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ページID：40282更新日：2024年7月31日

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やまなしの森づくり（森林環境税について）

森林の画像山梨県の約8割を占める森林は、木材を生産するだけではなく、洪水や土砂災害から県土を保全して県民の生命や財産を守るとともに、二酸化炭素を吸収して地球温暖化を防止するなど、極めて重要な機能（公益的機能）を有しています。

しかし、社会経済環境の変化に伴い、民有林の中には整備が行き届かず、荒廃が進み、森林の持つ多様な公益的機能の低下が懸念されています。

これまでの良好で快適な生活を将来にわたって維持するためには、県民の暮らしを支えるかけがえのない山梨の森林を、健全な姿で未来に引き継いでいくことが必要です。

こうしたことから山梨県では、平成24年4月から「森林環境税」を導入し、公益的機能が発揮される森づくりを進めております。県民の皆様のご理解とご協力をお願いします。

なお、税の使途を明確にするため、新たに負担していただく森林環境税については、税収相当額を「森林環境保全基金」に積立て、目的とする施策のための財源として活用します。


適切に管理されている人工林	整備された里山林

お知らせ

県税PR動画の配信をはじめました

こんにちは！森（伸）太郎です‼

私たちの周りを見渡すと、富士山をはじめ日本を代表する山々や緑の森に囲まれ、その森からは清らかな水や、きれいな空気、美しい景観による癒しなど、計り知れない恵みを受けています。今回、森林環境税の仕組みと目的を知り、山梨の森が弱っていること、森を守るためにはたくさんの人の手助けが必要なことを知りました。だから今、一人ひとりが関心を持って出来ることからはじめよう。

詳しくはこちら

県税情報誌「木もれ日」（令和6年版）を発刊しました

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　森林環境税を活用した取り組みなどを紹介する情報誌「木もれ日」の

　最新版を発刊しました。

　詳しくはこちら

令和5年度森林環境保全基金運営協議会を開催しました

令和5年12月22日（金曜日）に運営協議会を開催

令和4年度事業の進捗状況や事業効果の検証に 3453 ついて、委員の皆様から貴重なご意見をいただきました。

会議資料、議事録についてはこちら

1.税の概要

税の仕組み

県民税均等割額に下記の金額を上乗せ（超過課税）して納めていただきます。

個人

法人

納税

義務者

県内に住所がある方
県内に事務所、事業所または家屋敷を持っている方

前年の合計所得金額が一定以下等により県民税均等割が非課税の方（※）には課税させれません。

県内に事務所、事業所、寮等をもっている法人等

税額

年額 500円

平成24年度から課税

均等割額の5％

資本金等の額	均等割額	年額（5％分）
50億円超	800,000円	40,000円
10億円超～50億円以下	540,000円	27,000円
1億円超～10億円以下	130,000円	6,500円
1千万円超～1億円以下	50,000円	2,500円
1千万円以下等	20,000円	1,000円

平成24年4月1日以後に終了する事業年度から課税

納税方法

住民税が給与から特別徴収されている方は、その中に含まれます。
それ以外の方は、市町村から送付される納税通知書により納めていただきます。

法人県民税の申告納税時に上乗せして納めていただきます。

税の仕組みについては、こちらもあわせて御覧ください。→ 県税務課ホームページ「新税の仕組み」（内部リンク）

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2.「山梨県森林環境保全基金事業第3期計画」の策定について

令和4年1月26日の庁議において「森林環境保全基金事業第3期計画」を策定しましたのでお知らせします。

経緯

　土砂災害の防止などの公益的機能を持つ森林を県民全体で守り育て、次の世代に引き継ぐために、平成24年度から森林環境税を導入し、5年を1期とする計画に基づき荒廃した民有林の間伐等の事業を実施しています。本年度、第2期計画が終了することから、第3期計画の策定作業を進めてきました。

策定経過

【第2期計画の事業実績・効果の検証】

令和3年　7月27日　第1回森林環境保全基金運営協議会の開催

【第3期計画（素案）の取りまとめ】

令和3年10月26日　第2回森林環境保全基金運営協議会の開催

令和3年11月　1日　森林審議会の開催

令和3年11月10日　市町村担当者会議の開催

令和3年11月12日　県民説明会（峡南・富士東部）の開催

令和3年11月17日　県民説明会（峡東・中北）の開催

【第3期計画（案）の取りまとめ】

令和3年12月23日　第3回森林環境保全基金運営協議会の開催

令和4年　1月26日　庁議において策定

山梨県森林環境保全基金事業第3期計画（本文、概要）

「山梨県森林環境保全基金事業第3期計画」を別添のとおり策定しました。

山梨県森林環境保全基金事業第3期計画（本文）（PDF：4,989KB）

山梨県森林環境保全基金事業第3期計画（概要）（PDF：575KB）

3.税の検討経過

平成21年5月15日	「環境と森づくりを考える税制懇話会」を設置開催状況：計5回（6月2日,7月23日,10月15日,11月2日,11月9日）現地調査：1回（6月15日）意見交換会：計4回（9月17日,9月18日,10月14日,10月23日）県民意識調査：H21.7～8実施、回答率53.4％（1,067人／2,000人）賛成85.9％報告内容：多様な公益的機能を有する森林を県民全体で守り育て、次の世代に引き継ぐとともに、低炭素社会の実現に向け、総合的な取り組みを一層推進していくためには、安定的な財源の確保に向けて新たな税制度を導入することが適当である。（方式）県民税均割超過課税（税率）個人：500～1,000円法人：均等割額の5％～10％相当額
平成23年4月26日～5月13日	県民参加の森づくり県民意向調査を実施
平成23年6月1日	「森林保全等を目的とした新税（森林環境税（仮称））の考え方（素案）」を公表
平成23年8月20日	「健全な森づくりを考える県民フォーラム」の開催（140名参加）
平成23年8月17日～8月30日	「健全な森づくり考える県民との意見交換会」を開催（4回260名参加）
平成23年9月21日	「森林保全等を目的とした新税の考え方」（PDF：686KB）を公表
平成23年10月7日	9月県議会で「県民税の特例に関する条例」及び「森林環境保全基金条例案」が可決される。
平成23年10月17日	「森林及び環境の保全に係る県民税の特例に関する条例（条例第40号）」（PDF：44KB）及び「山梨県森林環境保全基金条例（条例第41号）」（PDF：47KB）を公布。
平成24年4月1日	森林環境税の導入