ページID:105947更新日:2022年9月14日
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知事の代理として、赤岡観光文化部長が、富士山、水、アクティビティなどの「自然資源」、笹子追分、信玄公祭りなどの「文化資源」、美食、日本酒などの「食」、グリーン・ゾーンプレミアム、P2G、リニアなどの「先進的な取組」等、山梨県の魅力を紹介しました。
ロサンゼルスにおいて日本酒などの米国普及を目的に、2010年設立された「SAKE SCHOOL OFAMERICA」の校長として日本酒ソムリエなどの資格認定プログラムを実施している上野俊男氏(農水省日本食普及親善大使、甲州市出身)が、山梨県の乾杯酒(日本酒スパークリング)、食中酒(日本酒、ワイン(赤・白))、ウイスキーの紹介と山梨県産酒の魅力を紹介しました。
米国内の富裕層を顧客に持つツアーオペレーターやトラベルアドバイザーに訪日旅行の企画提案や販売支援を行っているパウエル・セウェラ氏が、山梨県の観光資源を掘り下げて解説。具体的なモデルルートや宿泊施設を紹介したほか、参加者からの質疑にも対応しました。
4箇所のブースを開設し、山梨の多様な魅力をPR。1つ目は、山梨の自然・アクティビティをPRするため、動画の投影、テーマ別パンフレット(温泉・食・自然・アクティビティ)の配布を行いました。2つ目は、山梨の地場産品として、大石紬、印章、鬼瓦、郡内織物(ネクタイ)を展示。スタッフが武田信玄を模した甲冑の衣装を着用し、参加者を出迎えました。
3つ目は、山梨の文化資源として、大月市笹子の追分人形の実物を笹子追分人形保存会より借用し、一体を展示。スタッフが人形のからくりや動きを紹介するとともに、動画にてPR。参加者の記念撮影にも応じました。4つ目は、富士山信仰の登山道などを紹介したVR機器2台を参加者に実際に体験していただきました。順番待ちの列ができるなど参加者は興味深く体験し、好評でした。
参加者は熱心にメモをとったり、プレゼンの画像を写真に収めるなど、大変関心をもっていただけました。
参加者に訪日旅行に関するアンケートを回答いただいたところ、顧客の大多数は訪日旅行に興味がある(90.6%)ものの、訪日旅行の本格的開始は2023年(66%)との回答が多くありました。旅行のきっかけになるトピックは自然、文化など幅広く回答があり、特に酒、ワイン、温泉、食に高い関心が示されました。
今後は、参加者や企業等をネットワーク化し、県の最新情報を随時届けるなど、コロナ禍収束を見据えた誘客につなげていきます。