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ページID：62879更新日：2014年10月14日

議長記者会見(平成26年10月6日）

詳細内容

実施を予定しておりました議長記者会見は、台風18号の本県への接近により、9月定例会を終えての議長所感を発表することに変更いたしました。

所感

（議長）

去る9月18日に開会した9月定例会は、10月3日に閉会しました。

今定例会におきましては、本年2月の豪雪災害の教訓を踏まえた防災体制の強化等総額21億円余の一般会計補正予算案などの審議と併せ、防災体制の再構築、人口減少対策、世界遺産富士山の保全・安全対策、リニア中央新幹線の開業に向けた取り組みなどの課題につきましても、活発な議論が交わされました。

会期中の9月26日には全員協議会を開催して、8月に知事に対して行った「防災対策に関する政策提言」を踏まえ、執行部において取り組みを進めてきた防災対策の見直しの概要について、知事から説明を受けるとともに、閉会日の本会議においては、知事から地域防災計画の見直しについて発言がありました。

議会の提言を十分に尊重していただき、知事の真摯な対応に感謝を申し上げるとともに、今後とも県民の安全・安心を確保する着実な防災対策が行われるよう期待するものであります。

また、閉会日には、富士山保全対策についても知事から発言があり、富士山保全促進山梨県議会議員連盟として9月に知事に提出した意見書を踏まえ、富士山の保全に係る基本条例の制定を検討されるなど、富士山の現状の保全に万全を期していくことが確認できたものと考えております。

先月、御嶽山の突然の噴火により、本県関係者を含むかけがえのない人命が失われ、火山災害としては戦後最悪となる多くの方が犠牲になられました。ここに謹んで哀悼の意を表する次第であります。富士山につきましても、特に、夏の登山シーズン中に突発的に発生した場合を想定した対策も重要であり、国、近隣県などとの調整を行いながら、しっかりとした取り組みが必要であると考えています。