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更新日:2017年3月24日

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県政ひざづめ談議・やまなし匠の技

開催日時:平成21年7月22日(水曜日)午後4時~

開催場所:山梨県中小企業人材開発センター

テーマ:ものづくり技術・技能の伝承について

 

今回の「県政ひざづめ談議」は、やまなし匠の技・伝承塾の指導員である熟練技能者やその塾生の15名の方々と、「ものづくり技術・技能の伝承について」をテーマに意見交換を行いました。

対話に先立ち知事は、「日本はものづくりで生きてきた国。どこにおいても日本の製品は高い評価を受けており、それだけ日本は、技術・技能で世界に貢献している」などと述べる一方、ものづくり人材の育成を図るための技術・技能の伝承については、「コンピュータなどの普及によって、長年伝承されてきた技術が失われつつある。その技術を若い世代にどのように伝えていくのかが重要な課題」などと参加者に伝えていました。

対話が始まると参加者は、「ものづくりは、普通旋盤やフライス盤での加工技術が基本。最新鋭の機械を使うにも、基本技術は身につけておかないとならない」「この基本技術が、なぜ基本になっているのかを覚えていかないと応用は厳しい」などと、基本技術の習得が何よりも大切であることを知事に話していました。

知事は、普通旋盤やフライス盤などを使って加工した製品を手に取りながら、基本技術のことや加工手順や加工時間などについて熱心に参加者に聞いていましたが、特に、これらの製品が百分の一ミリ単位の誤差で精工に加工されているとの説明を受けると、非常に感心しきった様子でした。

また、別の参加者からは、「高校生は、理論や理屈はよく知っているが、実践が不足している。もっとものづくりを体験、経験させることが大切」「工業高校の先生にも実践指導を行い、レベルアップを図る必要がある」などといった教育現場の充実を求める意見や、「伝承塾ばかりでなく、いつでも技術を教えられる環境をつくっていけば、ものづくりに関心をもつ若者が増えてくるのではないか」といった意見が出されました。

これに関連して知事が、「工業高校にある機械設備が古いという話を聞くがどうか」などと、逆に教育現場の状況を参加者に尋ねると、「確かに古いものを使っている。最新の機械導入ということではなく、時代に合ったインフラ整備をすべきと思う」とか、「産業技術短期大学校には、基礎技術を教える良い汎用機が揃っている。工業高校にもそれらの機械があれば良いと思う」などといった意見が出されました。

また、参加した塾生からは、「高校の頃は旋盤の実習もあったが、あまり時間をかけていなかったと思う。匠の技伝承塾に参加して基礎的なところを学び、応用もできるようになった。工業高校でもこういう教育をすれば良いと思う」といった意見も出ていました。

さらに参加者からは、「産業技術短期大学校をよく見直し、徹底的に技術系人材の育成に力を注いでいったらどうか」「指導することはとても大変なこと。若者の育成と合わせ、指導する人も育てていくことが重要になってくる」とか、「基礎技術を専門に教えていく拠点をどこかに設けたらどうか」「人を育て、技術を伝えていくにも、ものづくりを行う設備などがないことが一番ネック。いつでも使える施設整備が必要」といった、技術系人材を育成していく場の確保などについての意見が出されました。

最後に知事は、「普段あまり知り得ないようなものづくりの話を聞かせていただいた。いかにして伝承技術を山梨に根付かしていくかが大事な課題。学校の設備のこと、指導者への実践指導など、様々な課題があるがよく検討していきたい」などと参加者に伝え終了しました。

県政ひざづめ談議結果概要(匠の技H21年7月22日)(PDF:66KB)

H21匠の技A

H21匠の技B

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