知事臨時記者会見(令和4年3月4日金曜日)

前進!やまなし

こんにちは。知事の長崎です。

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更新日:2022年3月7日

知事臨時記者会見(令和4年3月4日金曜日)

防災新館401,402会議室

18時00分から

 

発表事項

発表事項以外の質問事項

  • なし
知事会見220304

 新型コロナ感染症への当面の対応について

知事

まず感染状況ですが、昨日の新規感染者数は261名で、先月25日から昨日までの1週間当たりの新規感染者数は1628人と、前週と比較いたしまして146人減となっております。

全体としては減少の方向に向かっているのではないかと認識をしている次第であります。感染拡大をさらに抑え込んでいくため、現在、高齢者施設、あるいは学校・保育所など子供に関連する施設でのクラスター対策を重視し、取り組んでいるところであります。

まず高齢者施設についてですが、施設職員及び入所者とも、先月末の時点で、ワクチン接種が可能な方への接種は概ね完了しております。まだ残された方は若干いらっしゃいますが、大宗は完了しているところでございます。

また、学校・保育所等につきましては、今週から検査範囲の拡大、いわゆる「新山梨方式」を開始いたしました。検査範囲の拡大によりまして、感染連鎖を防いでいこうという取り組みでありますが、これは現在、鋭意実行中であります。

こうした取り組みによりまして、直近では、これらの施設におけるクラスターの発生は相当程度抑えられつつある状況だろうと思っております。

このような状況の好転をとらえまして、できる限り早期に経済回復に向けて舵を切って参りたいと考えているところではありますが、そのためには、病床使用率を50%以内に抑えていくことを一つの目安とするべきだろうと考えております。

現時点におきましては、まだ50%を上回っている状況でございます。また、新規感染者数の減少スピードが穏やかな状況でもありますので、あと1週間、感染状況と病床使用率の推移を慎重に見極めて参りたいと考えております。

この1週間の間に、ぜひワクチンの3回目の接種を促進していきたいと考えております。現時点でワクチン接種3回目を終えられた県民の皆様は約21万人いらっしゃり、対象の約3割に達しております。接種間隔6ヶ月の到来によりまして、今月末までにはさらに接種済みの方が増加していくものと見込んでおります。

これはすでに公表しておりますけれども、3回目接種を終えられた方の感染率が著しく低減することが、本県のデータによりましても明らかでありますので、この接種の流れを加速させることによりまして、御家庭も地域社会も新型コロナ感染症に対して強い体質を獲得していくことができると考えております。

ワクチン接種の進展、それから冒頭申し上げましたクラスター対策によりまして、新規感染者数の減少の加速化と、病床使用率50%以内の状況を実現いたしまして、その上で経済回復に向けた舵を切る考えでありますが、その場合は、会食における人数制限はぜひ撤廃したい、それからグリーン・ゾーンの宿泊割も再開するべきだろうと考えております。

こうした観点から、現在、県民・事業者の皆さまにお願いをしている協力要請ですが、時限的に6日までを要請期間としている3つの項目のうち、「外出や他の市町村への移動に当たって、県からの感染状況等の情報を把握し、慎重な判断と行動をお願いするもの」、そして「同一グループの、同一テーブルでの5人以上の会食の自粛をお願いするもの」、これら2点につきましては、1週間延長させていただきまして、今月13日までとさせていただきたいと思います。

なお、まん延防止等重点措置が、18都道府県におきまして今月21日まで延長される見込みでありますので、この重点措置対象区域への移動自粛の要請につきましては、21日まで延長します。

これから、年度末あるいは年度初めに向かいまして、送別会、歓迎会あるいはお花見のシーズンがやってくるわけですが、ぜひ、今年は県民の皆さま、私ももちろんそうですけれども、このような会合がそろそろ恋しくなってきているわけでもありますし、このようなことを通じて、人との繋がりなどを取り戻していかなければならないタイミングに差しかかっていようと思います。

ですので、この歓送迎会シーズン、花見シーズンを楽しんでいただくためにも、ぜひ、この協力要請を遵守していただくとともに、接種券が送られてきた方につきましては、ぜひとも早く第3回目のワクチンを打っていただきたいと思います。

県民の皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いします。

なお、最後に信玄公祭りに関してですが、信玄公祭りにつきましては来月の開催に向けまして準備を進めて参りましたが、今般、東京都はじめ近隣都県のまん延防止等重点措置が延長となる見込みの中で、出陣団体29団体中15団体が参加を辞退されるという申し出がありました。

また、協賛金に関しましても例年の50%以下と、著しく減少する状況となっております。例年、東京圏からも多くの出陣団体・企業をお迎えしているわけですし、そのような会社からも協賛金をいただきながら、このお祭りを催しているわけでありますが、今年はまん延防止等重点措置が延長されたということで、そのような会社から辞退させて欲しいという旨のお申し出を多くいただいています。

こうした中、私は実行委員会会長でありますので、こうした状況踏まえて、延期の検討をして実行委員会にお諮りするように、事務局に指示をしたところであります。

なお、本日、一部報道におきまして、祭りの延期が決定事項のように報じられておりますが、念のため申し上げておきますが、開催の是非というものは、実行委員会が決定するものであります。

現時点におきまして、まだ会議の開催通知すら出していないものですから、これはすでに方針が決定されたということではなく、これから決定されるものです。様々議論があろうかと思います。そうは言ってもやはり行うべきだという議論もあろうと思いますし、私も個人的にはそのような心情もないわけでもありません。

ただ、今申し上げたような事情をどう捉えるか、あるいは収まったとはいえども、まだ感染状況の見込みについて、先ほども1週間延長し様子を見たいというような話もいたしましたが、準備の関係でぎりぎりのタイミングの中でこの状況どう捉えるか、様々なことを実行委員会の委員の皆さんにご議論いただいた上で決めるべきものでありますので、この点につきまして申し添えをさせていただきたいと思います。

記者

協力要請について教えてください。時限が定められている2点については、その時限を少し先に延ばすということでしょうか。

知事

3点です。うち2点は1週間、うち1点はまん延防止等重点措置の延長の期限の幅に合わせていきます。

記者

先日、元々は臨時特別協力要請だった内容を一般の協力要請と一本化して、その中には元々臨時特別協力要請だったワクチン未接種者への外出自粛の要請とか、事業所に対してワクチン接種を勧奨してくださいというものも入っています。これは一般の協力要請として、引き続き時限を定めずに盛り込まれていくということでしょうか。

知事

もちろんです。

記者

現在の協力要請は、3月31日までの間となっていますが、この3月31日が近づいたら、内容の改定についてまたご検討されるということでしょうか。

知事

おっしゃるとおりです。

記者

それは、感染状況に応じて、今私がお伺いした、元々臨時特別協力要請だった内容については、どのようにご検討されるでしょうか。

知事

その時の感染状況を踏まえて考えたいと思います。

今お話があったように、ワクチンに関して、3回目を打った方とまだ2回目終えてない方の感染率の違いというものは、約10倍ぐらいです。これは発表させていただいておりますけども、感染率には大きな違いがあるということがありますので、減少傾向にあるとはいえ、まだ100、200の単位で毎日感染される方が出ているわけですし、また特にご高齢の方になるとご本人の健康に対する重大な脅威にもなりますし、社会的に見ても、病床が圧迫されて、その間に経済にブレーキをかけているという状況でもあり、そういう意味ではワクチンを打たれていない方に関しては、ぜひ気をつけていただきたいと思います。

それは、ご本人はもちろんのこと、その方を取り巻く周りの方も、特に気をつけるような気配りをしないといけません。差別とかそういう意味ではなくて、例えば、仕事柄多くの人と接するようなポジションであれば、ご本人から「ちょっと怖いです」というような申し出があれば、前向きに受けとめてあげて、みんなでみんなを守るという呼びかけでありますので、これは現状を変えるような感染状況ではなかろうと判断しています。

記者

信玄公祭りについてお伺いします。実行委員会の会長として、延期の検討は指示されたということですが、これまで知事は信玄公祭りの春の開催について、反転攻勢の狼煙にしたいということもおっしゃっていたと思います。その中で、今回このような指示をしなければならなくなったということについての受けとめ、心情、今の思いをお聞かせください。

知事

まさにおっしゃるように、この春のお祭りを、コロナを乗り越えていよいよ経済再開、あるいは生活を取り戻していくちょうど良いバネにしたいという思いは去年からずっと強く持っていたわけですが、この第6波、あるいはもしかしたら第7波も一緒に来ているのかもしれないような状況とおっしゃっている論者もいらっしゃるような状況で、かなり多くのところが大変な感染状況のままになっている。判断はぎりぎりまで粘ったわけですけど、関係各位に大変なご迷惑もおかけしてしまうということで、このタイミングで判断せざるを得ませんでした。

今後、延期の検討をお諮りするわけですが、残念の極みです。残念の極みではありますけれども、中止するつもりは全くないものですから、適切なタイミングで開催したいと思います。

これまでも度重なる延期で、毎回期待しながらがっかりもしてきたわけでありますけれども、ただ何としても49回を開催したい、それはみんなが安心してできるような環境で開催したいということでありますので、今できないのは残念の極みではあるのですけれども、粘り強くチャレンジをしたいと思います。

また先ほど発表事項の中で申し上げましたけれども、多くの皆さんと力を合わせて病床の使用率が下がってきて、医療提供体制の負荷が軽減できるようになれば、先ほど経済再開に向けてアクセルを踏んでいくと申しましたので、信玄公祭りというツールではないにしても、別の手段を考えて、何とか明るい春が迎えられるように最大限尽くしていきたいと思います。

記者

信玄公祭りの関係ですが、昨年は春の段階で見送って、信玄公生誕の11月のタイミングにという話だったと思います。今年はまだ決まっていないと思うのですが、先ほどおっしゃっていた「適切な時期」というのは、秋頃ということになるのでしょうか。

知事

仕切り直しをするとすれば、それぐらいになるのではないかと思います。

今回こういうこともやろう、ああいうこともやろうと、いろいろ考えてきたわけですが、それは全部盛りで、秋の信玄公祭りはやっていきたいと思います。

記者

新型コロナが県内で初確認されてから、明後日でちょうど2年になります。改めてこの2年間をどのように感じているか、また県民の方に今改めて伝えたいこと、呼びかけたいこと等あればお願いします。

知事

本当に五里霧中の手探りでの2年間であったわけですが、本当に多くの皆さま、第一に県民の皆さんの大変な感染防止への努力、そして医療の最前線に携わっている医療従事者の皆さん、あるいはそのバックアップを諸々やっている保健所をはじめとする県庁などの行政機関の皆さん、多くの人が本当に必死になって向き合ってきたわけですが、幸いにして、そういう皆さんの努力、我慢のおかげで、他地域で見られるような、医療にアクセスがないまま半分放置されるような形でお亡くなりになるような事例というのは、山梨県では一つもない状態を何とか維持しています。全ての感染された方に医療へのアクセスが少なくとも保障されている、こういう状況を保っています。

また他方で、経済に関しても、これは飲食店の皆さんは現在進行形で極めて大変な状況であるのは承知しておりますし、県として、そこに対して大きな問題意識を持ち、考えられる対策はしっかりやっていこうという思いでやっておりますが、ただ一方で、他地域の状況を私は論ずる立場にはありませんが、少なくとも山梨県においては、飲食店発のクラスターが連鎖して、それが市中感染の大きな原因になっているという状況はできていない。これはやはり飲食店、あるいは対人サービスに関する皆さんが、感染防止対策に極めて高い意識を持って臨んでくださっていて、ある意味、感染症に強い体制もできつつある。こういうような県全体の進化はあるのだろうなと思います。

ただ、今はちょっと縮こまっていなければいけないような状況でありますが、縮こまっているのも限度というものがあろうかと思いますので、我々としては、一刻も早く、先ほど申し上げました病床使用率50%以下を実現して、経済再開に結びつけたい。50%以下でも、大体計算すると1日当たり200人ぐらい、今の状況を前提とすると大体200人ぐらいの感染者が出る状況があっても、もう経済が再開できる、完全なウィズコロナという社会状況の実現に向けて真剣に議論できるような状況にまでなっているということでありますので、引き続き、命と生活・経済、これが感染症下にあっても両立し得る強靭な山梨県づくりのファイナルステージに向けて、多くの皆さんと引き続き頑張っていきたいと考える次第であります。

 

以上

 

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