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ページID:85403更新日:2018年5月18日

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議長記者会見(平成30年3月23日)

詳細内容

平成30年3月23日(金曜日)午後4時15分~午後4時35分

県議会議事堂2階 議会運営委員会室

会見

 

所感

(議長)

今定例会においては、後藤知事就任から3年が経過し、新年度を迎えるにあたり、人口減少対策の一層の推進や東京オリンピック・パラリンピック大会の開催を見据えた、観光、農業、地場産業などを地域の活性化につなげていく施策、さらには、産業を担う人材の育成や起業への支援、新技術の導入など本県の未来を切り開く施策などに総額4,555億円余の一般会計当初予算案が提出されました。

これらを踏まえ、幅広い分野にわたり活発な議論を交わし、新年度予算が議決成立したところであります。

執行部には、予算に基づく各種事業を効果的に推し進めてもらいたいと考えていますし、議会としても、より良い山梨の未来が実現できるよう、後藤知事の進める重要施策に関し、自由闊達な議論を交わし、一定の距離感を保ちつつ、質の高い意思疎通が図れるよう役割をしっかりと果たして参りたいと考えております。

ところで、就任の際に述べた議会改革などについては、できるところから検討を進めるなど、着手を始めています。

すでに、本会期に実施した常任委員会の分散開催については、議会改革検討協議会において、今後も継続することが決定され、また、先ほど第1回情報端末導入検討委員会が開催され、情報端末導入について検討を進めていくことといたしました。

今後、新たに、高校生の(模擬)議会の開催や事務局職員の政策法務能力の向上を図るための研修会の開催、事務局体制の強化なども予定しているところであります。

こうした取り組みを通じて、議会全体の活性化とともに県政発展と県民福祉の充実につなげていくことができればと考えています。

なお、報告事項の資料にありますとおり、信玄公祭りにおいて開催する「県議会おもてなしサロン」のオープニングセレモニーの中で、富士急行株式会社の菊池彩花選手と押切美沙紀選手のお二人に議長賞表彰を贈ることを考えています。

質疑事項

(記者)

高校生議会についてですが、知事と議長も出席するのでしょうか。

(議長)

その予定です。高校生が議場にいて、知事や部長が答える形で行いたいと考えています。

(記者)

今回検討している形式でやるのは初めてでしょうか。

(議長)

初めてです。勉強会をしてから模擬議会の体験となるが、そのあとに参加者が学校に帰ってほかの生徒にも教えるようにできたらと考えています。このような形式でやっているところは多くないと思います。

(記者)

県内市町村の子供議会で、同じようなことを行っているところはないのでしょうか。

(議長)

違う形式であればありますが、今回考えている形式では行っていないと思います。

(記者)

どのようなところに違いがあるのでしょうか。

(議長)

18歳で選挙権を得ることになったが、18歳、19歳の若い方々の投票率は低い状況。これは何の認識もない中でいきなり選挙が行われてしまうからであり、選挙とはどういうもので、議員がどのような仕事をしているのかといった基礎知識を学ぶことによって、政党や会派に偏らない公平な目で選挙に参加できる意識を作っていくことができると考えています。

(記者)

議長賞は初めての取り組みなのでしょうか。

(議長)

議長賞の制度そのものは既存のものですが、「県議会おもてなしサロン」で表彰を行うのは初めてになります。

(記者)

表彰の理由は、山梨県のイメージアップにつながったなどでしょうか。

(議長)

出身地は異なりますが、第2の故郷として山梨県をしょっていただいてオリンピックに出場しているからです。

 

(議長)

情報端末については、パソコンに詳しくない人でも分かるようなものを考えていけば、より良いものができると思います。

新しい活動に取り組んでいるところなので、フィードバックやチェックを行いながら進めていきたい。これまではやったらやりっぱなしの部分があったが、これからは状況を確認しながら行っていきたい。そのようにしていかないと、有権者の満足は得られないと考えています。

 

(以上)

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