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ページID:25519更新日:2017年3月24日

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県政ひざづめ談議・忍野村

開催日時:平成21年6月15日(月曜日)午後4時30分~

開催場所:四季の杜おしの公園

テーマ:地域資源を活かした観光の振興

 

今回の「県政ひざづめ談議」は、ふるさと忍野案内人や富士忍野高原民宿村組合などの組合員14名の方々と「地域資源を活かした観光の振興」をテーマに意見交換を行いました。

対話に先立ち知事は、「忍野には、忍野八海をはじめ様々な観光スポットがある。特に忍野八海は、富士山を世界遺産にするうえで重要な拠点であるし、また、桂川や新名庄川の清流も大変素晴らしい。もっとそうした施設周辺を含め環境整備等を行っていけば、更に素晴らしいスポットになると思う」などと、魅力ある資源に磨きをかけていく必要があるとの考えを語りながら、「いろんな可能性のある村なので、皆さんと一緒に観光振興に努めていきたい」などと参加者に伝えていました。

対話が始まると参加者からは、「年間約80万人の観光客が訪れる忍野の観光資源は、雄大な富士山の眺望と忍野八海である」などと知事に伝えながら、「観光客の散策道にもなっている川沿いの道の整備や河川の清掃をしてほしい」とか、「忍野ばかりでなく、富士五湖全てに言えることだが、電線や雑木が富士山の眺望を邪魔している。何とかしてほしい」などといったことを要望していました。

これに対し知事は、「自然環境や景観を保全していくことは大切なこと」と述べたうえで、「電線の地中化を全県的に進めることで取り組んでいる。特に富士五湖地域を重点的にやっていく」などと答えていました。

また、別の参加者たちからは、「そば打ち体験や農業体験、桜並木のライトアップなど、村の観光情報を積極的に発信してほしい」とか、「最近の観光客は、もっと体験したいとか、感動したいという考えをもっている。歴史、文化、自然など、多くの地域資源を再認識したうえで、観光振興につながる活動をしていくことが重要」「自然環境を活かしながら、ここに住んでいる私たちが、住みたい村を作っていかないと、訪れる人も少なくなる」といった要望や意見などが出されました。

知事は、最近の体験型観光や着地型観光などの話題に触れながら、「皆さんが日常やっていることが、都会の人にとっては意外に大きな魅力だったりする。地域の新しい観光資源となるものを開発したり、見つけたりして、地域から発信していくことが大事になってきた」「旅行者が楽しいと思うことを地域の中でたくさん発掘して、案内してもらいたい」などと述べ、魅力ある地域は、地域の方々の連携、協力によって創られることを伝えていました。

さらに参加者たちからは、「忍野、山中湖、河口湖など、統一された観光地として売り出していくべき」「観光客のニーズも相当変わってきている。広域的な連携が取れるよう指導をお願いしたい」などといった広域観光の推進についての意見や「忍野に誘導する案内表示をしてほしい」「新たな地域資源となりうる湧水が、村内には30か所程度あるが、この湧水の調査をしてほしい」「西湖にあるいやしの里のような茅葺の家を忍野に造り活用すれば、人も集まってくるのではないか」といった要望等も出されました。

これに対し知事は、「観光PRとなると市町村単位だけでやっても意味がない。連携してやっていくことが大事」「新名庄川の保全整備をしていかないともったいない感じがする」「岡田紅陽の写真を見ても、茅葺の家が入った富士山なんかはスポットとして感じがいい。人気を博すと思う」などと応答していました。

最後に知事は、「皆さん方は本当に忍野村を愛しており、観光振興とか住みやすい地域づくりのために一生懸命に努力をしていることがよくわかった。皆さんが一致協力し、この意欲というものを一つの力として、大きな流れに結びつけていくことが大事」などと参加者に伝え終了しました。

県政ひざづめ談議結果概要(忍野村H21年6月15日)(PDF:766KB)

H21忍野村A

H21忍野村B

 

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