜日)

本館2階特別会議室

11時30分から

 

発表事項

知事コメント

発表事項以外の質疑応答

知事記者会見290127

 英国・ロンドンにおける山梨ワイントップセールス等について

知事

1月28日から2月1日にかけてフランスとイギリスを訪問させていただくこととなりました。フランスにつきましては、本県で初めて事前合宿の誘致が内定しておりますラグビー協会との面談、意見交換を行い、スムーズな事前合宿と、その効果が他のスポーツにも波及するように意見交換をさせていただきたいと考えています。ロンドンにおいては、8年目になりますが、KOJ甲州ワインのプロモーションについて、県ワイン酒造組合から一緒にPRしようとのご要請を受けました。現地のジャーナリストの皆さんや、日本大使館を含めて、継続的にこれからも山梨のワインの良さをPRしたいと考えています。今回からは甲州ワインだけでなく、県産ワインという形で対象を広げながら、ロンドンの日本食レストランにも協力をお願いし、1週間甲州ウィークを設け、その冒頭で私もワイン業界の皆様方と一緒にPRをしたいと考えています。

ページの先頭へ戻る

 県が開発した新魚を養殖魚として利用することの水産庁確認について

知事

新たなブランド魚が水産庁から養殖魚として適合するという通知を受けました。かねてから、本県では、水産振興の一環として、甲斐サーモン以外の新たなブランド魚の開発を進めて参りました。今般、マス類で大きくなり、食味も良いとされるキングサーモンと育てやすいニジマスの掛け合わせに日本で初めて成功し、この魚が養殖魚として適合する旨の通知を水産庁からいただきましたので、開発を進めて参りたいと考えています。自然界に存在しない魚でありますので、それが広がらないようにするというルールがあり、水産庁で確認していただき、利用可能となりました。今後は平成32年、東京オリンピックの年には地産訪消を促進し、新・やまなし農業大綱にも記載したブランド力を持つ魚として普及ができればと考えております。70センチくらいの大きさになり、このくらいの大きさになると刺身でも利用ができ、食味も非常においしいものでありますので、東京オリンピックに間に合うように、関係者の皆様方とも相談をしております。新しい魚でありますので、生産者や流通業者だけでなく、一般の皆様からも名前を公募したいと考えております。良い名前がありましたら教えていただきたいと思います。

記者

実際に市場に出て行く時期、県民が口にできる時期は、東京オリンピックの時期としているのか、それよりも前としているのか、教えてください。

知事

平成32年の東京オリンピックの年、3年後を目標にしています。オリンピックの成長を山梨県の経済に波及させるというお話を今年の初めから繰り返しさせていただいています。その1つとしたいと考えています。マス類の魚は、非常に冷たい水でないと育たない特性があります。山梨で甲斐サーモンレッドというブランド魚を売り出していますが、それはニジマスの大きくなったものであり、今回の魚は掛け合わせをして、新たな品種を創り上げたものです。生産する場所や生産者をどうするか、流通にどのように回していくのか、関係者の皆様方と相談をしながら、一番良い形にしたいと考えています。県民の皆様方はもちろんですが、観光で県外から山梨へ訪れた方にも、海外からのお客様にも提供したいというのが2020年、平成32年でありますから、平成32年を目標にして、関係者の皆様方とより具体的に検討をして参りたいと思っています。

記者

オリンピックの直前に間に合わせたいということでしょうか。

知事

はい。そのとおりです。

記者

このような淡水魚の需要動向、市場動向はどのようにお考えでしょうか。

知事

今、甲斐サーモンレッドも非常に付加価値が高く、全ての小売店、レストラン等において、販売、召し上がれるものではありませんが、1年少し前の統計では約40トンの生産をしていました。隣の長野県でも信州サーモンと称するものがあります。新たにイワナを使った新しい養殖魚ができたと、先日の4県知事会の席で長野県知事さんがお話しされていました。水産技術センターの専門の職員が努力をして、新しいものを開発していただき、今回、具体化できることになりました。市場動向については、後程、情報提供したいと考えています。海水魚が全体としては大きな比率を占めていますが、山梨に来て、山梨でとれた魚を刺身やその他の料理で食べてみたいというのは当然あると思います。一昨年の12月に新・やまなし農業大綱で地産訪消という、地元でつくったものを来ていただいた方にもというキーワードを訪消という言葉で定義させていただきました。イチゴとか、マスクメロンとか、去年の7月にはマンゴーも収穫できましたので、新しいバラエティに富んだものを積極的に市場に出していけるような活動は、今年は農業の分野でも加速をしなければならない年であると思いますので、積極的に対応していきたいと考えています。

記者

この新しい魚を知事は試食されましたか。

知事

去年、試験的に水産庁に出す前のものを試食しています。個人的にはおいしく感じました。

記者

おいしく感じた味について、より具体的に教えてください。

知事

キングサーモンに近い味と感じました。すぐに調理してくれたため、普通のマグロなどの刺身よりもかたく感じましたが、美味です。

記者

うま味、脂身はいかがでしたか。

知事

大きくなればなるほど、当然脂身は増しますが、市場性を考えると3年魚がおそらく最も適していると専門家の方は見立てていますが、個人差がありますので、何とも言えません。一般の方が食べておいしいと感じていただけるものは、この3年魚かなと個人的には思います。

記者

市場で受け入れられる自信はありますか。

知事

当然、あります。

記者

海外からの観光客や他の地域の方々に広めていくには、まず、県内の関係者や県民の方々に広めることが重要であると思いますが、そのために検討していることがあれば教えてください。

知事

生産する方、取り扱う市場の方、売っていただく方、そして県民の方々という流れがあります。関係者との検討はこれから本格的になりますから、どうすれば最も良い形でブランド力も高めながら、県民の皆様方にも県外から来た皆様方にもという、「アンド、アンド」という考えで攻めてきたいと思っています。来年度はそのようなことについて、相談できる場をつくっていきたいと考えています。

記者

今回、キングサーモンとニジマスの掛け合わせは日本で初めてとのことですが、どのような点が成功に繋がったとお考えでしょうか。また、各地でブランド魚が確立されている中で、どのような差別化を図っていきますか。

知事

マス類の魚は冷たい水で育つ魚です。その面では冷たい水があること、高冷地であり、夏場の温度管理も適切に行われること、この2点について、山梨では優位性があり、水産技術センターの職員もそこに着目して開発をしました。キングサーモンは大型のサケ科の魚ですが、世界的においしいという評価を受けている魚と、ニジマスという育てやすいものの2つを掛け合わせ、それが成功したというのが日本で初めてとなりました。水産庁から確認を受け、生産体制に入ってもよいということになりましたので、発表をさせていただきました。山梨の自然環境、育てやすい環境というものについて、優位性があったと思います。食味でもキングサーモンとの掛け合わせをしていますので、県内、県外を問わず、消費者の皆様方からおいしいと評価いただけるのではないかと考えています。

記者

甲斐サーモンの出荷量は約40トンとのことですが、東京オリンピックまでにどのくらいの出荷量を目指しますか。

知事

今年の卵がどのくらい存在するのか確認していませんが、今の甲斐サーモンと同じくらいの量には、多分ならないと思います。関係者との協議の中で具体的に生産していただける方を確保し、生産場所も決めていかなければなりません。新年度になりましたら、早々に検討する場を立ち上げ、出荷量の数字もできるだけ早くお示しができるようにしていきたいと考えています。

記者

他県でこのように掛け合わせしたブランド魚はあるのでしょうか。試食は刺身でしょうか。他に食べ方についてはどのように研究していくのでしょうか。

知事

他県の状況は担当課長から答えさせます。試食の時は刺身でいただきました。

花き農水産課長

掛け合わせについては、魚種は違いますが信州サーモンがあります。ニジマスとブラウントラウトの交配です。その他にも3倍体技術を使ってニジマスを大きくしたり、いろいろな方法を使って、ブランド魚を開発している事例があります。

ページの先頭へ戻る

 『「輝きあんしんプラチナ社会」の実現に向けたICTの利活用について』の作成について

知事

『「輝きあんしんプラチナ社会」の実現に向けたICTの利活用について』という冊子を作らせていただきました。昨年6月に、政府におきましても日本再興戦略において、IoTや人工知能を活用する第4次産業革命を生産性向上の鍵と位置づけています。昨年、若手の皆さん方にも要請し、年末に提案を受けたもの、更には、これからICTというものが私達の暮らしや、それぞれの産業にどのような形でプラスになっていくのだろうという事を、これからの起業家の皆さんや、県民の皆さん方にICTを利活用すればこのようになっていくというきっかけになるような形で、この冊子を作らせていただきました。10月の中国に行った視察の概要等もこの中に整理をさせていただいておりますし、国内外の具体的な事例というものも、掲載していただいております。もちろん10年後の姿が、ご覧のとおりICTが、それぞれの産業の部分に、そのまま適用されるということはないかもしれませんが、先ほどお話したように、きっかけという形で、県民の皆さん方がこの冊子や、またこの内容につきましてはホームページ等でこれから周知し、必要があれば研修会等、色々な場面で活用し、併せて庁内の部局にもこの冊子を使いながら、それぞれの事業や施策にどうICTが生かしていけるかということにつきましても、積極的に来年度の予算等に反映させるという指示を併せて出してありますので、それが具体的に進んでいけるように、分かりやすさ、具体性に工夫をさせていただきながらまとめたということであります。

ページの先頭へ戻る

 県ホームページのリニューアルについて

知事

2月1日から、県ホームページを全面的にリニューアルしたいと考えています。昨年の今の時期に、私から県全体の情報発信力の強化という話をさせていただきました。現状を見ると、SNSも含めた多様な情報媒体からのアクセスも含めてもう一度、分かりやすく県民の皆さん方に県の施策等をPRし、ご理解をいただく、そして海外からのお客様に対しては、山梨県はどのようなところか、どんな産業や地域があるのかということについて、自動翻訳により6ヶ国語で、県の情報が伝わるという新たな機能を持たせて、全面改訂をしていきたいと思います。県からみれば、県民の皆さん方にもっと見せたい部分を、そして、県民の皆さん方からすればもっと見たい情報というのが分かりやすく、工夫してありますし、これをまた色々なご意見を賜りながら、より進化をさせていきたいと思います。

ページの先頭へ戻る

<発表事項以外の質疑応答>

 インバウンド観光対策について

記者

インバウンドの動向についてですが、昨年の10月の県内への訪日観光宿泊者数について、前年同月比で3年2ヶ月ぶりに前年割れになりました。要因として、中国人観光客が激減しているという背景があります。観光立県の山梨県としては、このインバウンド需要が今後細ることはゆゆしき問題だと思います。そこのテコ入れはなかなか難しいと思いますが、おりしも先だって四県サミットで観光情報を共同で発信していく合意をされ、新たな追加対策もありますし、来年度予算に向けてインバウンド対策のテコ入れについて、何か検討されるお考えがあるのかお聞かせください。

知事

山梨県のインバウンドは、以前からお話しているように中国からのお客さまのウェイトが非常に高く、お隣の長野県等と比べて高いというのが特徴でした。私も、昨年、一昨年アジアを中心に色々なPR、いわゆるトップセールスをした中で、タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシアをなぜ選んだかというのは、中国以外にもやはりもっと山梨を知ってもらう、まず知ってもらうことからですが、そして、具体的にツアー造成をしていただく、それはそれぞれの国で関係するエージェントの皆さんも含めてお会いをさせていただいて、マレーシアやシンガポールに情報発信の拠点を作ったのも、そういう意味でアジアのハブでありますし、クアラルンプールもシンガポールもたくさんのハブ空港を持ち、たくさんのアジアの人がそこに寄与する、その拠点としての情報発信ということですから、それはある意味では、手を打ってきたつもりです。中国からのお客様がどの程度か今数字を覚えていませんけれども、それを若干、他のインドネシア、タイ、シンガポール等がカバーをしたような形になっているということだと私自身は認識しております。それをもっと強化することと、もう一つはそれ以外の国、特に富士山等は四県サミットの時にも改めて数字を見ると、上の方にまで登る登山についてはアメリカのお客様が非常に多く2割を超えています。色々特徴的なものがあるので、それぞれ一つやればよいという事はないので、多角的に事前に手を打ちながら、そして結果を、もし大幅に減少してもそれをカバーできるような体制、そういう意味では、昨年の4月に国際総合戦略室を作らせていただいたのも、当然観光という視点もありましたし、姉妹都市交流という視点もありましたし、また事前合宿も含めたスポーツ振興という視点もありましたから、総合的に輸出をしたり輸入をしたり、人の出入りという部分でまとめてやっていこうという部分で国際戦略を作り、県庁全体で考えるということにしていますので、これからも拡充をしながら、広い視野で色々な国の情報を取りながら、できるだけ事前に対応できる部分はしておきながら、それぞれの国と良い関係で対応ができるようにということを、これからも全ての分野でやっていきたいと考えています。

 総合競技場建設地決定の先送りについて

記者

総合球技場について、今年度末までに、設置場所を決めるというお話しだったのですが、来年度以降に持ち越すというお話も出ていますが、どのようにお考えでしょうか。

知事

球技場については、年度末を目途に作業を進めて参りました、それについては今先送りするとかしないとかという事は決めておりません。ただし、地元の皆さんから見れば、丁寧にというご意向もございますので、それをどううまくバランスをとるかということだと思っております。

 相模原障害者施設殺傷事件から半年を踏まえた対応について

記者

相模原障害者施設殺傷事件から今日で半年を迎えまして、国の補助金とか県の補助金とかを利用して、防犯カメラの設置も進んでいるかと思うのですが、今後県として、またさらに支援をしていくのか、その辺りの対応についてお聞かせいただければと思います。

知事

12月の補正予算で、県が所管をする970を超える社会福祉施設法人に対して、安全対策の徹底について指導、助言をしております。12月補正では防犯カメラの設置や関係機関との緊急連絡網の体制の整備という形で、まだ12月の予算が通って1ヶ月足らずなので、その進捗状況を細かく報告をまだ受けていませんが、着実に対応が進められていると私自身思っております。また、関係する職員の皆さん方の研修会というのも、昨年の秋にやっておりますので、これからもし必要があればそれに対応するように、やはり二度とあってはいけない事案だと考えておりますので、その視点に立って、今、福祉保健部が中心となって対応していますけれども、緊急連絡等々につきましては、警察とも連携して参りますし、市町村の皆さんとも当然連携というのもありますから、そういう視点をしっかり持ちながら、二度とあってはいけないという視点を1番大切にしながら、万全な対応がとれるように、これからも努力していきたいと考えております。

 平野美宇選手の卓球全日本選手権優勝に係る所感等について

記者

先日、全日本の卓球選手権で中央市出身の平野美宇選手が最年少で優勝しましたが、それについての知事としての所感、そして平野選手に対して、県として何か対応があれば教えてください。

知事

本当に嬉しかったです。最年少の全日本のチャンピオン、優勝したということと合わせて、昨年の10月の世界での戦いぶり、これは今拠点というのは県外かも知れませんけれども、山梨県の皆さん方に勇気と感動を与えたということに尽きると思いますし、私自身もちょうど末っ子が同じくらいの年齢ということもあるかもしれませんが、自分の事のように本当に嬉しく思いました。平野選手が山梨自体のPR、魅力を発信してくれる、それに対して何らかの顕彰をしたいという気持ちはありますので、実はこの数日の中で、庁内で具体的にどういうことが出来るのかというものを事務方に指示をして、近々発表まで持ち込みたいと思っております。何らかの形で顕彰し、県民全体でお祝いというか祝福をしたいという流れに持っていきたいと考えております。

 

 

以上

 

ページの先頭へ戻る

このページに関するお問い合わせ先

山梨県総合政策部広聴広報課 
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1336   ファクス番号:055(223)1525

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?