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ページID:123148更新日:2025年10月30日

議長・副議長定例記者会見(令和7年10月10日)

詳細内容

令和7年10月10日(金曜日)午後4時から午後4時15分

県議会議事堂2階 議会運営委員会室

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所感(議長)

 9月定例会では、総額77億円を超える一般会計補正予算や、「県税条例」の改正案などの議案について審議・議決しました。

 補正予算では、賃上げ環境の整備に向けた生産性の向上支援や保険適用外となる、特定不妊治療等に係る医療費への助成施策などが提案され、議員による多くの質疑が行われました。

 これらの施策に加え、県政の諸課題についても議論が交わされるなど、全体として活発な審議が展開されました。

 県議会といたしましては、引き続き、様々な政策課題について自由闊達な議論を交わし、二元代表制の一翼を担う議会としての役割をしっかりと果たして参りたいと考えております。

発表事項

 はじめに、大学生との意見交換会についてであります。

 若者の政治参加を促進するため、県議会議員と若者が直接交流する場として、来たる10月24日、山梨県立大学飯田キャンパスにおいて、大学生との意見交換会を開催することといたしました。

 ここの意見交換会では、議員が若者の声を直接聞くことで、若い世代の政治への関心を高め積極的な参加を促すとともに、若者の意見を政治に反映させることを目的としております。

 参加者は、山梨県立大学の学生20名程度を予定しており、県議会からは、正副議長、議会運営委員会及び常任委員会の正副委員長が出席いたします。

 意見交換は、車座による座談会形式で行い、若者による政治参加に関する議論を深めるとともに、県政の主要課題について、若い世代の率直な意見を伺いながら実りある議論を行ってまいります。

 次に、「社会資本整備推進山梨県議会議員連盟臨時総会、決起集会の開催」についてです。

 本日、敷島総合文化会館において、多くの御来賓の御臨席を賜り、市町村議会議員の皆様とともに、県民生活の安全・安心を支える社会資本整備の重要性について認識を共有し、十分な予算の確保に向けて一致団結して取り組む決意を表明いたしました。

 特に、県議会と市町村議会が連携して国への要望活動を行うことは、これまでに例を見ない画期的な取り組みであり、地方議会が一体となって地域の課題解決に向けて行動する意義は極めて大きいものと考えております。

 今後は、「県民生活の安全・安心と地域の持続的発展を支える社会資本整備に必要かつ十分な予算の確保」について、「オールやまなし」の体制で国への要望活動を実施する予定です。

質疑事項

(記者)

 大学生との意見交換ですが、高校生議会等これまでやられているのは承知しておりますが、大学生との意見交換会の開催というのは、過去にはありましたでしょうか。

(議長)

 こういう形では初めてとなります。例えば、各常任委員会が、調査の一環として、大学生と意見交換を行ったという例は過去にあると思いますが、正副議長や議会運営員会及び常任委員会の正副委員長が出席する形でやるのは初めてです。

(記者)

 改めて各議員が、大学生や若い世代の意見を聞くことの意義、またその必要性について、議長としてはどのように考えておられるでしょうか。

(事務局)

 若者の政治離れや、政治参加の意欲が低下しているなどと報道されております。そのような中で、政治というものがどういったものであるのか、或いは政治家がどのような活動を常日頃行っているのか、またどのような思想信条を持って行動しているのか、そういったことがなかなか特に若い世代には知られていないと指摘されてきました。そこで、こういった機会を通じて、少しでも若者の政治参加を促すような取り組みをしていきたいと思っています。

また一方で、先の参議院議員選挙においては、若者の投票率が非常に全国的に伸びたということもありますので、そういった要因といいますか、どういうふうに感じておられるのかも聞いてみたいと思います。

このタイミングでやりたいと思い、企画をしたところであります。

(記者)

 現状の県政の主要課題についてということですが、何か議長の方からこれをテーマにしたいといったもう少し具体的なものがありますでしょうか。

(議長)

 若者の政治参加の中で身近な問題として、例えば本県の有名な農業政策や、観光、まちづくり、或いはやはり大学生ですから教育問題などです。常任委員会が4つありますので、それぞれテーマを決めて、まだ私案ですが、それぞれの重要課題をちょっと振って、各常任委員会の正副委員長たちに活躍していただきたいなと思っています。

(記者)

 大学生との意見交換会の件ですが、これに参加される学生は、どういう人が参加されるのでしょうか。例えば希望制なのでしょうか。

(議長)

 県立大学にお願いをして、20名程度の学生が参加していただけるということです。窓口になる先生に、まちづくりや地域振興を研究している学生や、政治に対する意欲の強い学生たちに、希望制で参加していただけるようにお願いをしています。

 なかなか先生を通じてのお声がけなので、声がかからない方もいらっしゃると思います。もちろん嫌々ながら連れてくることはないと思いますので、そういう意味では希望制だと思います。

(記者)

 今日の午前中、社会資本整備の議員連盟の臨時総会へ行かせていただきましたが、これからの活動はどんなふうになりますか。

(議長)

 これからの活動については、今日要望についての決議をいたしましたので、然るべき時に適宜適切に、予算確保について国に対する要望活動を本格的に行っていきたいと思います。 

(記者)

 予算編成時期に、上京して、各省庁を回るということでしょうか。

(議長)

 そうですね、この社会資本整備議連は今年度からできまして、春の要望活動としては、総額確保に向けての要望活動を行って参りました。秋は、本県への要望及び予算確保の要望を行う形になります。

(記者)

春の今おっしゃった総額というのは、山梨県だけじゃなく国全体ですか。

(議長)

 公共工事は社会資本整備という大枠の確保に向けて、本県も汗をかいたということです。

(記者)

 今日の知事のご挨拶にもありましたが、今日からの活動でも、まずは総額確保だと言ってましたが、それはこれから山梨県のまず総額を確保し、その後、市町村の声を聞いて配分していくということをおっしゃったわけですね。

(議長)

 そうですね。ご要望と、優先順位を明確に定めて、適切に予算づけがなされる。知事もおっしゃったように、それもこれもやはり国の予算のうちの本県の分の予算確保が大前提です。

(記者)

 この会見が入る直前に、ビッグニュースが1つ飛び込んできて、自公連立が解消されると発表があったようなんですけれども、ちょうどお二人は、自民党、公明党なので、感想というか、お一方ずつ今どんなふうに受けとめていらっしゃるかと、おっしゃれる範囲で一言ずつお願いできますか。

(議長)

 詳細を承知しておりませんので、この場で議長の立場としてはコメントは控えさせていただきたい、ということにまだ尽きる段階です。私も知ったのはつい先ほどです。

(副議長)

 副議長という立場なので、ここについては、今、議長の言われているとおりです。個別にお聞きいただければ、知っている範囲ではお答えができるかと思います。

(記者) 

 議長、副議長の関係に、変化があるというか、変わることはないということですよね。

(議長)

 私たちはご承知のとおり、議員の36人中34人の推挙をもって、私も副議長も選任されておりますので、その立場は揺らぐことはないと思うし、変わることはないです。

(記者) 

 佐野議員は、公明党の県の代表でもありますから、一議員として、この県政の立場としては、この自公の関係が、中央で変わったことを受けて、県政の影響はどうですか。

(副議長)

 私はないです。公明党としてあるかというお問いかけだと思うんですけれども、昨日の県代表協議会でも、例えば推薦をするとかしないとか、それは個々、地方によって判断をしていくということです。国政のお話と、地方議会については私一人しか公明党議員いませんが、例えば、私含めて36人の議員で、共産党さん除いて、自由民主党の皆さん方とやってきた経緯というのもありますし、ここに対してはしっかり我々も推薦するなり、それから個々のものについては応援をしていくなりは、いささかも変わらないつもりではいます。これもまた、支持者の方々との打ち合わせの上でにはなりますけれども、県本部としてはそういうスタンスです。

(記者) 

 個々にとおっしゃられますが、国政レベルの選挙ですと、先日は、森屋さんは、残念な結果ではありましたが、自公協力のもとで、戦ったわけですが、なかなかそういうことは難しくなりますよね。

(副議長)

 先ほどのお話に戻りますけれども、本日は議長副議長として県政の上での記者会見ですので、県議との関係はどうなのかということはお答えして、国政については、ここで語るべきものではないので、個々にお問い合わせいただければお答えをします。

 

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