トップ > 県議会 > 議長の部屋 > 議長記者会見 > 議長記者会見(平成30年12月19日)

ページID:88592更新日:2019年1月24日

ここから本文です。

議長記者会見(平成30年12月19日)

詳細内容

平成30年12月19日(水曜日)午前11時~午前11時15分

県議会議事堂2階 議会運営委員会室

1219

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

所感

(議長)

今定例会においては、文化芸術の振興等に関する基本理念等を定めた「山梨県文化芸術基本条例」の制定のほか、総額28億3千2百万円余の一般会計補正予算案、指定管理者の指定の件など、幅広い分野にわたって活発な議論が交わされました。

私も、議長就任後、2度目の議会を滞りなく終えることができ、一安心しているところであります。

安本副議長は、9月議会閉会日の御就任ですので、こうして二人揃って記者会見を行うのは、今回が初めてとなります。

さて、就任以来進めてきた議会改革については、フェイスブックを利用して、議長としての私の活動や議員各位の議会活動について積極的に情報発信するとともに、県産木材利用促進条例案の検討など、議会の政策立案の取り組みを積極的に進めているほか、議会事務局機能の強化のための人事交流の実施など、少しずつですが、着実に改革の取り組みが進んでいるところであります。

これらの取り組みにより、より開かれた議会を実現するとともに、二元代表制の一翼を担う立場として、知事及び執行機関に対し、常に是々非々の姿勢をもってチェック機能を十分に果たし得るよう、議会改革の歩みを着実に進めてまいります。

今後も、様々な御意見をお持ちの議員各位が活発な議論ができるよう、中立公正、公平をモットーとし、自由闊達な議論を交わし、議会の役割をしっかりと果たしてまいりたいと考えております。

12月定例会を終えての所感は以上のとおりであります。

発表事項

(議長)

続いて、発表事項についてです。

始めに、共生社会の実現を目指す決議についてであります。

本件については、本年10月、私が議会運営委員会の県外調査で福岡県のサンアクアTOTOを訪れた際に、障害者の皆さんが生き生きと、それぞれの障害の特性に応じた生き方、活躍をされている姿に感銘を受けたことがきっかけであります。

御承知のように、国の機関や本県を初めとする多くの自治体において、障害者雇用等の算定が不適切な方法で行われていることが判明しましたが、障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会を実現していくことが必要です。

このため、行政、議会等が連携し、あらゆる機会を活用して、様々な啓発等の取り組みを展開していくことが必要と考え、決議を行ったところであります。

次に、新年互礼会の開催と実施内容の見直しについてであります。

本県においては、新春恒例となっております新年互礼会を県議会主催で行ってきたところですが、議会改革の一環として、簡素化に向けた見直しを行うことといたしました。

日時については、例年どおり、仕事始めの翌日の1月7日に行うこととしますが、会場や招待者の見直しを行うとともに、飲食については、弁当とソフトドリンクのみとし、アルコール類の提供を行わないことなどにより、経費を縮減して実施する予定であります。

最後に、全国都道府県議会議長会との人事交流についてであります。

私は、議長選挙の際、議会事務局機能の強化に向けて、人事交流を含めて取り組みを進めていくという旨を所信として申し上げました。

これについて、検討を進めたところ、この度、議会運営及び法制事務等に優れた知見を有する全国都道府県議会議長会との間において、来年度に相互に人事交流を行うことで協議が整ったところであります。

人事交流の詳細については、配付資料のとおりであります。

発表事項については、以上です。

質疑事項

(記者)

全国都道府県議会議長会との人事交流についてです。派遣職員は公募を経て決定されるということですが、議会事務局の職員を対象に公募するという理解でよろしいでしょうか。

(局長)

4月の定期人事異動に際して、全職員を対象に公募しているところです。

(記者)

定期人事異動の際に、派遣職員が発表されるのでしょうか。

(局長)

そのとおりです。

(記者)

全国都道府県議会議長会からも1人本県に来るのでしょうか。

(局長)

そのとおりです。

(記者)

これは初めての取り組みでしょうか。

(局長)

本県としては初めてです。

(記者)

新年互礼会の見直しについてですが、簡素化の必要性について、伺いたい。

(議長)

他都道府県の状況を調べましたが、実施しているのは4県でした。また、参加者を対象としたアンケート調査を実施したところ、開催を否定する意見は少なく、簡素化した方が良いという意見が多かったので、簡素化して実施することとしました。

(記者)

これまでアルコールを出していたことについて、議長自身はどう認識していますか。

(議長)

時代に合った開催方法で行う必要がありますので、今回、アルコール類の提供は行わないこととしました。

(記者)

年明けの知事選に関してですが、議長が昨日、後藤県政を評価する場面があったのですが、議長のスタンスとしてはどのようにお考えですか。

(議長)

昨日の私の発言は、知事の実績として評価すべきところは評価した方が良いということで、申し上げたものです。

議長としては、知事選には中立公平な立場であります。

(記者)

議長は今、自民党の県連所属ですけれど、その中でも中立公平でということでしょうか。

(議長)

自民党員としての方向性はありますが、議会の議長としてはいろいろな会派がありますから、中立的な立場でなければなりません。

(局長)

以上をもちまして、議長の定例記者会見を終了させていただきます。

(以上)

このページに関するお問い合わせ先

山梨県県議会事務局 
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1812   ファクス番号:055(223)1817

このページを見た人はこんなページも見ています

県の取り組み

pagetop