ページID:106525更新日:2022年11月2日

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知事記者会見(令和4年11月1日火曜日)

防災新館401,402会議室

11時30分から

発表事項

 参考資料(PDF:850KB)

           

発表事項以外の質問事項

221101会見

新型コロナウイルス感染症の状況について

知事

まず直近の病床使用率ですが、昨日時点で12.1%と、大きな上昇は見られず、医療提供体制には一定程度の余力が確保できている状況でございます。

なお、昨日までの1週間の新規感染者数2264人、前週と比較いたしまして、579人の増加となっております。

増加している年齢層を分析いたしますと、60代に関しましては1割強、重症化リスクの低い発生届対象外の方、こちらが全体の8割以上となっております。

中でも、20代以下が増加数の半数以上を占めているということで、特徴が顕著になっております。

この増加の著しい20代以下のワクチン接種率を見ますと、3回目接種が20代で56%、19歳から12歳で41%、11歳以下は2回目接種率が19%となっておりまして、他の世代に比べて接種が進んでいない状況であります。

こうしたことから、これらのワクチン接種率の低い世代を起点に、他の世代に感染が拡大しているということも、そういう見方もできるのではないかなと、このように認識をしている次第であります。

こうした状況のもと、近隣の都県におきましては、「BQ.1」、或いは「XBB」などの新たな変異株がすでに確認されております。

WHOによりますと、現時点では、従来のオミクロン株と比べまして、実質的にリスクが高いという疫学的証拠はないようではありますが、警戒感を持って臨まなければならないと考えております。

以上のことから、まず、県民の皆様におかれましては、再び感染急拡大に転じないように、基本的な感染防止対策の徹底、特にこれから気温が低下して参りますので、暖房の最中にもったいない、という気持ちは重々理解できますが、さはさりながら、ぜひ換気をおろそかにせず、定期的に換気を徹底していただきますよう、ぜひお願いしたいと思います。

また、自らを守り、そして、周囲の大切な方々を守るための防壁となるワクチン接種へのご理解・ご協力を賜りますよう、重ねてお願いいたします。

特に、先ほど申し上げましたとおり、12歳から19歳、或いは20歳代の接種率は、大変低い状況にとどまっている次第であります。

また、11歳以下の小児につきましては、2回目接種を終えた方の接種率が2割弱と、接種がほとんど進んでいない状況にありますので、この世代の方々につきましては、是非とも早期接種に向けた検討をお願いしたいと思います。

記者

若年層のワクチン接種があまり進んでいないと、接種率向上に向けて、多分、小児に関しては、特に保護者が結構不安を感じるという部分があると思うのですけども、そこに向けたアプローチというのは何かしらあるのでしょうか。

知事

まず保護者の皆様にしっかりした情報を提供したいと。客観的、科学的な情報を提供しようということで、先般、協力要請を発出いたしまして、小学校の校長先生、そして学校設置者に対しまして、ぜひ保護者の皆様に説明する機会を設けてくださいと、こういうお願いをさせていただいたところです。

対策監

小児のワクチンにつきまして、学校関係者にまず周知をさせていただくということが必要でございまして、あと学校医の先生にもご協力をいただく必要がございます。

学校医の先生方に、県の医師会を通じて、まずお願いをさせていただいたというところと、あと市町村教育委員会に対しまして、県の教育委員会から説明をさせていただいたところでございます。

今後も準備が整い次第、説明を進めていく、そんな状況でございます。

知事

確か教育長が、そういう会議をやっていますよね。その状況も説明してください。

対策監

昨日、県の教育委員会、教育長から、各市町村の教育委員会に対しまして実施の概要について説明をさせていただきました。

保護者の方に、コロナまたワクチンのことをきっちり知っていただくということ、正確な情報をしっかり伝えまして、そこから先、ワクチン接種の希望がある方については接種していただくと、そういう目的をきっちり話をしたところでございます。市町村の教育委員会、学校長の方々に、ご理解を大分示していただいたというふうに認識をしているところでございます。

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令和4年度県政功績者表彰について

知事

県政の各分野におきます功績が顕著である個人及び団体を、毎年、県政功績者として表彰しておりますが、この度、令和4年度の受賞者を決定いたしましたのでご報告いたします。

受賞者は、全部で51名で、特別感謝状は1名、県政功績者は50名、うち女性の方が8名となっております。

いずれも、大変極めて大きな功績を挙げられた方々でございます。

なお、今回は、ミシュラン・ガイドブックで三つ星に掲載されるレストランを運営するフランス料理人であります、アラン・デュカスさんに、特別感謝状を贈呈したいと思います。

デュカス氏ですが、県産の日本酒や食材を使用し、高付加価値化や本県の食に関する国際的な認知度の向上に大変大きなご貢献をいただいております。

なお、受賞者のお名前、主要経歴等につきましては、ぜひお手元にお配りいたしました一覧表をご覧いただきたいと思います。

表彰式は、11月20日に行います。

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プレミアム食事券キャンペーン第2弾の開始について

知事

物価高騰に加えまして、長期にわたる感染対策疲れで、県内飲食店の皆様大変疲弊をしております。

この飲食店の皆様方を支援をするため、プレミアム食事券によるキャンペーン第2弾を11月10日からスタートいたします。

この第2弾におきましては、利用期限を1月末までといたしまして、新たに30万セット、額面30億円を販売することで、年末年始の会食・忘年会・新年会でのご利用をしっかりと後押しをして参りたいと考えております。

そして、これまで同様、郵便局或いは商業施設におきまして、8000円で1万円分の食事券を購入でき、なおかつ1000円分のタクシー・運転代行利用券も付いてきているところであります。

なお、より多くの皆様にこのキャンペーンにご参加いただけるように、1回当たりの購入上限を5セットから3セットに見直すことといたします。

先日、グリーン・ゾーン認証の基準につきまして、感染状況を見ながらではありますが、弾力的に運用していくこととしたところです。

現状におきまして、感染状況はぎりぎり小康状態と言えるかなというぐらいでありますが、医療提供体制に、比較的余裕があるレベル1におきましては、マスク会食の徹底を前提に、パーテーションの撤去、或いは大皿料理もOKとなっておりますので、是非とも食事券をご利用いただき、ご家族などとのお食事或いは忘年会・新年会で旧交を温め、また新たな人間関係をお作りいただく機会としていただければ幸いに存じます。

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鹿児島県とのコラボおせち料理による県産食材の魅力PRについて

知事

最後に、今年もおせち料理、コラボレーションでやります。今年は鹿児島県さんとコラボのおせち料理を企画いたします。

なお、一昨年は静岡県でした。昨年は鳥取県でありました。今回も民間事業者の皆様にご協力をいただき、本日、2種類のおせち料理を紹介させていただく運びとなりました。

1つ目はブラチェリーア・ロトンド様で、新たに創作をしていただきました至高の御重。甲州ワインビーフや蜂蜜など、山梨県が誇る食材と、鹿児島県産の黒豚や車海老など、両県の個性ある食材が饗宴をしております。

2つ目は、アマノパークス様で創作をいただきました至極の逸品。

こちらは、富士の介や大塚にんじんなど、山梨県が誇る食材と、鹿児島県産の黒牛、或いはブリなど、こちらも山梨県鹿児島県の魅力が満載しているものとなっております。

いずれも数量限定の予約販売でございます。

なお、鹿児島県におきましても、松栄軒様が富士桜ポークや花豆など、山梨県の食材と鹿児島県の食材を用いたコラボおせちを、製造販売していただく予定であります。

新たな年が豊かで健やかなものになるように願いを込めました、両県の食材の饗宴によるおせち料理を、是非ともご堪能いただきたいと思います。

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発表事項以外の質問事項

信玄公祭りについて

記者

先週末に信玄公祭りが行われまして過去最多の人数だったと。

まず、祭り自体の知事の所感と、また、秋というのは今回イレギュラーな形で行ったわけですけども、この開催時期と、祭りの中身を今後どういうふうにしていきたいか、その辺の考えも伺いたいです。

知事

まずは3年半ぶりに信玄公祭りを開催することができまして、私としてはほっとしておりますし、また、その当日、沿道の皆様や参加された方々の笑顔が大変印象的だったと思います。

お神輿なんかも、担ぎ手の方々が感染対策に気を付けながらではありますが、やはり笑顔で、町全体が盛り上がっていたと思います。やはりお祭りは、まさに晴れの場として、こういうものを行うことで県内全体地域のコミュニティですとか、人の繋がりですとか、そういうものにとって極めて重要だというのは改めて再認識したところであります。

今回初めて秋にやりましたけれども、大変天気が安定もしていましたし、これも一つよかったのではないかなとは思いました。

ヴァンフォーレさんのパレードと引き続いて、仮装パレードもやりましたけれども、これは初めての試みだったのではないかと思います。これもなかなかよかったなとは思いました。参加されている方、ご覧になってる方々も笑顔でありましたし、幼稚園等の子どもたちが、手づくりの兜をつけて歩いていただいて、子ども武者行列をやっていただいたのは、とてもほんわかしてよかったなと思いました。

ただ、課題もあります。若干、初めてということで、不手際というか不慣れなところもあって、もう少しスムーズな進行というか、それには今回良い経験になったとは思っていますが、来年は例えば、このパレードなんかもより多くの子どもたちに参加してもらえたらいいと思いますし、なおかつ、もっと自由参加でもいいような感じもいたしました。

例えば、何か戦国っぽいものを身につけておいていただければ、どなたでもパレードに参加してくださいというやり方も、技術的にできるかどうかは別にして、そういうものができたら、なお素敵だったんじゃないかと、素敵になるんじゃないかと、こんなような感想も持った次第です。

本当に多くの県民の皆様、いろんな方々にご参加いただいてそれぞれ作り上げていただいたお祭りが成功して、参加していただいた方、関係者の皆さんには本当に感謝をしたいと思いますし、また、お越しいただいた方々には本当にありがたいと思う次第であります。

記者

開催時期については、来年以降についてはどうでしょう。

知事

これからいろいろ検証をするのでしょうけど、私としてはやはり、秋は結構良いのではないかと思いますが、これは多くの皆さんの意見を聞いて決めるべき問題ではないかと思いますので、また皆様から意見をいただきながら、開催時期を決めるように議論をしていきたいと思います。

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リニア中央新幹線について

記者

リニアの関係で、先週、関東知事会で川勝知事とお話しをして、わだかまりはもうない、というような話でしたけれども、昨日、静岡県の方で専門部会があって、知事は、静岡県側に事前に情報提供して欲しいというような話でありましたが、実際に何かしらの情報提供が、今回の専門部会前にあったのかどうか伺います。

知事

若干ご連絡に遅れがあったようではありますが、ただ、どういう話をして、どうだったかというのは、しっかりご報告いただきましたので、私としては、それを良しとしようと思っています。

また、JR東海さんから、大変丁寧な報告もいただいていることを申し添えたいと思います。

記者

議論の中身のところですけれども、先日会見の中で、中身についてはあまり言及されなかったと思うのですけれども、山梨工区の中で止めた方がいいのではないかという、それに対する受け止めはいかがでしょうか。

知事

我々が承知している限りの話ですと、いわゆる高速長尺先進ボーリング、要はボーリング調査をすることになっているのですけれども、それを行っていく上で、その進め方と言うのでしょうか、進め方について対応していくということで、どこで止めるとかそういうのではなくて、対話をしていくということで昨日の話は終わったということを、両サイドから伺っております。

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知事選への後援会の対応について

記者

知事選に向けて、知事の後援会の方で、今日、自民党山梨県連に推薦の要請がありまして、他の政党に対して、今後どのような対応をしていくかというのは、知事がわかる範囲でお願いできますでしょうか。

知事

順を追ってやっていくのではないかなと思いますけれども。

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物価高騰による家計負担への県の対応について

記者

今月に入ってから乳製品などの値上がりがまた続くことになります。9月補正ですでに学校給食の補助や値上げ分の価格補填というようなこともありましたが、今後、年末に向けてまた多分値上がりが続くと思います。

家計負担の増に対する県としての対策、今後12月県議会などで考えていることがあれば教えていただきたいと思います。

知事

その家計負担というのは何に対する家計負担ということになりますか。

記者

値上がりに対して、乳製品や家庭用の商品、あと乳幼児の粉ミルクだとか、今月に入ってからもスナック菓子とかもどんどん値上がりが続いて、調味料も値上がっていくことになるのですが、それに対して県としてどのように対応されていくか考えを教えてください。

知事

今、12月議会に向けて議論している最中です。成案を得たらまたご報告したいと思います。

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「風流踊」のユネスコ無形文化遺産代表一覧表記載に関する評価機関の勧告について

記者

今朝方のユネスコの諮問委員会の方で、日本の「風流踊」というものが、無形文化遺産に登録すべきという勧告があったのですが、その中に上野原の秋山地区に伝わる「無生野の大念仏」というのも含まれているのですけども、これも踏まえて知事として受け止めをお伺いできればと。

知事

まだ報告をいただいてないものですが、私自身、「無生野の大念仏」は実際、見に行ったこともありまして、大変、独特の雰囲気の踊りと認識しています。連綿と受け継がれてきたことについて、関係者の皆さんに対して、常々敬意の念を持ってるところであります。

今般、そういう意味で、まだ事実確認をしていないのですが、登録がされたら、本当に喜ばしい話でありまして、是非、これが末永く継承されていけるように、私たち県としても、しっかり向き合って支えていきたいなと思います。

 

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南甲府署警察官の酒気帯び運転について

記者

信玄公祭りが盛り上がった一方で、前夜祭の日に、県警の南甲府署の地域課長が酒気帯び運転で事故を起こしています。信玄公祭りが盛り上がる中で水を差した行為だと思いますが、これに対するコメントなり、県警に対する何らかの要請なりというのは考えていらっしゃるのか伺います。

知事

事件自体は大変遺憾というか残念な話であります。県警の方であろうがどなたであろうが、飲酒運転、酒気帯び運転というのはやらないというのがマナーというか絶対的なルールです。ここは誰もがしっかり守らなければいけないことだろうと思います。

特に県警察は、酒気帯び運転とかそういうことをされた方を取り締まる側なので、ぜひ今後に向けて、県警察においてしっかり対応していただきたいと思います。

 

以上

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山梨県知事政策局広聴広報グループ 
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1336   ファクス番号:055(223)1525

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