トップ > 県政情報・統計 > 知事 > 開の国やまなし こんにちは。知事の長崎です。 > 施政方針 > リニア中央新幹線建設促進期成同盟会の要望活動
ページID:81866更新日:2017年8月31日
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記者
一言ずつどうぞ。
知事
9都府県が力を合わせて2027年そして、その後の品川・大阪間という2段階になりますけれども、今日、改めて期成同盟会で決議をし、それぞれの県ではできない課題を9都府県が共通の課題として対応するということは力強いと思うし、山梨は特に明かり区間が7割の地域でありますから、また別途の課題がありますけれども、期成同盟会として、さらに力強く、今日から29年度の歩みを本格化していきたいと思っております。副大臣からは一緒にやって行こうという力強いお言葉をいただきましたので、国とも連携をしながらその歩みを着実なものにしていきたいと考えております。
記者
山梨の場合は、今、トンネルの工事も始まっていて、去年に基本計画も策定されましたが、今後、開業まで10年間で国に望むことを改めてお伺いできますでしょうか。
知事
今日も改めて確認をさせていただいた、やはり2027年という目標を確実に実現すること、開業に向けてまず東側の先行区間ができること。これは国もこれからの各地域別の活性化という課題にも応えていただくように、この前にも国土政策局に要望活動して参りました。国・都・府・県そして関係する市町村で力を合わせていくことが、その実現に向けて大きくプラスになると確信しておりますので、先週のトンネル工事の掘削も着実に進んでいるということを踏まえて、これから地権者の皆さま方への試乗の機会ということも具体化していきますので、地域の皆さま方の合意形成も加速すると信じていますので、市町村・県・国、力を合わせて、その実現に向けて最大限努力をしていきたいと考えております。
記者
山梨にとって国に求めたい支援についてお尋ねします。
知事
明かり区間が7割ということと地権者の数が非常に他の都府県にない課題だということと、併せて実験線がすでに48キロメートルできているということ、今まで私たちが努力をしてきたことが最終段で生かせるかどうかことだと思っています。当然、2027年に品川・名古屋間が開業することはもちろんですけれども、それに向けて経済界もそうですけれども、地元によりプラスに、このリニアの開通がプラスになるということを国ももっとバックアップをしてもらいたい。バックアップするということは、イコール国・県・市町村が一体となって開業の盛り上げ、そしてこれが山梨全体に影響するということをより積極的に訴えていく。その一つの大きい軸が国ということで後押しをしていただきたいと考えております。
記者
総会の方で高速ネットワークで30分以内と書いてありましたが、改めて今後の政府の方針といいますか、普及させるためには、どうしていきたいでしょうか。
知事
今年度でおよそ山梨県の人口の65パーセントを超える30分圏の人口の比率があります。これをあと10年で中部横断道の開業、環状線の開業を見据えると、それよりもかなりの、ほぼ8割を多分超えるエリアが30分圏内という想定ができるようになっていくと思います。そういう意味では、これは地域だけ、駅の周辺だけの課題ではなくて、より山梨県全体にリニア開業のプラスの効果が影響する。自分の暮らしや産業活動によりプラスになるということをもっともっと具体的に県としても積極的にPRしますし、また関係する市町村、そして国もリニア開業というのは、暮らしや経済にプラスになるということを発信していただけるように、先ほど別の部分で要望してきましたので、そういうものが絡んで大きいパイプになっていけば、県民の皆さま方にも、あと10年しかないですよという中で、自分たちのお仕事やまた暮らしにリニア開業というものを生かしていただけると確信しております。
以上