インタビュー

《ケーキ店経営》 石川ゆかり
Vol.11 【働く】お小遣い稼ぎで始めたケーキづくりがお店を構えるまでに
今回のゲスト
《ケーキ店経営》 石川ゆかりさん
(甲斐市)
ケーキ店「cake@koo」経営

たまたま作ったケーキが評判に

Q:ケーキ店を始めたきっかけは何ですか? 
弟の居酒屋の手伝いをしているときにたまたま作ったケーキを出したところ、評判がよかったので、お小遣い稼ぎくらいの軽い気持ちでケーキを作るようになりました。初めてお客様にケーキをおいしいと言ってもらえたときは、もちろんうれしかったです。その後、単純なひらめきでお店を開こうと思い立ちました。


Q:お店を開くにあたっての苦労はありましたか?
お店を開くと決めてからは、本を調べたり、他店を見てまわったり、徹底的に調査をしました。ケーキ屋さんで働いた経験がまったくないので、店のレイアウトなど、全て見よう見まねで作りました。まさに体当たりといった感じでした。お店を開いてからは、ケーキ屋さんが肉体的にこんなに大変な仕事だとは思わなかったのでびっくりしました。また、お店にお客さんが来てくれるか心配で夢に見るほどでした。ここ最近でやっと、気持ちの上で余裕がもてるようになりました。

生活全般でイキイキしていたい

Q:お店を開くにあたっての苦労はありましたか?
お店を開くと決めてからは、本を調べたり、他店を見てまわったり、徹底的に調査をしました。ケーキ屋さんで働いた経験がまったくないので、店のレイアウトなど、全て見よう見まねで作りました。まさに体当たりといった感じでした。お店を開いてからは、ケーキ屋さんが肉体的にこんなに大変な仕事だとは思わなかったのでびっくりしました。また、お店にお客さんが来てくれるか心配で夢に見るほどでした。ここ最近でやっと、気持ちの上で余裕がもてるようになりました。

Q:周囲の反応はいかがでしたか?
そろそろ結婚するような年齢でもあったので反対されましたが、もともと広く浅くという性格の上、「やる」と決めたら行動に移すので、それを周囲もわかっていて、最終的には応援してくれました。

Q家庭と仕事の両立はいかがですか?
お店を始めたときは独身だったので問題はなかったのですが、今は結婚しています。夫は家事などを手伝って協力してくれ感謝しています。ただ、私が仕事だけでなく家事も自分でやりたいタイプなので、正直なところ両立するのはとても大変だと感じています。

Q:今後はどのようにしていきたいと思っていますか?
はっきり言って何も考えていません。ケーキ屋を始めたとき「とりあえず5年がんばろう」と決めたのですが、今年で5年目になり、今ちょうど将来のことを考え始めているところです。私自身としては、仕事を含め生活全般においてイキイキとしていられたらと思います。

☆メッセージ☆

何事も前向きに、まずは一歩踏み出してみると良いのではないでしょうか

取材日:平成17年10月25日

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石川さんのこれまで

山梨の大学を卒業後、都内の商社に就職。5年間のOL生活と2年間の山梨での在宅勤務を経て退社。

在宅勤務時から家族の食事を作る機会が増え、料理に興味を持つようになる。

イタリアで1年間の料理修行を行う。帰国後、弟の居酒屋を手伝う。

居酒屋で出していたケーキが評判となり、平成12年7月にケーキ店をオープンする。甘さ控えめ、手ごろな値段のシフォンケーキなどが人気の評判の店となる。

石川ゆかりさん・作業中
石川ゆかりさん・店外観
石川ゆかりさん・ケーキ2
石川さん05
石川ゆかりさん・店内