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ページID:33199更新日:2017年3月24日

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県政ひざづめ談議結果概要・上野原市新鮮野菜生産者の会

 

開催日時:平成22年8月25日(水曜日)午後2時30分~

開催場所:上野原市役所

テーマ:活力ある農業を進める

 

今回の「県政ひざづめ談議」は、上野原市新鮮野菜生産者の会14名の方々と、「活力ある農業を進める」をテーマに意見交換を行いました。

対話に先立ち知事は、「上野原市では、談合坂サービスエリアの直売所が全国的にも有名になってきており、直売所の数も県下で北杜市に次いで多く、この地域で野菜を作り、そして直売所で販売をすることが盛んである。皆さん方それぞれ工夫を凝らしながら、いいものをお作りいただいている。直売所を通じた農産物の販売の拡大というのは非常に大事であり、これからもまだまだ可能性がある分野である。いろいろな課題・問題点を抱えていると思うので、今日はぜひそんなお話を聞かせていただければありがたい」などと述べ、参加者が直売所に出荷している農産物を一つ一つ手に取り、その品種や栽培方法、調理方法、販路開拓の経緯などを尋ねたり、味見をしたりしていました。

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対話が始まると、談合坂サービスエリアへ出荷している参加者から、「テントの売り場で施設が非常に狭い」「夏場は暑さのせいで新鮮な野菜がすぐだらっとなってしまう」「テントが薄く、光を通すものだから野菜物が本物の野菜に見えない」「雨漏りがする」「間伐材を活用した木製の建物がほしい」など売り場に関する意見や要望が出されました。

知事は、これらの意見・要望が談合坂サービスエリアを経営する中日本エクシス(株)に出されてはいるが、なかなか実現できないでいるといった状況を聞くと、「現在どんなかたちで中日本エクシスと交渉しているのか」と尋ねる一方で、「私も話を聞いてみましょう」と答えていました。

また、別の参加者からは、「個人でやるとなると営業力が弱いので、東京都内にある山梨県のアンテナショップ等で、上野原の農畜産物をPRするなど都内の販路の拡大に行政サイドの支援をいただきたい」との要望がありました。

これに対して知事は、「山梨県のアンテナショップとしては、富士の国やまなし館が東京の日本橋にあり、売り場スペースだけ借りて販売できる仕組みができている」と説明したうえで、富士の国やまなし館のホームページの利用ややまなし観光推進機構、観光振興課に直接相談するなどの方法での情報収集をお願いしていました。

さらに、参加者から「遊休地の有効利用をしていただきたい」とか「鳥獣被害の問題が大きくなっている」「サル対策では神奈川県や相模原市も含めた中での対策をお願いしたい」といった意見が出されました。

知事は、「農協によっては農地活用サポートセンターがあって、農協が遊休農地を買い、募集して、貸し出すというところがある」「有害鳥獣対策として鳥獣個体数調整を行なっているがなかなか追いつかない状況である」と説明していました。

このほかにも参加者から「学校給食への食材提供を10年間協力している」「障害者施設と農業との連携への取り組みを始めている」といった報告や「有機農業の研究会を立ち上げたので、県サイドのアドバイスをいただきたい」との要望が出され、参加者と知事が活発に意見交換をしていました。

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最後に知事は、「野菜の栽培をしておられる方々が大変熱心にやっていただいていると聞いて感銘した。販売、販路拡大対策、鳥獣被害問題、あるいは談合坂の販売、直売所の拡大の問題、その他諸々あるけれども、今日の話を参考にさせていただき、できるだけ皆さんの期待に応えるように努力したい。これからも、遠慮なく県に相談していただきたい」などと感想を述べ終了しました。

県政ひざづめ談議結果概要(上野原市新鮮野菜生産者の会H22年8月25日)(PDF:335KB)

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